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「アルバイト先の部長から教わった3つのこと」という話。

こんばんは!

株式会社グッド・クルーの植田です!

note10回目の投稿です☆


今日は大学の友人が結婚式で大阪から東京にきており、一緒にランチをしてきました!大学は京都ということで友達と会う機会はほとんどないので、昔話や三十路前の話で盛り上がりました~笑

大学時代は色々と思い出はありますが、その中でもいまの僕を作っている原体験は「アルバイトの経験」です。アルバイトの時に出会った部長からはたくさんのことを学ぶことが出来ました。

そんな部長から教わった話を3つ書きたいと思います。


アルバイト先の紹介

私のアルバイト先は京都の先斗町(ぽんとちょう)という風情のある京都の通りにある【もつ鍋 亀八別館】というお店です。

味の美味しさ、接客の高さは保証出来ます!

本店は京都ですが、浅草にもお店があるので是非↓

※まるごとにっぽん閉館のため、亀八浅草店は11月に閉店いたします。

こういったお店を運営しているのが【有限会社起福】という会社です!

この会社でアルバイトが出来ていなければ、間違いなくいまの会社に私はいません!それぐらいこのアルバイトの経験が私にとって大きな経験です。


「伝わったことだけが伝えたこと」

私が大学4回生の時にお店の改善という名目で部長がお店にヘルプという形でやってくることになりました。そこで初めて一緒に仕事をすることになったのですが、それはもうめちゃめちゃ厳しかったです。笑

料理の盛り付け、準備の仕方、オーダーの取り方、バックヤードの整理整頓、トイレの掃除の仕方等々、それはもうたくさん教わりました。

その中でも一番思い出に残っているが、後輩指導を私がしていた時に言われた、

「伝わったことだけが伝えたこと」

という言葉です。

私が部長に対して「後輩の○○にこう伝えてもなかなか変わらないんですよ」「○○が言うこと聞いてくれなくて」というようなことを言った時に、「伝わったことだけが伝えたことだよ」ということを言われました。

その言葉で「ハッ」としました。

後輩のことにばかり目を向けていましたが、部長は「君はちゃんと相手に伝えられているのか?君の伝え方に問題は無いのか?」ということを私に自問自答させたんです。自分を振り返ると、「高圧的な言い方」「抽象的な表現」になっていたことに気が付くことが出来ました。

後輩指導だけではなく、物事を相手に伝える時には、「伝わったことだけが伝えたことになる」ということを学ぶことが出来た経験です。


「イメージ出来ているか?」

アルバイトのことだけではなく、社会に出る時の成功則のような話もたくさんしてくれました。その中で印象的に覚えているものがあります。

それは「イメージ出来ているか?」という言葉です。

例えば「目玉焼きを作って」と言われたら、みなさんストレスなく、緊張感なく作ることが出来ると思います。(出来ない人ももちろんいると思いますが。笑)

それが、「ビーフストロガノフを作って」と言われたら、大体の人が冷や汗をかいてしまうのではないかと思います。(冷や汗をかかずに作れる人もいると思いますが。笑)

これの違いは、自分の中でイメージが出来ているかどうか、が影響しているということです。つまり、イメージが出来ているものは何をすればいいのか、工程がわかっているのであせる必要はないが、イメージ出来ていないものは、どのタイミングで何を入れればいいのかわからないから、緊張感が必要になりますよね。

メンバーから「業務の○○が課題です」みたいなことを言われると、結果にばかり捉われるのではなく「過程をイメージ出来ている?」と質問すると、「いや、この時はどうすればいいかわかりません」みたいな返答があります。その時は「まずは何も見ずに、誰にも聞かずに、自分1人で完結できるイメージを構築しよう」というと、意外にあっさりその課題を克服することがありました。

結果を出している人、例えばプロスポーツ選手はこういった「イメージ」がしっかり出来ている人が多いそうです。


「ビジョンから逆算するとどちらが良いの?」

アルバイト時代から私にとって部長の存在はメンター的な存在になり、たくさんの相談をしてきました。それは社会人になっても同じでした。

私が大阪オフィスの立ち上げに携わることになった時、その道に進むのかどうか迷っていました。なぜなら、3年目で初めて部下をもつことになり、4年目はその部下が2年目を迎えるタイミングでもあったので、部下の成長をもっと近くでみたいという想いがあったからです。

そんな時、そのことを部長に直接相談しに行きました。

私の話を黙っていた部長が言ったのは、

「君のビジョンから逆算するとどちらの選択が良いの?」

という言葉です。

その言葉を聞いた瞬間、その場で答えが出ました。

もう本当にその場で「大阪オフィス」という選択が決まりました。

部長からは、

「目の前の選択で考えても答えはきっと出ない。どちらも間違いなくプラスだから。だったら、未来から逆算したらいい。自分の将来のビジョンから逆算してどちらの経験がよりプラスになると思うか考えてみたら?」

ということを言われました。今でもはっきり覚えています。


まとめ

この前、こういった記事も書きましたが、やはり言葉は大切だなと。

但し、それでも一番大切だなと思うは、結局、

「誰が言っているか」

ということです。

こんなことを言っている部長の働く姿が言っている内容と全く違ったら、きっと頭に入ってこないと思います。一緒に働く姿が言葉を体現していたからこそ、その言葉がすっと入ってきました。

「有言実行」を私も大切にしていきます。



では、また!!

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