キラキラ感とワクワク感
今週は月曜日から、DariKの吉野さんと、ルクロの黒岩さんをお迎えして、"食の力の生かし方"という、濃いセッションでスタートしました。
その際も話していましたが、テレビカメラでも入ってないのがおかしいくらいの顔合わせで、そんなお二人にコーディネート役で絡ませて頂く、楽しいひとときでした。
とは言え逆に、吉野ファン、黒岩ファンがおられるので、吉野ファンには黒岩さんの素晴らしさを、黒岩ファンには吉野さんの素晴らしさを伝えられる様に意識しましたが、それぞれが素晴らしく、話題が有りすぎるので、二時間があっという間で、どこまで、皆さんの聞きたい事を引き出せたでしょうか?
食の力を生かして黒岩さんは、障がい者福祉に展開されていますが、新たに、放課後デイサービスに乗り出され、吉野さんは、カカオでインドネシアの農家の人々の自立を進めておられますが、その成功を見た方からの依頼で、フィリピンでも新たな展開を進めておられます。
こんな所では話できない様な実際は、苦労、課題が沢山あると思うのですが、当の本人達は、使命に突き進んでいるので、キラキラとされているのだと思います。
翌朝からは、京都での朝食会を中座して東京での代理店会に向かい、その日はその仕入先さんとの懇親会まで出て一泊し、翌日の行程は失礼して名古屋へ移動して、全国紙管工業組合さんの研修会で講演させて頂き、その後の懇親会は失礼して、担当している京都経済同友会の例会に滑り込んで出席と、途中退席、遅刻で皆さんにご理解頂きながら、全てこなす事ができました。
全国紙管工業組合さんでの講演は、年に一回全国から集まられる研修会という場で、この日も166名の方が参加されてのものでしたが、大変活気のある会で、皆さんが真剣に聴いて頂いていて、気持ちよく話させて頂きました。
吉野さんや黒岩さんの様なキラキラ感はとても無いですし、どこまで皆さんに伝えられるか心配でしたが、翌日、事務局の方からお電話で、ワクワクして聴いてました!という感想の他、過分なご評価を頂戴し、少し安心しました。
ちなみに講演の内容は、働き方変革、オフィス、ワークプレイスの考え方の変遷や、今後についてで、よくご心配も頂くのですが、しっかりと仕事しております(笑)
出張から戻ってからの来客やミーティングも、うちの会社を目がけてきてもらったり、連携していく様な話ばかりで、本当に有難いですが、この感覚を何とか、社内に落とし込んで、スタッフにも体感してもらいたいと思います。
所謂ソーシャルビジネスというものを行っている人達や、うちの会社に共感して来て頂く方との話では、どうして、この様なキラキラ感、ワクワク感があるのだろうと考えると、共通するのは、そこには、批判や他責の姿勢が無いという事です。
一般のビジネスでは、常に競合と争っていて、レベルの低い人では、悪口でも言って相手を落とし込めて自分が勝ち取ろうとしたり、売り買いの場面でも、自社が儲けたい為に、相手にばかり負担を求める事を考えていて、とてもキラキラ、ワクワクとした話にはなりません。
東芝問題が漸くほとぼりが冷めて来たと思えば、今度は神戸製鋼、日産、商工中金などの不祥事が立て続けに出て来ていますが、これらは明らかに名前の上がった企業だけの特殊な問題ではありません。
相手を批判して競争に勝ったり、力にモノ言わして自社のだけの都合を通す様な会社は、構造的には同じで、問題発生していない、というより分かっていないだけか、明るみに出てないだけか、ギリギリの所が多い様に思います。
明日は衆議院選挙ですが、政治を見ていても、全くキラキラ感、ワクワク感がなく、いつもどっちもどっちという情けない思いになってしまうのは、常に相手批判ばかりだからだと思います。
ソーシャルマインドを持っている人は、キラキラ見えますし、そういう人の話はワクワクするものです。
全くワクワク感が沸かない政治家への投票、悩みますが、だからと言って棄権はせずに、意志は表していきましょう。
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