大人達の醜態

今週、衆議院が解散しました。

あまりにも短期間でことが運び、信を問う理由が後付けされた感じで、相手の準備が整わぬ内に、という意図であった様にしか思えません。

ところが、民進党が解党してまで、作られたばかりの希望の党に合流することとなり、結果的には、小池さんをより中心人物に押し立ててしまった事は計算外だったでしょう。

火中の栗を拾う形で、沈みゆく野党第一党の代表になった前原さんは、個人の想いを抑えて、自らへの批判は覚悟の上で、身を投じた決断をされたとは思います。

しかしそれも、主眼が安倍政権を止める事に向けられてのもので、国民感覚とはやはりズレがある様に思います。

又そんな中で、自分の保身ばかりで、右往左往する”先生”方、相手を責めて落とし込む事しかない大人の醜態を見ると情けない限りですし、まず、こういう悪い大人の例の様な”先生”方を、バッサリ落とせる選挙制度にする事から始められないかと思います。

政治の世界に限らず、ビジネスの世界や一般の世界でも、こんな大人の醜態を晒してないか?我が振りを見直したいと思います。

一般感覚からするとおかしな政治家の論理ですが、ビジネスの世界でも同様に、今までの枠組みでの勝ち組が、業界の常識として押し通していたり、相手の批判をして商売をしていたり、力に媚びへつらい、すり寄っていく格好悪い大人達が多い様に思います。

今の若者達がやる気がない様に言ったり、教育を問題視したりしがちですが、こんな大人達の醜態を見せていては、やる気も希望も持てなくなるのではないでしょうか?

今の若者が憧れて目指す様なロールモデルが無いのかもしれませんが、ビジネスではシェアエコノミーという概念が既存の価値観を一気に崩していってます。

政治でも、国際情勢でも、子供の喧嘩の様なレベルで、自分だけのことを考えて、相手を責めて落とす思考ではなく、シェアの概念で展開する様な勢力が生まれてこないものかと思いますが、そういう意味でも、ビジネスの領域や一般感覚から、シェア、信頼、繋がり、共創という感覚を、もっともっと繋げていきたいと思います。







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