自作詩 ターン・イントゥ・レイン

壊された夢の欠片が

きれいな雨となって

誰かの悲しみを

洗い流していく


この出会いが正しいなら

何故別れを選ぶの

また僕は雨へと

何を望んでる


過ぎた日の灯火

けして消えぬ明かり

忘れたくないのに

息を吹きかけてた


雨に変わる夢がいつか

僕の元へ降り注ぐ

きれいだと手を広げ

何かを確かめた


風音が僕に知らせる

何かが終わる刹那

いつもと違う味の

涙がこぼれた


何を信じていけば

とどかない明かりへ

滞ることなく

思い届けられる


夢を含み色づく雨に

僕は傘を閉じた

なくしたもの集める

まるで子供のように


雨に変わる夢がいつか

僕の元へ降り注ぐ

きれいだと手を広げ

何かを確かめた

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