自作詩 歪み

聞こえない言葉に

胸を痛めて

踏まれたままの

芝生にならないで


痛みのない言葉は

誰にも響かない

だからってそんなに

尖らせないで


何かに縛られてる日々に

その何かを知りながら

目を瞑る

自由を忘れた子供たち

それを見て僕らは何を思う


もう動けない足を

着飾らないで

カメラの外側

血が滲んでるから


スクリーンのなか踊る

無機質な文字たち

もう見なくていい

もう嫌なんだ


建前ばかりのパーティ

誰もが笑顔の下

泣いてるんだ

声を殺した子供たち

それを見て僕らは何を思う


誰もが気づいてる

この歪みの悪魔

それに目を瞑る

弾かれたくないもんな


何かに縛られてる日々に

その何かを知りながら

目を瞑る

自由を忘れた子供たち

それを見て僕らは何を思う

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