「イクメン」って言葉、嫌いなんだよね

こんにちは、うえだです^^


突然ですが皆さん、「イクメン」という言葉についてどう思いますか?


私はぶっちゃけ、子育てしてますアピールにしか聞こえなくて嫌いです。親なんだから当たり前だろ、何言ってんだコイツって思う。

これはあくまで個人的な考えですが、実際に2人の娘を持つ父親である私の印象としては、

「わざわざ育児アピールしなくてよろしい」

というのが正直な感想。


いや、分かりますよ?朝から夜まで一生懸命仕事して、さらに帰宅後・休日には子育てや家事まで頑張って、俺エラくない?すごくない?マジイクメンじゃない?誉めて誉めて!って思う気持ち。超分かる。実際頑張ってると思うよ。


だけどね。


ママも同じくらい、いやそれ以上に頑張ってんのよ。


子育てってね、本当に大変なんですよ。これはやってみないと分からないと思うけど、ママ無しで1日中子供の相手と同時並行で家事までこなしてごらんなさいよ。絶対「仕事してた方が楽」って思うはずだから。


子育て=苦行だと言っているんじゃないんです。子供は可愛いし、子育ては楽しさや幸せを感じることの方が多い。


そうじゃなくて、1日のスケジュールが何一つ自分の思い通りにいかないことに、凄まじいストレスを感じるんだと言っているんです。例えば、

・自分の食事は子供に食べさせた後。なんなら食べ残しを食べて終わり
・ちょっとでも離れると泣くから、トイレにも落ち着いて入っていられない
・洗い物や掃除、洗濯、何かしらの作業をしていても、子供の機嫌次第で中断せざるを得ず、全てが中途半端になる
・遊んでほしくてめちゃくちゃ絡んでくる。終わりはない。

何もかもが子供次第。何一つとして自分の思ったようにはならない。


一方、仕事はある程度自分でコントロールが効きますし、定時という終わりがあります。職種にもよるでしょうけど、仕事が中断されるような不測の事態って、そんな頻繁には起こらないですよね。


普通の会社ならお昼の休憩時間もちゃんと取れるでしょうし、自分の食事に集中できるでしょう。トイレだって自分のタイミングで行けて、落ち着いて用を足せるはずです。


これだけでもう、仕事の方がぜんぜん楽だって思える。私は毎日そう思ってる。だから、仕事が終わったら全力直帰して、ママを子供から解放する。まさか、リアルで「あとは任せろ!」って言う日が来るとは思わなかったw


私としては、家事・育児をこなす男性はイクメンではなく、普通の父親だと思っています。やって当たり前のことをしているだけなのに、わざわざイクメンという言葉まで作ってもてはやすのは違うと思う。毎日家事・育児を頑張るママを、イクウーマンとは呼ばないでしょ?


まとめ


今回は、イクメンという言葉に対しての個人的な考えをお話しました。さらっとまとめると、

育児⇒自分の子供なんだから当たり前
炊事⇒料理ができるならやろう。できないならならせめて皿を洗え
洗濯⇒自分の洗濯物くらい自分で洗え
掃除⇒自分の家だぞ、自分も掃除しろ


こんな感じですかね。これくらいのことは普通にやるのが父親であって、イクメンなんて言葉で特別扱いするもんではないと思いますね。


仕事から帰ってきた後や休日に、家のことを何もしない、子供の相手もしないような人は、ちょっと自分を見直さないと、後々後悔することになると思いますよ。


そうでなければ、仮に会社が倒産したり、リストラされたりして仕事を失ったときに、家族は助けてくれるでしょうか?


自分が大変なときに助けてくれなかった夫を、妻は支えてくれるでしょうか?


大切なのは、家族への思いやりの心だと思いますよ。それさえあれば、自然と身体は動くもんです。


ではまた。

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