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1980年頃のコンピュータ修理〜暗黙知〜

まだ汎用PCもWindowsも無かった時代、コンピューターメーカーのオリジナルOS(オペレーティングシステム)で稼働していた頃のことです。8ビットマシンなどのハードウェア修理は、回路図とオシロスコープを使って原因を追究し、基板単位ではなく、基板上のICチップを交換して修理するマシンもありました。そのため、「はんだこて」「はんだ吸取器」「はんだ」は必須アイテムでした。何よりも、ICチップがきれいに並んでいる保管ケースは、本当に壮観でした。このような修理ができる技術者は、信号の流れを理解し、コンピュータの動きを知り尽くしているのだろうと感じたことを思い出します。(私は基板単位でしか修理できませんでしたが…)このような職人肌のスキル(暗黙知)を後世に残す取り組みを、生成AIを使って実現したいと考えています。

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