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【図読】『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』デビッド・J.・ティース (著)


▶「図読」とは何か(造語)

  • 「図読」とは、ビジネス書を読んだ後の読書メモを、A4 1枚の図で作成することで、のちに本の要点をざっと思い出したいとき、図で読むことができるように再整理したものです(個人の造語)

  • 読書メモを、文章でメモするのではなく図で再整理し直すことで、雑多な情報が構造化されて分かりやすくなるとともに、印象・記憶に残りやすくなります。

  • また、A4 1枚ですので、本を読んだ後、自分にとって重要で、印象に残った情報だけが厳選された形になります。

▶今回の図読本『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』デビッド・J.・ティース (著)

  • 『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』

  • デビッド・J.・ティース (著)

  • ダイヤモンド社

▶【図読】『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』

今回は『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』を図読しました。

『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』は、カリフォルニア大学バークレー校のデイヴィッド・J・ティース氏によって提唱された戦略経営論です。
一橋大学名誉教授の野中郁次郎氏も「ポーター理論を覆す世界最先端の経営戦略論。ダイナミック・ケイパビリティこそ日本企業が強みを発揮できる理論である。」と推薦していますが、率直に言うと、本書『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』は非常に読みにくいです…。

「ダイナミック・ケイパビリティ」とは、企業が環境変化に対応するため、感知→捕捉→変革の順に組織内外の能力を統合・構築・再構築する、組織・経営者の持つ企業の自己変革力(動的能力)のことをいいます。
感知→捕捉→変革とは、具体的に以下の能力を指します。

  1. 感知(センシング)
    学習、機会の感知・フィルタリング・形成・調整のための分析システム(および個人の能力)。

  2. 捕捉(シージング): 機会の捕捉に向けた企業の構造、手続き、デザイン、インセンティブ。

  3. 変革(トランスフォーミング): 特殊的な有形・無形資産の持続的整合性・再整合化。

3つの能力ごとに、それぞれ4つのプロセスがあります。

作成した『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』の図読(イメージ)は以下のとおりです。

『ダイナミック・ケイパビリティ戦略』の図読(イメージ)

以下に今回作成した図読を限定公開いたしますので、是非、書籍をご購入いただき、全て読んだ後に、この図を復習がてら眺めてみていただければ幸いです。

以上です。

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