【資格】技術士第一次試験(技術士補) 上下水道部門 独学 勉強法 おすすめ 参考書 まとめ
▶技術士第一次試験「上下水道部門」に合格しました!
■技術士とは
技術士(Professional Engineer)は、日本の科学技術における最高位の国家資格で、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価またはこれらに関する指導の業務を行う者を言います。
■技術士第一次試験の専門科目
技術士の技術部門のうち第一次試験を実施している部門は20部門あります。今回はこのうち「上下水道部門」の第一次試験(技術士補)に関する内容です。
■技術士第一次試験の合格率推移
技術士第一次試験の合格率推移は以下の表のとおりです。このうち「上下水道部門」については、過去9年間の平均合格率が44.9%と、20部門中14番目の合格率の高さ(難易度で言えば「難しめ」)となっています。
ただ一般的に40%以上の合格率の試験と言えば、しっかりと事前に勉強・対策をしさえすれば、一発合格は十分可能です。
■技術士第一次試験「上下水道部門」の合格証
私は、本記事で記載した方法による独学での勉強で、
17問正解/25問解答 = 正答率68% > 50%
で、無事に合格できました。
▶技術士第一次試験「上下水道部門」の勉強法・参考書
専門科目「上下水道部門」のおすすめの問題集・参考書と、それを使った勉強方法を記載いたします。
(1) 2020年度 技術士試験 上下水道部門 傾向と対策 ★★★★☆
①問題集・参考書の特徴
・もし問題集・参考書を1冊だけ選ぶのであれば、この1冊を選べば間違いありません。
・解説が比較的丁寧に書いてあり、分かりやすいです。
・個人的には問題と解答解説が近くに書いてある方が好みなのですが、この本は問題と解答解説が離れて記載されており、ページをまたいで行き来して見比べないといけないので少々手間がかかります。その意味で★4つです。
②勉強方法
・まず問題ごとに右端の余白に解答番号をメモします。これは問題と解答解説が離れているためページをまたいで行き来しなければならない手間を少しでも効率化するためです。
・問題集1周目。問題を解き、○△Xのマークをつけます。
○:自信を持って解けたし、二度と間違えることはない。
△:何とか解けたが、もう1回やると間違えるかもしれない。
X:間違えた。
・問題集2周目では、△Xの問題を解き、○△Xのマークをつけます。
・問題集3周目で、ほぼ○がついた状態になれば終了。
・テスト直前に、Xの問題だけをざーーっと見直して最終仕上げ。
③勉強時間
・私は上下水道に前提知識・予備知識が全くありませんでしたが、2日(10時間ぐらい?)勉強すれば、合格点は取れるようになると思います。
④勉強のコツ
・専門科目は全35問のうち、自分で25問を選んで解答し、そのうちの50%以上、つまり13問以上が正解であれば合格します。つまり全35問のうちの約37%が分かれば合格するという、比較的ハードルの低い試験です。
・過去問題と全く同じ問題、類似問題も結構出題されますので、過去問題を繰り返し解くことが合格への近道になります。
・計算問題がありますが、それほど難しくなく、パターン化されていますので、解けるようになっておいた方が絶対良いです。
(2) 技術士第一次試験「上下水道部門」専門科目択一式問題厳選250問 解答と解説 第3版 ★★★☆☆
①問題集・参考書の特徴
・個人的には、前述の『傾向と対策』の方が良いと思いますので、あえてこの書籍を買う理由は特にないと思いますが、この本のメリットを強いて言えば、問題と解答解説が近くに書いてあるので、手間が少なくて済むことぐらいです。
・解説は『傾向と対策』より少なめな印象です。
②勉強方法・③勉強時間・④勉強のコツ
・前述の『傾向と対策』と全く同じです。
今回記載のおすすめの問題集・参考書と、それを使った勉強方法が、皆様の合格の少しでもお役に立てれば幸いです。
▶【参考】基礎科目・適性科目の勉強方法
技術士の第一次試験で専門科目以外に実施される「基礎科目」「適性科目」について、勉強方法等をnoteに書きましたので、もしよろしければ併せてご確認いただければ幸いです。
以上です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?