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与えるものは返ってくる

 最近この言葉がよく目につく。なぜなら、自分でもこれは、「与えるものは返ってくる」ということだなと感じることがあるからだ。

 例えばある日、食後にフライパンを洗おうとした時だ。その時、水道水の水が、「中性洗剤を使わないで~」ってつぶやいているような気がした。フライパンは油を使っていたのでどうかな汚れが落ちるかなと思いながら指先で感触を感じながら水を流して洗っていると、ある瞬間にさらっと汚れが落ちる瞬間がわかった。その時、「汚れ物は洗剤を使って洗うもの」という刷り込みが自分の中にあることに気がついた。だからそれからは、なるべく中性洗剤は使わず、米のとぎ汁を使って洗ってみるなど、水の声をききながら、洗い物をするようにしていた。

 そんな時、長野県の松本に旅行に行った。噂には聞いていたが街のあちこちに湧水が出ており、それを松本市民の方々は、生活に取り入れて過ごしていることにとても感激した。なんだこの街は!家のすぐそばにおいしい飲み水が豊かに湧いていているのだ。その水を飲むと、とてもまろやかでおいしいし、心も幸せになり、安心感が生まれる。すると、ふと「与えるものは返ってくる」という言葉が浮かび、うん?なんだろうなあと思っていると、この2つの体験が自分の中でつながったのだ。水の声を聴くと優しい水に出会えたのだ。

 またある時、石鎚山に旅行に行ったとき、底抜けに明るく親切な人に出会って、旅行中にたくさん助けていただいた。だから、親切にされた分、私も誰かに親切にしたいなあと自然に思えた。なんでこんなに親切にしていただけたんだろう?と考えているとふと、こんなことがあったことを思い出した。

 石鎚山に行く前、あることがきっかけで、自分で自分の心の奥底にしまっていた深い闇に向き合うことがあった。その奥底にしまっている『私』を自分で優しく「大丈夫だよ」「今の私はあなたの味方だよう。」と自分で自分を癒してあげていたことに気がついた。自分で自分を「大丈夫だよ」と抱きしめてあげることはとても心が満ちてくる。そして安心感が生まれる。もしかして、自分を癒したことが石鎚山でのこの明るく親切な人との出会いにつながったのではないかと思えた。

 9月末から、『オンラインカウンセリング八起き』で統合のセッションを受けるようになり、このように最近は自然と自分のインナーチャイルドに向き合えるようになったのだ。

 もし、自分が自然の声や自分の声に耳を傾けていなかったら、このような出会いはなかっただろうと思う。

だから、自分の意識を内側にむけて、感性を豊かにこれからも生きていきたいと感じた。

 読んでくださりありがとう♡      つきまる

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