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釣り堀キャンプ場ではじめての雨キャンプ

2021年、キャンプを始めてから、インスタグラムで色んなキャンプの投稿を眺めていた。
ある日おもむろに、おすすめ投稿に「aoyamaen」というキャンプ場が表示された。
シンプルながらもおしゃれな字体のアイコン。
キャンプ場の美しい画像。
この人(投稿者)、魅せるのがうまいな、と思った(何視点ですか)

2021年は、札幌市内に多くの民間キャンプ場がオープンしたように思う。
このキャンプ場もそうだった。
略して民キャン(なんだそれは)

もともとは、BBQもできる釣り堀。
それが「アオヤマ園」さんであった。
札幌市街地から支笏湖へ向かう道中で看板を見かけた気がする。
支笏湖へのあの峠道というかグネグネと疲れる道があるのだが、その道に入る手前。

よし、2022年は、2021年に行ったことのないキャンプ場へ行くのだと、意気込んでいるので、
支笏湖モラップキャンプ場で最高のロケーションを楽しんだ私は、こちらのキャンプ場を5月キャンプの地に決めたのだった。

またどえらく長い記事になってます。

天気予報はさもありなん

5月の北海道の天気は、不安定だった。
最高気温が11度だった月初めから、ぐんぐんと上がり、5月の最初の週末は27度という真夏日を記録した。
5月といえばリラ冷えなんていって、リラってのは札幌市の花でもあるライラックの事なんだけど(リラの方が一般的か)
ぐっと気温がさがり、いかにも季節の変わり目というか、初夏を前にして半そでなんてまだまだ無理だよね~みたいな。
そんな感じで27度の週末明けの月曜日は15度まで下がったり、
暑いのか寒いのかはっきりしろ!と言いたくなるような季節なわけで。

5月下旬、キャンプの予定日の天気予報は、
土曜日曇りのち雨
日曜日曇り
そういう、あまりキャンプ向けとは言えないような予報だった。

祈ってれば多少ずれ込むかもしれない。
しかしその前後の天気予報も雨なわけで、どちらにずれこんでも雨だった。

そうなってくると、ソロキャン1年生からそろそろ進級してもいいんじゃないかな、的な初心者は、思うのであった。

「雨キャンしてみっかな」

って。
幸い、4月にも使ったホールアースのアーストリッパーは前室も広くスカートもついて隙間なく雨風をしのげる仕様だし。
aoyamaenさんは全区画車横付けサイトなもんですから、
多少の悪天なら車への避難が容易というわけです。
土日ともに気温も低そうなのでカセットガスストーブをもって、
冬用寝袋に毛布をINして、足元にはUSBであったかくなる電熱ブランケットを入れようか。

まあそんな感じで、雨キャンプへ前向きな気持ちで挑んだのであります。
(語調がころころ変わる)


雨キャンプの準備

やっぱり雨キャンプとなると、荷物は増える。
上にも書いたけど、雨が降ると気温は下がるので、防寒対策は本当に大事。
・冬用寝袋
私は-7℃が快適使用温度のしかないけど、気温が一桁になることはないから0度くらいのでもいいのかもしれない。
・毛布
前回はタオルケットとフリースブランケットを持っていたけど、諦めて普通に毛布を詰めた。
インナーシュラフとかあるといいのかもしれない。
とりあえず毛布と電熱ひざ掛けを持った。
・マット
銀マットを使ってたけど、収納時の巻くのにストレスを感じ始めていたので、DCMで見かけたからフォールディングマットを購入。
・暖房器具
カーシェアは灯油の積載が禁止されているので、電源サイトでない限りはカセットガスストーブ一択。
強仕様で約3時間、弱~中で5時間程度。
先日東急ハンズでやや細型の物を見かけたけど、もう持ってるので我慢した。

防寒用品の他は、雨濡れ対策。
設営、撤収、滞在時の移動にと、出来るだけ体が濡れないようにしないといけない。
・タープ
テントを立てる間の作業場所として、タープの存在は大事。
・タオル、バスタオル
濡れたら拭く、大事オブ大事。
顔を洗う、手を拭く。の他に、雨に濡れた体を拭いたり、荷物を拭いたりするのに、プラス3枚はあったらいいかも。
・レインウエア
極力体をぬらさないために、防水性のウエア上下を用意するのが一番手っ取り早い。
防水性の高いものは防寒性もある。
ワークマンで去年購入した防水ウエアに、下は昔ジョギング用に購入したものがあったので、前日にそれらに防水スプレーを念入りに吹きかけ準備万端。
・ツバつき帽子
レインウエア、カッパのフードをかぶると、私は人より頭が少し小さいもので、顔の上半分まで覆われて視界がゼロになる。
それに眼鏡ユーザーなので、フードだけでは雨がレンズにあたると何も見えなくなる。
ここでツバのある帽子をかぶってからフードをかぶると、もはや最強である。
しかし一般的なアウトドアな帽子は布製が多いので、これまた昔ジョギング用に購入したスポーツキャップに、防水スプレーをしっかり吹きかけて、万全。
布製帽子でも防水スプレーかければ大丈夫かも。
・防水スプレー
あらゆるものにかけとくといいのかな。
上着、ギアケース、その他もろもろ…
・長靴、レインブーツ
アウトドアの場合は、普段通勤に使うようなショートタイプのレインブーツより、膝近くまでしっかりガード、さらに隙間のできない絞りのあるものがいいと思う。
そこでワークマン、足首から上部分はくたくたになってるので、くるっと丸めるとコンパクト。
さらに収納袋付き、これも去年買った。
今回初めて使ったけど歩きやすいしすごく良かった。
寝るまでずっと履いてた。
・傘
テントから散歩、トイレ、炊事場へ行くときに使う。

車の準備

と言うわけで準備は万端。
なかなかの大荷物になるわけだが、直近のタイムズカーシェアにはスイフトとヤリスしかない。
私の愛するフィットはもういない。

スイフトもヤリスも、フィットに比べると積載容量が少ない気がする。
アウトドア向きではないのだ、コンパクトカー。
でも今度スイフトで行ってみようかな…
まあそんなわけで4月は少し離れたところにあるフィットを借りたんだけど、やっぱ自宅から離れていると取りに行くのが大変で(なまじ一番近いところで徒歩1分だったから余計に)
そこは徒歩10分くらいだったので自転車で近くの駐輪場まで行ってそこに停めて少し歩いていくというのが苦痛で、
もう少し近いとこ、言うても徒歩8分くらいだからあんまり差はないんだけど、そこだと5台くらいあるので、必要に応じて好きな車種を借りられるではないか。
フィットにこだわらなければ!!!

それで、ソリオを狙っていたわけですよ。
まず土曜日の三週間前に、土曜日を朝から1日いっぱいで予約入れるんですね。
そして次の日になったら予約変更で日曜日の夕方くらいまで延長するんですよ。

今回うっかりしていて、土曜日は予約したんだけど日曜に変更するのを忘れていて、夕方くらいに思い出してはっと見たら、希望日の昼から別の予約が入っちゃってるんですねえ
あー
ソリオだめだー
という事で急遽土日借りられる車種はないかと見たら、ハスラーが空いているじゃあないですか。

遊べる軽の実力、見せて貰おうじゃあないか!!!
ハスラーキャンプです。
こうなったら今年のキャンプは毎回違う車を使うか???(笑)
最近配車されはじめたルーミーに乗ってみたいけど近所にはない。


前日

前日というと金曜日なわけだけど、
この日の札幌はなんていうか、

尋常ではない豪雨。

だったわけで。
ものすごかった、久しぶりの豪雨だった。
1日の降水量が24mmだったので、これは雪で言ったら24センチ積もってるわけですよ。
風もすごくて、郵便出しに外に出たけど失敗したなって思った。
風速7~12m/s、瞬間最大風速21m/sを記録したみたいです。
屋根飛ぶわ。
幸いにも、帰宅時に、雨風やべえな…と会社の屋内駐車場であほ面で傘を開こうとしてたら、マイカー通勤のおじさんが哀れに思ったのか最寄りの駅まで送ってくれたので助かったけど。

でもまあ予報通りだし、このまま予報通りなら土曜日は昼前後に少し降ったら翌日は傘マークもついてないし、風もせいぜい5m/s程度なので、そんなに心配はしておらず。
だって支笏湖の風がやばすぎだったもん…
あれは8m/sくらいいってたと思う。

水曜、木曜である程度の荷物をまとめて、金曜に食材を用意して、当日朝にクーラーボックスに入れて荷積み!の予定だったんだけど、
何かとせわしなく、さらに夕飯食べながら電子書籍で新刊漫画を読みふけるという暴挙に出たため、
全ての準備を金曜の夜にやる羽目になったのは内緒です。

最近のおすすめは竜と猫。

それは置いといて。
土曜日はチェックイン13時なので、当日にできる準備もあったんだけど、
やっぱり仕事から帰宅してからだと時間も限られるので、気づいたら夕食も取らずに準備にいそしんでいたという。
22時過ぎに赤いきつねという簡単な食事をとり、寝た。

ところで北海道の5月はまだ春の枠に入るので、朝晩は寒い。
息が白い朝もあった。
さすがに下旬までくれば最高気温が28度まで上がる日もあったけど、朝は10~15度くらい。
それで4月のキャンプの時からずっと欲しいなとは思っていたんだけど、
ウインドスクリーンをね、あの金属の板のやつ。
大きさで30cmにするか40cmにするか、ずっと迷ってて、迷いすぎて注文を躊躇していたんだけど、
雨キャンプだし布製の陣幕は濡れたら片付けがめんどくさいしで、木曜日にとうとう注文したわけですよ。
そしたら届くのがなんと土曜日の10~12時って。
届いたら即出発だな、みたいな意気込みでした(笑)


アオヤマ園[aoyamaen]のこと

長年釣り堀を営んでいたアオヤマ園、鯉釣りだそうです。
釣り堀のそばにはオーナーさんが育てている果樹園があったり、すぐ横を真駒内川が流れる。

ホームページ

チェックイン 13時
チェックアウト 11時
デイキャン 12~17時
平日と土曜・祝日前日とでは利用料金が少し変わるけど
サイト利用料は1000~3000円、
プラス利用人数×500円

宿泊のサイトは3種類あり、
ソロサイト(2000円)
オートサイト広場(2500円)
林サイト(3000円)
に分かれていてカッコ内は土曜利用時のサイト料なんだけど、プライベート感のある林サイトを今回はセレクトしました。
晴好雨喜さんのプライベートサイトに味をしめたからですね。
あそこもホント最高だった。


当日

前日、寝たのがかなり遅く、でも出発は昼過ぎで充分なので、8時くらいまで寝てやろうと思っていたのだけど…
土曜日は隔週で仕事なので、体に染み付いた習慣なのか、
キャンプへの意気込みからか、
アラームも合わせていない6時半ごろに目が覚めるという。
それでもまだ寝てたいという気持ちがあるので、目をつむるものの、ぼんやりとしたまま寝付けずに7時になり、
諦めて前日買ったフルーツ大福を朝食がてら口にした。

完熟パイン大幅。
悪くない。

空は晴れて青空も見えている。
全くもって予報通り、このあと雨雲が流れてくるのだろう。
晴れているうちに車を取りに行って荷積みだけでもしようかなと思ったけれど、荷物が届くのが8〜12時。
置き配にしているけれど、何かあった時にすぐ対応できるように、出歩きたくないなと。
まあ結局、置き配指定の備考に連絡先を追記して、10時半には取りに行った。

車を取りに行く前に、食材を必要なぶんだけ、まとめてクーラーボックスへ。

なにげに三脚の台座が見つからなくて、すっごい探したけど結局見つからなかった、残念。
どこかにはあるはず。
でも悪天を考えると星は見れなさそうなので、
ゴリラポッドみたいなやつがあれば充分かな。

ハスラー。
オレンジ色のハスラー可愛くていいですね。
最近のハスラーはカラバリも豊富で、走ってるのを見かけると、そんな組み合わせもあるのかぁと楽しんでますけど。
もう時間的に昼前ともなると動き出す人も多いので、荷積みはなるべくサクサクと行いたかった。
全部積まさるのかなと心配したけど杞憂に終わった。

強いて言うなら、カーシェアの積載品であるスコップ、ブラシ、ベビーチェアが非常に場所を食って邪魔くさかった(笑)

そういえば、最近カーシェアの車の置き場の端っこに、
自転車が停まっていることがある。
おそらく自転車でここまで来て、カーシェアを利用しているんだろう。
それルール違反です、気をつけましょう。

さておき、荷物を積んだら適当に軽めの昼を食べて、昼過ぎに出発。

支笏湖はもう何度も行っており、
aoyamaenさんはその途中にあるから、時間にして約30分程度。
さらにその途中にお気に入りのカフェがあるので、コーヒー飲んでいこうかしら、なんて思ったり。

車を走らせていると、予報通りの雨。
降ったり止んだり。
あっという間に目当てのカフェに到着したが、
natura llifestyle sabiさんはキャンプ用品専門店でハイランダー製品の取り扱いもあるんだけど、キャンプ用品の買い取りもしてて、この土日は中古品市してて大盛況で💦
虫除けスプレーだけ買って帰りにまた寄ることにした。
コーヒーはキャンプ場で自分で淹れればいいもんね。

そんなこんなで雨降りの中、
13時半くらいaoyamaenさんに到着した。
雨に濡れた緑が目に眩しかった。


チェックイン〜設営、そして

先に来ていた利用者さんに案内していたと思しきスタッフさんが、ちょっとまっててね、と声をかけてくれた。

見た感じ、他の利用者は見あたらなかった。
雨だからか?
聞くと、予約は入っていたが、前日の豪雨もあって、ほぼキャンセルになったそうだ。
北海道のこの時期は雨が降ると更に寒いからなあ
ファミリーだと子供が風邪を引いても困るしね。
コロナ禍もまだ収まっていないし。

ということで、チェックイン後、随分と広いゾーンに案内され、ここを自由に使ってくださいと。
え、ひろっ


多分だけど木が生えてるあたりで区切って二区画分のゾーンなのではないだろうか?
aoyamaenさんのインスタで、芝を張ったというのを見ていたけれど、
雨に濡れて青々として、ふかふかの芝が広がっていた。
目前には釣り堀。
当別のふくろう乃湯や支笏湖もそうだけど、水辺のあるキャンプ場っていいなあって。
川沿いとかでもしてみたいなあ

さて、車はサイトの横に停めて、ハスラーさんからまずはタープを取り出します。
ハスラーはバックドアを開くと屋根になるからいいね!
雨のときはすっごくいい、いいじゃないか!
さすが遊べる軽!
まずはタープ、これは雨キャンすっか、と決めから間違いなく決まっていたことなので、ペグと合わせてすぐに取り出せるところに積んでいた。
こういうの大事だよね。
普段だと頑丈ボックスに入れちゃってたけども。

事前にタープの長さのガイロープを用意していたので、
レインウエア&長靴、帽子というフル装備に身を包んだら、サクサクとペグを打ち、ロープを通し、ポールを仮立ちさせて、タープをせっせとセットしていく。
4月は使わなかったけどちゃんと覚えてるもんだね。
後々考えるとタープの位置微妙だったけど、
それでも30分くらいかかったのかな。
片面を更にポール立てて跳ね上げにしたからかな?

次はテント、アーストリッパー2.0の設営。
こちらもだいたい30分くらい。
支笏湖では強風に煽られながら1時間くらいかかったので、何事も慣れである。
ちなみに前回破けた取扱説明書は、公式ページにPDFファイルがダウンロードできるようになっていたので、職場で陽性余ってる耐水紙をもらってそれに印刷してきました(笑)

タープたてた!
テントたてた!

したっけお次はもろもろの配置!
椅子!テーブル!使うもの出して!
あれや!これや!

ある程度配置して気持ちも落ち着いたので、
雨もやんだし、受付に薪を買いに行きました。
あとキャンプ場のステッカーも買った♪
受付の建物内には、猫ちゃん部屋があり、
お家の猫ちゃんを連れてきているということで、
めっちゃかわいいサビの長毛さんがいました。
指の匂いくんくんしてくれた。
めんこかったなあ
写真は撮ってない。
釣り堀のおかあさん?もスタッフさんの一人のようで、猫ちゃんの話をたくさんしていただいて、とても楽しかった〜
ホクホクした気持ちになったよ。

受付対応してくれたスタッフさんが、薪をサイトまで運んでくれるというので、雑談しながら移動して、
あと焚き火台が低めだと熱で芝枯れが起きてしまうようで、
厚手の焚き火シートも貸してくれました。
その上に持参した焚き火シートを敷いたよ。
使ったのはピコグリルに似たやつ。
このサイズは薪を長いまま入れられるのがいいよね。

気づいたら16時でめっちゃびっくりした。
すっかり日も長くなって〜
あとこちらは水質検査済みの湧き水を引いてるというので、ウォータージャグにたっぷり汲んだね。
そしてすぐに飲んだ。
お酒以外の水分持ってきてなかった(笑)


バトニングタイム~夕餉

キャンプでは恒例となった、薪わり作業。
と言ってもモーラナイフしかないので、割りたい薪の上にナイフを当てて、
上から別の薪で叩きまくるという、文字だけ見るとなんて野蛮な行為なんだ(笑)
しかし手や足を怪我しないように行うこの作業は、実は結構繊細な面もあるのではないかと思ったり思わなかったり。

aoyamaenさんで購入した薪は、大き目で、そして硬かった。
これは針葉樹というものなのではないだろうか?
今まで割ってきた薪と比べると、なんていうか、はるかに硬かった。

お、おい、硬いなおい…

薪でナイフを叩く。
ナイフは薪に切れ込みを入れながら入り込んでいく。
途中で全く動かなくなる。

わ、割れねえ~

半分くらいのところで、全く先に進まなくなる。
しかもナイフが抜けない。
つ、詰んだ~
いや大丈夫だ、私にはシャークソー、焚火鋸がある。
持ってて良かった焚火鋸、いや本当に。

ナイフが刺さったまま、割れかけの部分に横から鋸を入れる。
ナイフが外れる。
よしわかったぞ、いきなり半分に割ろうとするのがよくないんだな、
もっとはじっこから細割にしていこう。
む、節か、じゃあこっち…こっちも節…
ああああ割れねええええ

これの繰り返しであった。
16時半から、3本くらいの薪を30分くらいかけて割ったけど疲れたので、あとお腹が空いてきたので早めに夕食の支度にとりかかることに。
持参した0.4合くらいの米をシェラカップに入れて給水させとくでしょ?
その間に他のクッカーに食材を入れて野菜スープをガスコンロの方で煮込むわけです。
薄暗くなってきたのでちょっと薪を燃やしてみようかな?

細割にしたやつあっという間に燃えるわ~
試しに太いの入れてみようか?
も、燃えねぇぇぇぇぇ

お、そうだ米もそろそろいいかな
キャンプギア紹介系ユーチューバーさんプロデュースのエアストーブ!
固形燃料で自動炊飯です。
雨はやんでいて作業はテープの下で行っています。

肉を焼くから炭起こしとこう!!!
燃えない薪邪魔だな(笑)
今回は生成炭を持ってきましたよ、エコココロゴスを買おうと思ってたけどホムセンには売ってない。
DCMの生成炭を買いました。
よし火をつけたぞ、網置いてツブ貝焼いておこう~
横にミニ鉄板置いてホルモン焼こう~
ペッパーしょうゆ味、うーまーーー

と、一通り食べたら薪を燃やして本格的に焚火に移行するじゃないですか?
ところが普通の焚火台なので太くて硬い薪はしっかり燃えるまでに時間がかかる。
小割だ、小割が必要だ

という事で、夕餉を済ませてから改めて薪わり作業をすることになった。
さっきと同じ、ナイフが動かなくなったら焚火鋸を使い、せっせと、せっせと、せっせと…

う、腕がいてえ…
もういやだぁ…(笑)
ここで19時過ぎくらいです。
二組のソロしかいないこじんまりとしたキャンプ場に響き渡る音。
なんなんだ本当、斧が欲しい、キンドリングクラッカーはどこだ…
実はソロキャン始めるときにタガネも買ってたんですけどね、重いんで持ってきてなかったんですよ。
持ってくればよかったな。
てかスタッフさんに相談するべきでした。
疲れたので残り3本くらいを残し、本格的にお酒を飲み始めることにした。


焚火は最高のつまみ

私の中で決まっている。
キャンプ場で飲むならこの酒だ。

ゆずのきもづ

時期的に夏のお酒のイメージだったんだけど、
先日いつもの酒屋を覗いたら冷蔵ケースに並んでるのが見えたので、
ヨッシャアアアア!!!
と意気込んで1本だけ買った。
まだ入荷数少ないようなので、独り占めはいかんよね。

このお酒は日本酒スパークリングのゆず味と言えばわかりやすいだろう。
アルコール度数8%。
一昨年に初めて飲んでからお気に入りの季節のお酒で、去年はキャンプ場に毎回持って行った。

今回は前回の支笏湖キャンプを踏まえ(氷結を水のように飲んだ)
氷結無糖レモンの軽いほうも持ってきてたけど、
薪わりしながら飲酒は危ないので飲んでなくて、
夜になってやっと飲み始めた感じ。
しかもゆずのきもづは330mlでやや濃いめなのと、
私はあまりグイグイ飲むタイプじゃないので、この1本を1時間くらいかけて飲んでいた(笑)

レインウエアはずっと着たままで、中は
下はジーンズ、上は秋冬長袖インナーとプルオーバー。
何なら靴もワークマンの長靴で、特に寒い思いをすることもなく。
それと出発直前に無事に届いた、よくわからないBoBoSoomってメーカーの1700円くらいの40cmの高さのウインドスクリーンを置いていたので、輻射熱でかなり暖かかった。
持ち運ぶならこのサイズでいいんだけど、上半身をもっと暖かく、と考えるなら50、60cmがいいのかもしれないね。
私はガチ冬はやらないので、40cmで充分だなーと思いました。
重たいので頑丈ボックスへぶちこむぜ!

焚火が映り込んでゆらゆらしてるのもきれいでした。
たぶん6月キャンプにも持っていく。
夜は肌寒いし、風防として優秀だよね。
あと置くだけでいいので陣幕より楽という…


一瞬だけの星空としんどい夜

22時過ぎ、薪はでかいのが残り3本くらい残し。
チェックアウトは11時なので、8時くらいからやればいいかな。
星も見えないし、トイレ行って寝ようかな。
焚火台に残る薪が燃え尽きるのを待って、荷物をある程度まとめて車へとしまい込んだ、クーラーボックスとかも。
車を横付けできるっていいなあ
タープの下には焚き火台と椅子とテーブルだけを残し、
椅子にはレジャーシートをかぶせて重しをおいた。
焚き火台の中には炭が残っている。
まだ熱いので、ウインドスクリーンを風よけ代わりに上に載せた。
ウインドスクリーン便利だな。

トイレに向かうとき、雲が少し流れて星空が見えた。
キャンプの醍醐味は夕焼けと星空と朝焼け。
夕焼けは見れなかったけど、星空が見えたのは良かった。
ほんと一瞬でまたすぐ雲がかかったけど。
トイレに行き戻るとき、池を挟んだ向こうに自分のテントが見えた。

え、え、え、エモ〜

これがエモいということか!!
そそくさとテントに戻り、カメラを抱えて戻り、写真を撮った。
一瞬だけの星空も撮れた。
星空モードでテントを撮るのいいな…
テント内にはライトを一つ灯していたけど、星空モードで撮るならもっと小さい明かりでも良さそうだ。
なんとも言えない気持ちで寝袋に潜り込んだ。

寝袋の中に毛布を入れて、その毛布にくるまると随分と暖かく、今回は足元も寒くなく、カイロも使わなかった。
まだ23時前だし、6時くらいに起きればいいよね、と呑気に目を閉じたのだけど、大変なことが起きたのはそれからだ。

う、腕がいてええええ

右腕、バトニングでナイフを叩き続けた右腕。
狂ったように叩き続けた右腕が、悲鳴を上げている。
めちゃくちゃ痛い。
さっきまでちょっと筋肉痛になるなー程度だったのに、この時間になってとんでもなく痛い。
怠痛い、重痛い、熱を持ってじんじんと痛い。
右腕終了のお知らせ。

痛くて眠れんのだが?!!!!

湿布持ってきてなかったっけ?
とファーストエイドポーチの中をあさるが湿布は入れてなかった。
なんで入れてないのよ〜
と自分への恨み言を漏らしながら、右腕をさする。
いてえよう、いてえよう
そうだ、解熱鎮痛剤は持ってきてるぞ!
枕元に放り投げたファーストエイドポーチから、富士薬品の痛み止めを取り出した。
錠剤タイプと顆粒タイプのを持ってきてた。
なんとなく顆粒タイプの方が効き目が早い気がして水で流し込む。
それから朝に顔を洗ったときに使おうと前室に置いたハンガーラックにかけたタオルが視界に入った。
そうだ、腕を冷やそう。

スポーツホテルに泊まったことがある。
私は別にスポーツはしてないが、安いし、知り合いの経営するホテルだったので泊まったのだが、アイシングルームというのがあったのだ。

運動で熱を持った筋肉は冷やしてやれ!
aoyamaenさんの炊事場の水道の蛇口をひねると、めちゃめちゃ冷たい水が出てきた。
右腕を差し出す。
つ、つめてええええ
ちょっとずっとかけてるのは無理だわ冷たい。
そうだ前に皮膚科で腕が痒すぎてしんどかった時に、冷やすのもいいですよって教えてくれた看護師さんが、水道から直接だと冷えすぎるから、濡らしたタオルとか当てるだけで充分ですよって言ってた!

濡らして軽く絞ったタオルを右腕の手首から肘上くらいまでぐるっと巻いてテントに戻り、


水を飲みながら、時々タオルを巻き直して、
そしたらだんだん腕の熱が引いていくような感覚と、痛みも和らいで、
気づいたら草木も眠る丑三つ時、深夜2時。
やっと寝袋に潜り込み、溶けるように眠りに落ちていった。


ゆずのきもづ飲み終えたあと、日本酒も少し飲んだんだった。
アルコール回って余計に熱を持ったんだろう、腕…
いやはや、しんどかった。
今度から湿布もファーストエイドポーチに入れておこう。
翌朝、化粧するようの鏡を入れてるポーチから、冷えピタが出てきた時は、

んんんん!!!!

ってなった(笑)

早朝に起床〜朝食

毛布ぬくぬく気持ちええ
6時まで寝てたいと思ったのに、目が覚めたのは5時過ぎでした。
なんで6時まで寝かせてくれないんだ…

朝の場内は、ソロが二組しかいないということもあり、静かで、しっとりしていた。
そう、夜明け前に多分一雨降ってる…
外に出ると雨は降ってないけど、芝生もテントも濡れてて、
木の下に立ててたから、なんかその、木の落とし物がテントを覆ってました。
やだーなにこれー
乾いてきたら内側からボンボンします。

空はぼんやり曇ってるけど、池に映り込む景色がきれい。
良き。



もう眠れないし、6時過ぎに朝食の準備。
少し寒かったので、テントの前室に椅子やテーブルを入れて、ウインドスクリーンを立てて作業。
朝食はDCMのホットサンドメーカーを使います。
ベーコンをまず乗せて、加熱しながらスライスチーズと卵を割り入れ、
食パンを一枚乗せて、挟み込む。
普段の生活で朝は食パン一枚なので、キャンプだからって2枚は食べれないのよ…
このベーコンエッグトーストは食パン一枚でできるので良い感じでした。

あと皿を持ってくるのを忘れたので、
バラしてメーカーの上から直接食べました。
ナイフ使うと多少傷ついちゃうんだよなあ、お皿忘れないようにしないと。
クーラーバックに入れてた牛乳は、凍らせて持ってきたわけじゃないのに凍ってたので(笑)
湯せんであたためて、溶かして飲みました。
FUKUさんのクーラーバッグすごいな。

朝食が済むとまだ7時過ぎくらいだったので、
やっとコーヒータイム。
前日はなんだか慌ただしくて飲めなかったもんな。
豆から挽いて淹れるのがしたかったので、満足。
ちょっと豆多くて苦めだったけど💦

ぼんやりコーヒータイムを過ごして、いよいよ最後の大仕事。


いざ、撤収〜そして帰宅

時刻は8時を過ぎたくらい。
私は撤収に時間のかかる人間なので、気合を入れて!
頑張るぞ!
幸い、右腕の痛みはほぼ収まっている。
解熱鎮痛薬つええ

今回、銀マットでなくてフォールディングマットにしたので、たたむのが楽でよい。
炊事場にある炭捨て缶に炭を捨てて、焚き火台、火回り品をしまい、
使ったクッカー類は袋に入れてからバケツに入れて、自宅で洗います。
あれや、これや、小間物をケースがかごにしまっていき、
寝袋、コット、ラグも畳んで、
終盤にテントとタープを畳んで、

11時。
ちょい過ぎ。

撤収作業中に、aoyamaenさんのスタッブさんも出勤してきて、
日曜は晴れ間も出て来たので、釣りに来る人もちらほら。
てか半袖の人もいるなー

結局11時少し過ぎちゃったけどなんとか片付けることができました。
やっぱ物が多すぎるんだわ。
何も減らせねえ(笑)

借りていた厚手の焚き火シートと、余らせた薪を返却。
前日にはいなかった猫ちゃんがいて、前日お話した時に言っていた甘えん坊の六キロのキジトラくん、わざわざ連れてきてくれたみたい!
猫部屋に入れますよーとの事でお言葉に甘えてお邪魔しました。
前日いた長毛サビちゃんも、高いところで寝ていた。
かわいい〜
キジトラくんは、こいつ撫でてくれるやつだな、とわかったのか、グイグイ甘えてくる。
なでろなでろ、もっとなでろ
と甘えてくる、かわいい〜

めちゃめちゃ猫ちゃんを堪能し、
スタッフさんにお礼を言って、帰路へ。
しかしまだ終わってない。
前日混んでて利用できなかったカフェsabiさんで、
コーヒーとチーズケーキを。
この日も混んでたけど、テラスにも席があるのを知ってたので、テラス利用。
風邪がつよすぎたー
まあ美味しかったので良し。

帰宅して〜荷降ろし!
三往復した…(笑)
荷降ろしついでに自宅の風呂を沸かし、
車の給油と洗車をしてから返却。


帰宅したらすぐお風呂はいろ〜と思ったら、
疲れのボケボケが出たのか、
風呂に栓をしてなくて🤪
お湯を垂れ流しただけだったという、かなしみ。
改めてお湯を入れて、お風呂に入り、
ケーキ食べたからお腹空いておらず、
腕に湿布を貼って仮眠タイム。



総評

初めての雨キャン、
疲れたけどとっても楽しめました!
薪には気をつけるぞ!

今度から湿布も持っていこう。

また動画を編集してYouTubeにアップ予定です( *´艸`)

出来ました♪





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