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21回目のソロキャンプ:2023.10定山渓でハロウィンキャンプ

2023年10月下旬、21回目のソロキャンプに行ってきました。
そろそろ雪も降りそうなので、
3年目のソロキャンプはこれで打ち止めです(たぶん)

キャンプ地


定山渓:晴好雨喜-SEIKOUUKI-

北海道札幌市南区定山渓937
予約は公式サイトからのみ

フリーサイト
オートサイト
プライベートサイト
があり、フリーサイト以外は利用したことがあるので、
今回はフリーサイトにしようかな~と思ったんだけど、
ハロウィン飾りをたくさんしようと思ったので、
フリーサイトだとちょっと恥ずかしいから、
やっぱり今回もプライベートサイトにしました。

プライベートサイトは7つあり、
それぞれ雰囲気が違ったりするので、
ワクワクです。

定山渓へ


札幌の奥座敷と呼ばれる定山渓は、山ありダムあり温泉あり。
近年おしゃれなパン屋さんも出来たりカフェもあるし、全体的にオシャレムード漂ってます。

札幌中心部から約1時間。
キャンプ場のチェックインは12時だけど、
この時期というかだいたいいつも昼前は道が混むので、
少し早めに移動します。

9時には出発したいなと思いつつ、車を取りに行ったのが8時半。
荷物を積み込むのに時間がかかるんだよね。
気温が下がってくると防寒ウエアなどかさばるので、
2往復です。
めちゃ疲れた。

何やかやで9時10分頃には出発できました。
と言っても出てすぐのコンビニでお菓子とか水とか買いに寄ったけど。

1時間車を走らせて、あっという間に温泉街。
道中の並木道とか藻岩山とか、紅葉がめっちゃ目頃できれいだった。
定山渓ルートの230号線は、2車線工事が終わったので、
以前のような渋滞が起きにくくなり、めっちゃスムーズ。

定山渓温泉街に着いたら、まずはトッチャンカフェに立ち寄ります。
この時点で10時過ぎ。
コーヒーが美味しくて、ほっと一息つける、こじんまりとしたお店です。

一息入れたら少し移動して、近くのパン屋はがサクサクパリパリしてめっちゃ美味しい。
トッチャンカフェに続いいてこのクレープも、定山渓に来たら必ず訪れたい店となった。

まだチェックインまで時間があるので、キャンプ場を通り過ぎたところにある札幌ダムまで足を延ばしてみる。
定山渓で紅葉というと有名なのは豊平峡ダムなんだけど、
コロナ5類解除後だし間違いなく観光客がすっごいと思ったので、
札幌ダムの方に。
風が気持ちよく、
天気予報が微妙だったが雨の気配もなく心地よい。
トイレに行ったりのんびりと運転の疲れを癒し…
場所を後にする。

札幌ダムから車でほんの数分、そこが「晴好雨喜」さん。
黄色く染まった並木と、地面を埋め尽くす落ち葉の黄色が眩しい。
キャンプに来たぞ、とスイッチが入る。

受付時に名乗ると、ああ!と反応してくれる。
はい、年に一度10月に訪れるキャンパーです。
初夏に来たい。
「今回はハロウィンの飾り持ってきたんですか?」
はい!と元気よくお返事した。
去年は、忘れたー!とがっくりしてたのを覚えてらっしゃる…

設営

12時ほぼジャストに来場したんだけどすでに何組か設営していて、
あ、その辺アバウトなんだな…と思ったり。
私が真面目すぎるだけだが。

プライベートサイトは既に二組がチェックインしてることから、
残りのサイトから好きな場所を〜と。
山が見えるサイトを教えてもらい、実際に見てから決め、
今回は4番を利用させていただくことにした。

トイレからもそんなに離れておらず、
山もよく見える。
木々には黄色い葉が多く残り、周りは笹で囲まれて、
中に入れば他の利用者は見えない。
駐車スペースも笹に囲まれている。

なんだかワクワクする感じ。

早速車を移動したら、荷物をおろして設営開始だ。
プライベートサイトは、テントを張るゾーンと駐車スペースが少し離れているので、
オートサイトに比べるとちょっとだけ大変。

とりあえずカメラをセットして、
設営開始。
10分くらいで立てて、
更に10分くらいかけてペグうちをするという(笑)
キャノピー立ち上げでたら前だけメッシュを閉める。

なぜならここ数日、北海道ではニュースになるくらい
雪虫が異常大量発生中。
テントの内側が雪虫だらけになるのを恐れて、
基本的にはずっとメッシュ状態だった。

山を目前とするような配置で、
イスやらあれこれ配置していくといつものくつろぎスペースが完成。

それからガサゴソ、
ハロウィン飾りをセットしていく。
これが結構時間がかかる。
タープを立てないと飾り付ける場所が限られてくるが、
そこは木々も生えてるプライベートサイト。
ランタンポールと木にロープをかけたりして飾りをつけていくことができた。

12時にinして気がつけば15時前である。
いつもの事か。
ここでトイレに行ったり、水を汲んだり、
場内を少し散歩。

今日の気分は忍びの者

15時すぎ。
受付の際に薪を二束購入した。 
(一束五百円)
薪は場内の立ち枯れの木を伐採したもので、
広葉樹、針葉樹、ミックスと色々あり、
今回は割りやすくよく燃える針葉樹を購入
(広葉樹ミックスは800円)

ここのキャンプ場は、プライベートサイトには切り株が転がっており、
薪割りの際に自由にお使いくださいとなっている。
ありがたい。
あとプライベートサイトには直火炉もある。

それはさておき、今回は薪を割るのに、
新しい道具を手に入れた。
たまたまインスタで流れてきた投稿で目にしたのだけど、
フジノハガネさんの、
クナイさん
という道具で、
つまり忍者道具のクナイってあるじゃないですか。
アレの形をしており、
ただ厚みが10ミリくらい?
ズシッとしてはいるが、苦になるような重さでもないし、
ぎゅっと握り込める。

いわゆるクサビのようなもので、
薪の上に先端を添えて、
頭をペグハンマーとかでカンカン打ち込んでいくと、
カコンと割れるのだ。
楽しい。
ナイフや斧でのバトニングに比べると楽な気がする。
随分と楽しい道具です。
それがなんと二千円弱、びっくり。
いい買い物をしました。



そんなわけで30分くらい薪割りを楽しんた後は、
割った薪を焚き火台に対応に並べ、焚き火の準備。
それから暗くなる前にライトアップ。

かぼちゃランタンや、
まきまき収納リールタイプのLEDイルミネーションライトも今回購入したんですけど(前の記事参照)
とても点灯するとピカピカパリピ風サイトになりました(笑)



そうこうしている内に薄暗くなってきて、慌てて夕飯の準備に取り掛かるわけです。

夕飯、そして焚き火

今回、前の晩に食材のカットを済ませており、
それぞれラップに小分けにして持ってきてたので、
それをクッカーに放り込んでバターで炒め、
水と牛乳とルゥを入れて煮込んだら、
シーフードミックス(アサリ多め)も煮込んで簡単クラムチャウダーの出来上がり。

これらはオーリックガスバーナーで。
焚き火調理で煮込み系は、油断するとすぐ焦げるので(前科あり)
シェラカップ炊飯の準備も同時に勧めて、
炊けるまで、焚き火を始めるのと、
その手前にダイソーの小さい焚き火台を広げて、エコココロゴスで牛タンを炭火焼をはじめるのだ。

近所の肉屋さんに立ち寄った際に、
グラム1200円くらいしたが、
アツギリの牛タンを見つけて、はわわ〜食べたい!となった次第です。



アルペンにキャプテンスタッグのパワータイプOD缶を買いに行ったときに(無かったけど)
見つけた欲しかったほりにしレモンを牛タンにかけまくった。

厚切り牛タンは、うまかった…

途中でご飯も炊けたので、
焚き火を見ながら、牛タンとクラムチャウダーをモグモグ。

あいにく空は曇で星は見えなかったけれど、
雲間からほぼ満月がちらりと見えたり、
飾り付けたかぼちゃランタンがなかなか良くてニヤついたり、
サイトの入口にそっと飾った小さなジャック・オ・ランタンに、
通りかかった他の利用者の「かわい〜」の声が聞こえて更にニヤついた。

そういえば、立ち枯れの木は、どうして立ち枯れになるんだろうか?と思っていたが、
今日クナイさんで薪割りしていて気づいたことがあった。
薪になんか刺さってる。

ツル?ツタ?
わからんけど、木によく巻き付いてたりするよね。
それが、木を貫通してるわけよ。
節かな?と一瞬思ったけど、薪を割っていると、それのせいでこれ以上割れない!ってことがあり、
よくよく観察して、これは違う木が刺さっとるわ!となり

なんだか面白かった。
一見なんでも無い薪でも、
割っていくと細いツタが出てきたりして、
だから立ち枯れを起こすのかと理解した。


18時も過ぎればあたりは真っ暗。
夕食を終えると、お酒を飲みながらのんびり焚き火タイム。
ライトアップしたサイトの写真を撮ったり、
ひたすら焚き火に薪をくべて、燃える炎で暖を取った。

就寝

今回、アースドリッパーはインナーテントはつけずに、シェルター使いすることにした。
雪虫以外の虫がほぼいなかったから。

グランドシートを敷いて、その上にハイコット。
インフレーターマットに、
フュージョンダウンシュラフ1200
中にUSBで使えるホットマット、
そしてフリース状のインナーシュラフ。
足元にはマイクロファイバーの枕カバー、その中に小さめの湯たんぽ。

湯たんぽはマルカのミニで、
ソロならミニで十分でした。
かさばらないし。
寝る前に水を入れて、オーリックガスバーナーで直接加熱。
グツグツ湧いたら枕カバーの中に入れて、ぬくぬく寝床の完成。

コットの下にクーラーバックとか置いて、
置ける物全部コット下に置けばいいのに、
あんまり考えてなくて反対の端にシート敷いてかご類を置いてた(笑)

あと今回はイワタニのカセットガスストーブね。
思ったより気温も下がらなかったので、寝る前少しと、翌朝起きてから少しつけてた程度。



そうそう、寝る前に、
コンビニで買った赤ワインに、りんごジュースと、
ピーチティーを入れて加熱して、
なんちゃってホットワインを作ったよ。
体は温まったね。

そして、
22時すぎには寝た。
星が見えないので夜ふかししても意味がなかった。

翌日はデイを追加してたので、薪は少し残して
翌日焚き火できたらしたいなと思い。
翌日は晴れの予報だけど気温が低くて。

翌朝、デイを過ごしてみる

夜中の3時頃に一度トイレに起きて、
朝は6時のアラームで起きる。
眠くて寒くて、カセットガスストーブをつけて寝袋の中に潜り込み、
ぼんやり。



結局、6時半くらいにやっと起きて、
カメラのレンズは曇ってる。

まぁまぁの結露。
外に出るとひんやりとした空気。
着替えて本日の活動開始。

白い息を吐きながら、朝支度。
オーリックガスバーナー✕ホットサンドメーカー
中に挟むのは小さな羊羹と、ミーノのそら豆。
バターを塗ったら挟んで加熱。

出来上がりは…うまいっ
羊羹の甘みとミーノそらまめの塩味がいい感じ。
ミーノそらまめのサクサクした食感も残ってて、
美味しかった〜



牛乳も飲んで、お湯を沸かして水筒に入れたら、
コーヒーミルや豆、フィルターにドリッパーをまとめたバックを持って、
いざ!

受付の裏の道を進むと、白い川に降りられる崖道があり、
ロープ伝いになんとか降りて、
川原のでっかい岩に登ってコーヒーブレイクタイムを設ける!
念願の川原コーヒーである。
去年も一昨年も失敗してるので、やっと!

さあのんびりコーヒー淹れて…と思ったら
遠くから川を下ってくる人たち…
つり人かな?
チリーン、チリーンと熊鈴を鳴らしながら。
興をそがれつつも(笑)
なんとかコーヒータイムを楽しんだ。



この河原で、椅子とテーブルを置いて普通にのんびりしたいわ…

コーヒーを楽しんだら、再びロープを伝って崖を登り、てくてくと基地へと戻る。

そういえば隣のプライベートサイトの利用者は、
7時くらいから片付けていたけど、
川から戻る頃にはテントも車も消えていた。
撤収早いな(笑)

9時過ぎくらいから、
必要最低限を残して片付けようかな〜という気持ちになり、
寝袋やマットなどの片付けから始める。
気温は上がらないけど日が射してきて、気持ち良い感じに。
他の利用者さんもどんどん帰っていく。

10時が通常チェックアウトなので、その頃には静かになってくる場内。
小さい子供が、サイトの入口に置いてていたかぼちゃの飾りに誘われるように、サイト内に入ってきた。
お母さんが慌てて追ってくる。

よかったらどうぞとお菓子を上げたぜ、ハロウィンだし。

暖かくなってくると、雪虫が出てくる。
どうやら例年出没する普通の雪虫とは違うタイプの虫らしい。
そうなると、片付け中の荷物の上にたまってたりして、ひえっとなる。

11時すぎた頃に、
軽量キャンプをするとき用に、
PYKES PEAKのソロドームを買ってて、
試し張りしようと持ってきてたのでそれを立ててみた。



アーストリッパーの中にも入るぞ。
ところが雪虫がすごくて、すぐ畳む羽目に。
ホントやだ。

昼近くなり、そういえばお昼用の食材あったかなと今更(笑)
食材袋を見てみると、
いざというとき用の、防災食品が。
水orお湯を入れて置いておくと食べられる状態になるおにぎりとか。
それからなんとなく持ってきてたトマトのポタージュスープがあったので、
朝食に使ったミーノそら豆を入れて、
簡単ランチにしてみた。



昼を食べたら、残しておいた薪をクナイさんで小割りにして、
日中の焚き火。楽しむことに。
お湯を沸かして紅茶飲んだり、ぼんやり。
おもむろに片付けを始め、
14時半には撤収完了しました!

キャンプ場の方に挨拶をして、
錦橋から紅葉を見てから帰った〜
道が結構渋滞していて、
帰宅後部屋に荷物を運び込み終わったのが16時、
雪虫で車がすごいことになってたので、
洗車しようとしたらめっちゃ並んでて、
終わったのが17時過ぎ!

デイ追加してのんびりするのは最高なんだけど、
帰宅が遅くなるのがきつい。

でもまあ楽しかったです。
北国はそろそろ雪の気配、キャンプは来年の春までお休み…
悔いなく過ごせましたとさ。


動画


これから編集します〜










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