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2022.10小樽キャンプFORESTMUSIC
10月は第2土日でキャンプをしたけど、
実は第5土日にも行ってきました。
出勤土曜日だったので有給休暇を取得して。
00.ソロ専用キャンプ場FORESTMUSIC
8月に行ったキャンプ場ですが、年内にもう一度行きたいと思いつつ、
他にも行きたいところがあるし予約してるしと、いろいろ考えて、
2022年ラストキャンプの場所として再訪することにしました。
2022.8月の時のnote
★基本情報
場所:北海道小樽市張碓町94
張碓大橋の真下
森の中にぽっかりと存在する空間
チェックイン12時
チェックアウト10時
3000円
デイ12~18時
1500円
![](https://assets.st-note.com/img/1667279968347-U1rqaM6IxL.jpg?width=1200)
区画制で5~6組という小規模なキャンプ場でスタッフはマスターとミスターの2人。
女性専用サイトがあり、女性の利用時はスタッフのどちらかが泊まり込みしているので安心感がすごい。
夜は受付にある焚火に任意で集まり、スタッフと利用者とで雑談…名も知らぬ仲間たちという感じがすごい。
ただし区画は基本4m×4m、もっと小さい場所もある。
こじんまりとしたテントがないと厳しい。
前回の利用時はアーストリッパーで結構ギリギリだった。
01.キャンプへ
という事でフィールドアの
フォークテント280プラスを購入した。
二股ポールで幕内広々、スカート付きでインナーテントはフルクローズできる、前幕があってタープ要らず。
色々そそられる内容だったので買ったんだけど…
チェックインが12時。
家から現地まで約1時間。
道中食材など買い物。
諸々計算し、2時間前に出発。
道中、ワークマン手稲店があるので寄り道。
黒い手袋購入。
あと燃え広がりにくいアウトドアグローブ、あると便利。
小樽市に入り銭函を越え
前回同様、ラルズマート桂岡店で水や昼食、夜のメイン食材などを購入。
ホテルペリーゴールのとこから右折して道なりに進めばキャンプ場に到着。
到着は12時15分前、ちょっと早かったなと思ってたらいきなり雨が降り出す。
![](https://assets.st-note.com/img/1667280006194-vHLCfHRJwh.jpg?width=1200)
まあまあの大粒でバタタタタと。
とりあえず駐車場に停めると先客が。
そしてスタッフさんがやってくる。
受付を済ませ、雨の様子を見ながら搬入設営をしようかと。
02.搬入、設営
雨は一度やんだが、雨雲ズームレーダーを見るとちぎれちぎれの雨雲が見える。
ふったりやんだりという予報だ。
最悪。
雲というオフトン効果か気温はあまり下がらない。
今回は希望していた一番奥のサイトを利用させてもらう事に。
(先着の常連さんも狙っていたようだけど私は予約時にお伺いを立てていたので譲っていただいたみたい)
![](https://assets.st-note.com/img/1667280034871-FRys3mDVm4.jpg?width=1200)
森の中だけあって紅葉が素晴らしい。
赤色の葉が少ない感じがしたら、どうも赤く成りきる前に落ちてしまったらしい。
各サイトへは、本通路からわき道を進んで向かうんだけど、
細くガタガタ。
歩いて進むなら支障はないが、
キャリーワゴンを引いて進むのは難しい。
何も考えてなかった…
本通路にキャリーワゴンをとめて、そこからは人力でサイトへ荷物を運び入れる。
荷物を置くために、一時的な屋根がいるなと、
適当にタープを張ったのがすべての始まりだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1667280077916-z81UaL8vTY.jpg?width=1200)
タープを張りその下にとりあえず荷物をすべて置いたのだが、
あれ、ここに荷物置いたらテント立てられないじゃない!
となり、タープの向きを変更。
荷物も移動。
疲れて先に昼食をとることに。
時刻は13時10分。
スーパーのパンを水で流し込んで、テントを立てることに。
フォークテント280プラス。
TCとさんざん悩んでポリエステル生地を選択。
前回の定山渓キャンプで撤収作業後に、試し張りをしていたので余裕こいていたのだが、
いざ張ってみると、タープ要らずの要素に納得がいかない。
というのも、今までのキャンプでさんざん片面跳ね上げのタープにお世話になっていたので、
フォークテント280の前幕の跳ね上げの低さに、これはまずいぞ、と。
あと自分の荷物の多さ。
天気予報では夜や朝方に雨予報。
焚き火の事を考えると跳ね上げは必要。
テントの上にタープを張る。
その結論に至った。
三度目のタープの張り直しだ。
向きを変えた時に打ったペグを有効活用し、
テントの両サイドにポールを立てて、背面はテントに沿って下ろし、前面は跳ね上げ。
これならもうパップテント買えよという声がどこからともなく聞こえた。
でもきっとタープ跳ね上げの背の高さに慣れきってるからそれもどうなんだろうな。
結局、テント&タープの設営を終えたのが、15時35分。
![](https://assets.st-note.com/img/1667280105319-A6u8OvqIHv.jpg?width=1200)
12時前に着いたのに3時間も何やってるんだと。
雨だ、雨が全部悪い。
急がないとすぐ暗くなるぞ。
写真や動画をとる余裕もなく、あわあわと焚火一式を広げ、
ランタンにオイルを入れて、LEDランタンも出して、
余計なことにハロウィンの飾りも出して(笑)
ダメだ、もう暗いぞ!!
購入した薪を割らないと!
斧を使いたくて太めの薪をセレクトしたが、かなり暗くなっている。
動画撮影用の明るいLEDライトを点灯させて、ケガだけは注意なので慌てても気持ちを落ち着かせて割った。
もう本当せわしない。
ソロキャン始めてから史上初の「わや」。
ゆっくりする時間が皆無。
全部雨のせいだ。
03.寝床と夕食
結局めんどくさくなり、インナーテントを付けるのはやめた。
テント内にグランドシートを敷いて、ラグを敷き、久しぶりに持ってきたコットを置いた。
使わないインナーシートはコットの下に。
コットの上にはジャバラマット、エアマット、寝袋。
寝袋はワークマンのフージョンダウンシュラフ1200を買えたのでそれに毛布とホットマットをイン。
中に湯たんぽも入れるぞ。
寝床の反対側には荷物をどちゃどちゃと置くので整理整頓が全くできてない(笑)
もう暗いけどお腹が空いてヘロヘロなので、
休む間もなく夕飯の支度。
すっかり焚火調理が楽なもんで、薪を組んで火をつけて、食材を適当に切ってクッカーに放り込み、
鍋キューブで味付け。
その間に米を水に浸けておいて良い頃合いに炊飯。
鍋は煮込む時間が必要なので、先にご飯と食べられるものを焼こうとフライパンでホタテを焼く。
目まぐるしすぎる。
お酒も明けた。
氷結無糖にグレープフルーツが出たのだ。
レモンよりグレフル派なので最高にうまい。
ご飯が炊けてホタテを食べて、
煮込んだ鍋を食べて、空いたフライパンでスペアリブを焼き、
胃を満たしたら焚火で湯たんぽを沸かす。
気づいたら飲み終えていた氷結、
早々にゆずのきもづ投入。
気温は10度程度、あまり下がらず、風も弱く過ごしやすい。
薪の減りが早いが湯たんぽを仕込んでしまえば問題ない。
![](https://assets.st-note.com/img/1667280179219-fVh2FhIjCB.jpg?width=1200)
04.焚火を囲むキャンパーの夕べ
21時過ぎになると、一人、また一人と受付前の焚火の前に、利用者が集まってくる。
マスターとミスター、二人のスタッフと、キャンプ場利用者の集いである。
この日はマスターが泊まり込みの日で、
少し離れたところにマスターの基地があり、
薪ストーブを導入したばかりだというので見せて貰ったりした。
ソロサイトの他に車を乗り入れできるサイトを離れたところに作ろうかと検討中らしい。
開けているので星もよく見えそう。
マスターの基地は軍幕をステルス張りにして、ムートンを敷いた幕内には無造作に毛布が置いてある。
支柱は6センチくらいの直径の木で、しっかりとテンションをかけているのでよしかかってもびくともしない。
明りは仏壇に建てるようなろうそくで、
これぞ無骨の真骨頂か、と思うくらい(笑)
いいもの見させてもらいました。
サウナテントもあり少しばかり温まらせてもらったり、
少し雲があるものの、星もきれいに見えて、
前回断念した「赤い鉄橋と星空」を撮ることが出来て満足。
軌跡は1時間ほどの間に雲が出てきたのと気温が少し下がったのとでおそらく30分程度しか撮れてなくてイマイチ。
新しいバッテリー買わないとダメだ。
その後、集まった他のキャンパー何人かとスタッフさんで雑談。
ここで私がおもむろに取り出したるは「TAKIBI S"AKE」。
日本酒である。
![](https://assets.st-note.com/img/1667280243120-8RV4uWeczc.jpg?width=1200)
ラベルが焚き火なのでネタになるなと買ったんだけど、ここで出したら盛り上がりそうだなと狙った。
小さい紙コップも持ってきたので、みんなに試飲を強要(笑)
まあ小さいカップなので一口二口程度の量で、
ラベルがかっこいいよね、と賑わった。
そして新しく出来たキャンプ場、他のキャンプ場の話をして情報交換。
楽しくが気づいたら0時を回っていた。
鉄橋の向こうにオリオン座が見えて、
あっちがその方向か、と思い、
「オリオン座見えるじゃないですか」とカメラを向けたら、
「オリオン座わかるんですか?」と言われた。
おいおい、冬の大三角形とまで言われるリボンの形の星ですよ???
てか私はオリオン座しかわからないんですけどね(笑)
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さすがに遅い時間すぎるので解散となった。
ここからが地味に忙しい。
夕食時のクッカー類をひとまとめにしたり、
歯を磨いたり化粧を落としたり、
1時過ぎにいざ寝床に入ると、寝付けない。
もしやと思ったら低血糖。
気づいたら2時、眠れない。
楽しくて脳が興奮状態なのか、ベルソムラを飲むのを忘れていた(常用してる)
そうこうしてるうちに3時、やっと補食。
うつらうつらして来たら激しい雨音。
キャンプの夜は低血糖に陥ることが多いな。
お酒飲みすぎなのか?
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05.翌朝
明け方から朝、雨予報があったので、
ゆっくり後片付けをしようと、翌日はデイを付けていた。
これで18時までいられる。
いや、15時くらいには帰宅していたのだが。
それもあり、7時半まで寝た。
鳥のさえずりに促されてシュラフから抜け出す。
フュージョンダウンシュラフ1200はな、めちゃくちゃ暖かかったよ。
テント内はガスストーブつけてたのでかなり暖かかったし、最終的に暑くなってホットマットは電源消したし、
湯たんぽは蹴とばしてシュラフの端っこに追いやられていたり、シュラフ内で体を包んでた毛布も上部分ははいでいた。
コンパクトさには欠けるけど暖かい寝袋強いな。
スナグパックの-7℃仕様より軽いのがいい。
幕内の結露が結構すごくてシュラフの表面も濡れていたので、
寝付けなかった時に一度コットを少し内側にずらした。
三角テントの欠点だなあ
荷物の配置、寝床の配置がなかなか難しい。
外に出ると青空が気持ちよく、
とりあえず朝食準備に取り掛かる。
前日スーパーで購入したピザパンをホットサンドメーカーで温めるだけ℃という、前回利用時と全く同じ(笑)。
コーヒーも入れて、ゆっくり朝食。
更には前夜の食べ残しのスペアリブの肉をそいで、
更に食べ残しの鍋の汁を加熱。
肉は鍋に入れた。
朝食中に雨が降ってきた、タープがあってよかったよ。
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食後は少しずつ片付け。
デイを付けたとは言っても18時までいるわけではないので、ゆっくり過ごすためにはある程度も片付けも必要なのだ。
他の利用者は早々に撤収し、
ここでサービスタイム。
マスターの案内による秘密のデンジャラスルートを通り、川べりへと降りるツアーが、開催された。
参加者は4人。
マスターのお眼鏡にかなった者だけが行ける、特別なワイルドサイトを紹介してもらった。
はっきり言って、デンジャーもデンジャー、めっちゃ危ない。
まだ予定とのことだけど、マスターのサポート付きでワイルドサイトを運用していきたいとか。
しかし道が大変険しいので、ザック一つに荷物をまとめられる軽量キャンパーにのみ許されるべきだろう。
私が体験できる日は来るのだろうか????
でもめっちゃ楽しそうだよ。
川に降りたところも清涼な気持ちの良いゾーンだった。
こういうとこでコーヒー飲みたいんだわ。
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とんでもなく有意義な時間だった。
デンジャーな道を戻り、他の利用者さんを見送って私は片づけを再開した。
テントもたたんで、ある程度の荷物を車へ運び、
イスとタープとテーブル代わりのラック、
一部の荷物を残した状態で12時が過ぎたので、
お湯を沸かしてカップヌードルを食べた。
久しぶりでめちゃうまい。
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時折、風が吹いて、ざわっと木々から葉が落ちてくる様の美しい事。
コーヒー淹れて甘いお菓子でも食べたいなと思ったけどカップ麺の汁も飲んだし、2時くらいを目途に帰りたいなという気持ちもあったのでいよいよタープも片付ける。
このキャンプ場はサイト外に木も多くあるので、
何ならポール要らないかもしれないな…
木を利用して毎回ハンモック泊の常連さんもいるようだ。
最後の荷物を積み込んだ後、スタッフしかいない場内をぶらぶらしながら落ち葉を撮ったりとのんびり楽しむ。
帰る前にコーヒーとアイスを受付で頂いて、今回もたくさんお話をさせていただいた。
今回は一応ラストキャンプという名目だったけど、もしかしたらデイでまた行くかもしれない。
焚き火だけとか、お昼だけどか、おやつタイムだけとか。
コットを置いて昼寝したり。
星空の撮影だけに集中したいキャンプもいいなと思う。
日中は寝て過ごし、夜はひたすら撮影。
最高か。
06.撤収
気づいたら15時過ぎで、慌ててキャンプ場を後にした。
道がそこはかとなく混んでいて、16時半くらいに帰宅。
薄暗い中、せっせと荷物を運び入れて、
最後に給油して車を返却してやっと終わり。
早めにお風呂を沸かして入ったら至福過ぎた。
翌日は全身、筋肉痛である。
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市場に出回っていない特別なアイス
07.総評
前回利用時に作成して公開したYouTube動画を見て訪れた利用者さんも多かったようで、
その日の利用者さんも大半は見てくださっていたようだ。
サイト数から、5~6組が限度とという事もあり、
とにかく一人で過ごしたいソロキャンパーおすすめのキャンプ場。
今後の進化も楽しみ。
車乗り入れサイトが出来たら利用したいし、
ワイルドサイトも利用してみたい。
08.キャンプ動画
①
②
③
おまけ①
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