見出し画像

2022.08キャンプ ソロ専用キャンプ場

8月はお盆休みの後半を使い、
支笏湖の美笛キャンプ場へ行こうと計画していた。
しかし休みの前半に初めての高速道路利用で帰省をして、体に疲れが残っていたのと、
朝から天気が思わしくなかった。
とにかく風が強く、この体調でそんな場所でキャンプしたら疲れはどんなものだろうか。

そんなわけでキャンプはせずに、8月もそろそろ終わりを迎えようとしていた。

月1キャンプは行きたい!!
そう強く思ったが、行ける土日まで残り日数10日。
行ける場所行ける場所…とグーグルマップやなっぷで調べていると、
家から約40分。
ソロ専用、という文字が目に入った。

solocampers field FOREST MUSIC

札幌のお隣、小樽市張碓町。
銭函と小樽市街地のちょうど間くらいにあり、
普段なら小樽へ向かう通り道というだけで、なんとなく地名だけは認識していた。

札幌からなら、札樽道と並走している国道5号線をまっすぐ小樽方面へ向かうだけでいい。
たぶんこの2年で向かったどのキャンプ場より、私は行きやすい。

なっぷのページでは詳細と言ってもあまり詳しくは書いておらず、
料金体制は一泊一人3000円。
チェックインは12時~17時、チェックアウトは10時。
ソロ、もしくはデュオの受け入れのみ。
口コミもまだなく、どういうところなのか??という若干の不安もあったが、記載されているインスタを見ると、なかなかよさそうである。

あと女性専用区画がある。

という事でここを予約した。
インが12時以降なので、ちょうどの到着を目安に。
近くにスープカレーのお店があったので、11時半にの開店で同時入店すればちょうどいいかなと。
更にカレー屋さんの手前にスーパーがあるので、食材を調達予定で。
買い物30分、昼食30分、移動40分。
ならば約2時間前の10時に出ればいいですね。

キャンプ当日

日曜、朝。
8時起床。
朝食を済ませバタバタと準備。
車を取りに行き、マンション前にとめて荷積み。
予定より少し早めに出発。

数日前に、ワークマンのフュージョンダウンのシュラフの再販があり、購入した。
なんと店舗受け取り限定。
それがキャンプ前日には店舗で受け取り出来るようになっていたので、キャンプ場に行く前に取りに行こうかと。
そう、この日に使おうと思って。

ぶれぶれ


自宅から一番近いワークマンプラスで受取り、ぐるっと回って5号線に入り、後はずっとまっすぐ。

途中、手稲あたりにある、気になっていたアウトドアショップ「コルソ札幌」に思いたって寄り道。
まだ時間あると思って。
店内の半分は釣り用品で、残り半分がアウトドアグッズ。
そこで、ネットで買おうか迷っていた「おにやんま君」があり、
すごくほしい!というわけではなかったが、会社のおじさんが気にしてたので、うらやましがらせようと思い購入(購入理由ww)

道中、すごい遅い車が前にいて、思ったより時間がかかってスーパーに到着。
買い物中に11時半が過ぎていたので、スーパーでパンを購入し車内でもぐもぐ。
色々食べたいものはないかなあと物色したけれど、一人なのでいかんせん量が多く、
最終的に串鳥のラベルのついたやきとりがあったのでそれを購入。
あとキャンプ場の水が飲用か不明だったので1Lの水と、氷を購入。
クーラーボックスに押し込んで、パンを食べたら改めて出発。

ちなみに、スーパーのパンがめっちゃ美味しかった(笑)

キャンプ場は札樽道の張碓大橋のほぼ真下にあり、5号線から少し横にそれるのだが、どこから入ればいいのか、についてよくわからなかったので、事前にアクセスを確認した。

海側に、ビューカフェがあり、その先にペリーゴートというホテルがあり、そこから右のわき道に入ると張碓町の住宅街?になるのだけど、
そこを進むと目的の場所にスムーズに入れるのだ。
シービューの素敵なカフェが多いように思う。
今度張碓町カフェを色々チェックしたい。

というわけで12時ちょいくらいに到着した。

二人の紳士Mと女性専用サイト

到着すると、細身の男性が車を誘導してくれた。
赤い看板が目印で、道脇に駐車場が10台分。
そこから細い道を先に進むと、タープと大きなテントがあり、そこが受付になっている。
荷物搬入のために一時的に受付の手前まで車を誘導してくれて、受付を済ませることに。

こじんまりとしたキャンプフィールド、ぽつぽつと小さな区画が存在し、全体はなんとなく見渡せる。
最初に案内してくれたのは、キャンプ場常駐スタッフ?で、「ミスターと呼んでください」という紳士。
その次に現れたのが、このキャンプ場のプロデュースを任されているらしいキャンプ歴30年の紳士「マスター」。

マスターとミスター、この2人がキャンプ場のスタッフで、お話をするとなんだかとても楽しかった。

そして受付後に案内されたのは、受付から一番近いが、少し小高いところに存在するこじんまりとした広場。
女性専用サイトとは、つまりそういう事だ。
受付から一番近い。


そして、なるほど、ソロ専用。
アーストリッパー、ギリギリなのでは、というスペース。

他の区画もそうだけど、枕木や倒木でスペースが確保されていて、なんとなく段差で区分けされている。
テントを川の方に向ければ他の利用者の視線を気にすることなく、自分のキャンプができる姿勢。

というわけで、キャリーワゴンを使い荷物を搬入する。
相変わらず荷物が多く、往復回数を減らそうと積み込みすぎると、移動中にぐらぐらして危ない。
見かねたミスターさんが運ぶのを手伝ってくれた、申し訳ない。
次に運ぶときはあまり重ねないようにして、自分のペースでのんびり搬入。

サイトの地面は砂利交じりの砂土で、水はけはめちゃくちゃ良いらしい。
ただ、非常に硬く、ペグはしっかりしたものが必要そうだ。
が、サイトの広さとテントのサイズを考えると、今回はタープは張れなさそうだ。
あと森の中なので風がほとんどない。
というわけなので、自立するアーストリッパー、ペグは後方の真ん中をピンとさせる為に1本だけ使用した。

テントを張ると、焚火スペースがぎり設けられる程度に残るが、眼前に広がる森の風景が何とも言えず心地よい。
テントの前室のサイドに荷物を置き、スゴイッスを空いてるサイドに配置。
ラック、テーブル、焚火台、ランタンポールを設置してようやく一息。

気づくと他の利用者さんもすでにくつろぎの態勢に入っているようだった。
タープ泊が2名、ティピーテントが1名、この日は私を含めて利用者は4名だ。
10区画全部埋まったらどういう感じだろうか?

薪割り、そして薪わり、からの夕餉

というわけで、設営が済んだら薪わりである。
前回のキャンプで余った薪を持ってきた。
なぜならここには、油圧式の薪割り器があるというではないか。
割ってもらおうと思って(笑)
もちろんここでも買う。一束500円。
ソロで一晩過ごすには十分の一抱え分が購入できる。

これも事前に確認していたのだけど
持込の薪も割ってもらえて大変ありがたかった。

これ。
油圧手動式剛腕君。
薪をセットしてハンドルをギコギコすると、メキャメキャーって割れる。

おもしろっ…
やらせてくれたんだけど、これはすごい、なんか楽しい。
キントリングクラッカーとはまた違う楽しさがある。
でも薪の長さの関係で、プレスと薪の間に別の薪を挟んで長さを補填するんだけど、うまくはまらずずれて飛び出たりして(私が下手すぎる)
危なっかしかったのか、マスターが最終的に自前の斧でバンバン割ってくれました(笑)

他に購入した薪は、細い枝タイプから太めのもあり、いろんなタイプを自分でセレクトさせてくれました。
また使い切れなかったので次のキャンプで使うよ。

割ってもらった薪と購入した薪を抱えて、自分のサイトに戻り、ここからいつものバトニング作業に移ります。
まあね、細割がないとね。

とにかく静かで、自分の世界に没頭できる場所で。
川の流れる音がまあまあでかく、高速道路の走行音もまあまあ聞こえるので、
スタッフさんと他の利用者さんのやり取りする声もほぼ聞こえないので、
安心して独り言ぶつぶつ動画の撮影もできました。
でも確認したら、少し声のトーンを落としてたようで、聞こえにくいかも。
まあ字幕つけたりするからいっかね。

到着して搬入設営、プラス雑談で1時間近くたっていて、薪割りもしてとあっという間に時間がたち、
この日は雨予報もあったけど気温はちょっと暑いくらい。
湿度が80%以上だけど川から吹き上げてくる穏やかな風が非常に心地よく。
暗くなる前に焚火でダイソーフライパン使って野菜を炒め、
いつものシェラカップ炊飯をし、炭火で牛タンと豚串ねぎまを焼いて食べました。

途中、雨がぱらついたのでアーストリッパーの跳ね上げをしたら、焚火の真上だったので火の粉が若干心配だったけど、あまり爆ぜるような燃え方はしなかったので良かったです。
一応アーストリッパーは、火の粉に強いらしいです。
と言ってもテントの「表面」の話なので、跳ね上げの内側はどうなんだろ…

風も穏やかに感じたので焚火も最初は大丈夫かと思たんだけど、川からの風があり煙が全部こっちに来るので、ウインドスクリーンを設置。
やっぱりウインドスクリーン、いいね。
陣幕より設営が簡単なので、陣幕はすっかりお役御免です。


お酒を飲もう

夕餉の前に氷結無糖レモンを飲んでました。
噂の、ダイソーの缶クーラーを買ったので使ってみたんだけど、ちびちび飲む私なのでいつもは気づいたらぬるくなってるんだけど、すごいね!
ずっと冷え冷えであった。
あと結露で手が濡れないのもいい。

なんにでもねこぼうしさんステッカーを貼る

食事も終えて、時刻は18時ごろ。
薄暗くなり、オイルランタンも雰囲気が最高。
後は焚火を見ながらのんびり過ごすだけ。
いつものお酒「ゆずのきもづ」を取り出し飲もうとしたら…
栓抜きが見当たらない。
あれ?ないー
探したけどない。
最終的に後で違うところから出てくるんだけど、この時は全く見つからなかったので、
それを手に受付までてくてく。

助けてマスター&ミスター!

受付にも栓抜きはなかったけど、いわゆる王冠タイプの栓なので?
マスター、ミスターからなぜかライター(100円ライターみたいなやつ)を借り、
え、ライターで何すんの?と思ってると何の前触れもなく、
なんならライターを受け取った後ゼロアクションで、
シュコンッ、と栓を抜いてしまわれた。
え?何をどうしたの??(笑)とキョトンとする私に、
固いものがあればそれでしゃくりあげるだけ、と説明してくれました。
ワイルドかっ

よく考えたらペグ打ちハンマーのさ、ペグ抜きのとこで開けれたかもわからん(笑)

そんなこんなでもはや私のキャンプには欠かせない、
宮城県の寒梅酒造の、ゆずのきもづ。
これもダイソーの缶クーラーにちょうどよく収まり(もちろんかなりはみ出るけど)
いつまでも冷たいまま楽しむことが出来ましたとさ。

雑談を楽しむ、そして寝る

20時ころに、受付そばの薪ストーブに日を入れるからよかったら見に来てと言われていたので、
カメラを持って見に行った。

マスターとミスターが大きな薪ストーブで肉を焼いていた。
イスを進められ、、座って雑談させてもらった。
雨の気配はあったものの、
ちょっとちらっとふった程度だった。

マスターのおすすめのYouTubeを教えてもらったり、私のスマホの猫ちゃん画像を見せたり、キャンプの話、キャンプ場の話を色々と聞かせてもらい、楽しい時間を過ごさせてもらった。
ソロなのに充実キャンプである。

その後自分のサイトに戻り、
焚き火の続きを。
焚き火、やっぱり楽しいなー
ダイソーで新調した長めの火吹き棒に革のホルダーをつけたので、
首からぶら下げて使ってました。
首から下げるのめちゃ便利です。
シンプルタイプを作ってミンネに出品しようかなと思ってます。
色は赤とか緑がいいかな。

ウインナーを炙ろうと思って持ってきたけど、
22時すぎると眠くなり、寝ることに。
意外と気温があるので、前の跳ね上げはそのままで、ネットだけ閉めて、
前室のサイドは全部閉めて、
インナーテントの半分くらいネットにして、
締め切らないようにして寝ました。

コットの上にマット、バスタオル。
そしてワークマンのフュージョンダウンシュラフ、薄手の毛布。
思いのほか軽いんだよね〜
ふかふか。
毛布をインすると暖かさが全然違うよね。
寒さで起きることはなく、かと言ってぐっすりとも言えず、
0時、1時、3時、4時になんとなく目が開きました。
なんでだ?と思いつつ4時のタイミングで血糖値を測ると44、はい低血糖。
補食でおやつを食べたあとは6時までぐっすりできた。
低血糖に眠りを邪魔されてる…

4時のタイミングでトイレも行ったけど、雲が厚くて星は見えなかった、残念。
星を見にリベンジしたいな。

夜明け前の張碓大橋

起床、朝ごはん、撤収

6時に起きる予定だったけど、あまりにも気持ちよく寝てたので30分後まで二度寝しちゃいました。
でもチェックアウトが10時ということで、7時過ぎには片付け始めないといけなく、
朝ごはんに取り掛かることに。

今回は手抜きも軍を抜いて、
前日の買い出しの際にピザパンを買ってました(笑)
これをホットサンドメーカーであたためて食べました。
簡単最高。


せっかくなので久々にコーヒーも豆から挽いて落としましたよ。
美味しかった。
あと、ボトル用の保冷ケースに、ロゴスの凍結パックを4つ、
2個2個の間にハーゲンダッツを入れて、
それをクーラーボックスにカンガルーインして持ってきたんですよ。
どうかな〜

流石にカチカチではないけど…
ふわっとしたやわらかさ、強いて言うならソフトクリームくらい!
全然アイスです、朝ごはんのデザートにハーゲンダッツ。
最高でしかない。

あとピザトーストもめっちゃ美味しかった(笑)
スーパーのパン屋さん侮れない。

朝食後もう少しゆっくりしたかったけど片付け開始。
タープを立ててないのでいつもより早く片付けられたような気がします。
風がないのもいいよね。
マスターから、テントを片付けているところをドローンで撮りたいと頼まれたので、
そうだ私も撮ろう!といつもは気づいたら片付け終わってる感じなので。
とりあえずテント以外のものをサクサクと片付け。
他の利用者さんはとにかく軽装!て感じだったので、
あたりまえだけど私よりゆっくり過ごしてたかと思いきやさっさと片付けていなくなってた(笑)
なので設営時と同様に車を受付前まで持ってきて、せっせと運び込み。
やー、ハスラーつまさるね〜

日曜の利用者さんがいなかったことから、マスターさんのご厚意で、ゆっくり片付けて〜とのことだったのでお言葉に甘えまくりました。
テント、インナーテントも畳んでしまってから撮影に挑みました。
結果、フライシートは12分でたためました〜
その間、ドローンの免許を持っているマスターさんの撮影もあり、
帰宅後にその動画を送ってくださったんだけど、
ドローン動画ってほんとすごいね。
ブレもないしなめらかな動きで面白かった!
You Tubeに使っていいよとのことなので使います!
お楽しみに!

片付け完了後、場内の見学をさせてもらいました。
最奥には現在準備中とのことだけどテントサウナもあり、
好きな人にはたまらないのでは。
木が茂っててよく見えないんどけど、眼下は川なので、春先とかにまた利用したいな〜

女性専用サイトは一つだけなんだけど、他のサイトもこじんまりしてて、奥の方のサイトもかっこよく使えそうで。
たくさんお話もさせてもらえて楽しかった!
写真が思ったより撮れてなくて、おっかしいなあ…

気づいたら11時も過ぎていたので、
マスターとミスターの二人に別れをつげ、キャンプ場をあとにしました。

日曜はまたいいお天気で、張碓の海がめちゃくちゃキレイ。それから前日に食べそびれたスープカレーの店、
アジアンバーラマイ小樽店でランチをして帰路へ。

なんかすごく道が混んでて、なかなか家につかない。

よくかんがえたらこの日は北海道マラソンがあり、別の道が通行規制で通れないため、おそらく5号線に流れてきた車も多かったのかな。

なんとか帰宅し、
荷物を運び入れ、
洗車をと給油を済ませて戻ったのが14時過ぎ(笑)
やあやあおつかれ!

総評

口コミなどの情報がほぼなくて、少しの不安を抱いて向かったキャンプ場だったけど、
不安を吹き飛ばしてくれる安心感しかないキャンプ場でした!

ここはリピートしたいし、星空や夕日を撮りにも利用したい…
次に利用するときはBUNDOKのソロティピー1を持っていきたいですね。
でもチェックイン17時までだから仕事終わりにインは難しいか。

楽しいキャンプでした!
これから動画を編集しますー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?