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2度めのソロキャンプin定山渓①

キャンプ系まとめマガジン
うえこ、キャンプをする

また衝撃的に長くなりそう

はじめに

さて、当別町のキャンプ場にてソロキャンプデビューをはたして2週間後、
私はまたもや荷物をカーシェアの車に積み込んで、キャンプ場へと向かっていた。

もともと、キャンプ始めよう!と道具を買い集め、キャンプ場を探していた時に、
空きがあり予約していたキャンプ場である。
完全予約制で、全てが定められた区画サイトのみ。
経営母体が民間ではないので、緊急事態宣言下では営業をストップしていたキャンプ場だ。

なんと年間通して営業しているので、冬キャンもできる。

たまたま、予約をとった後に、更に早い日付で当別のキャンプ場の予約が取れただけで、
本来はここがソロキャンデビューの地として予定されていた。

札幌の奥座敷

そこは札幌の奥座敷と呼ばれる、定山渓。
札幌市内である。
しかし南区の端っこに位置し、定山渓と言えば定山渓温泉。
温泉街がある。
温泉街を越えて国道230号線を少し行くと、そのキャンプ場はある。

定山渓自然の村

コテージと
テントハウスと
テントサイトと
テントサイト(特別)

4種類のプランがある。

定山渓自然の村について

コテージは、全10棟。
2つで一つで、屋根とデッキがつながっている。
大家族や、グループでの利用に最適だろう。
シンク、トイレ、暖房がついているので、わざわざ公共のスペースまで行かなくて良いのは楽だろうなと思う。
定員は1室5名、一泊4700円、日帰り1600円。
5人での利用だと一人あたり940円。
安い。

テントハウスは、全10棟。
星の家サイトとも呼ばれている。
なにそれかわいい。
モンゴルのゲルを模した建物で、うん、はっきり言って可愛い。
広い板張りの床で、真ん中にストーブがあって、
公式サイトの紹介に、写真写りが良い、と書いてある(笑)
実際、紹介されている画像を見ると、はちゃめちゃにかわいい。
ここに泊まりたい。
トイレやシンクは無いようなので、ここを利用する場合は公共のスペースに行く必要があるみたい。
定員は7名、一泊3900円、日帰り1300円。
うん、安い。
ただし室内は火気厳禁ということなので、調理等は外でやる必要があるのかな。
しかしここで寝る場合、マットを敷いて寝袋に入って転がるということになるのだろうか?
最近、コットなるものが気になってしょうがないのであるが。

テントサイトは、全22サイト。
フリーではなく、完全に区画が用意されていて、6m×6m。
普通サイトが8、連結サイトが6、ウッドデッキサイトが1。
ん?と思ったけどそうか、連結サイト6は、×2で12ってことかな?
区画のまわりには木立があり、木々に囲まれた場所もあり、のんびりとした時間が流れて良い感じ。
定員は5名、一泊500円、日帰り170円。
やややややすい!!!
連結サイトとウッドデッキは一泊1000円、日帰り340円。
どう考えても安すぎる。

これが民間と市営(?)の差か…

あともう一つ、テントサイト(特別)というのがあり、これは全2棟。
これはテントサイト6m×6mに、プラスログキャビン併設。
トイレやシンク、暖房設備はついてないけど、テントを建てる必要がないから楽ちんかも!
定員は10名(室内は5名)、一泊1000円、日帰り340円。
何が何でも安い。

予約は電話と、WEBからも出来て、でも電話からのほうがしやすいかな。
公式サイトで空いている日を確認して、予約する流れ。

ここはテントやタープ、寝袋など、キャンプに必要なものをほとんどレンタルできる用になっているので、
初心者向けと言っても過言ではない。
札幌中心部から車で1時間程度かかるけど。

公式サイト

国道230号線

札幌中心部から定山渓へ向かうには、国道230号線を通るのとがほとんどだと思う。
ところがこの道、中山峠へと向かう道であり、土日祝日はたいそう混み合うという話。

自然の村のチェックインは13時、チェックアウトは11時半。
札幌中心部からは大体1時間程度。
昼前くらいに出発でいいかな?と思ったけれど、渋滞にハマると到着が遅くなる。
それは嫌だ。
そこで、定山渓を地元とする方に、ちょっときいてみた。

土日はいつも混みますか?

「混みますね、早めに出て定山渓温泉をブラブラするのおすすめですよ」

素敵なアドバイスを頂いた。

そんなわけで、前回同様、8時半にカーシェアの車を借りて、荷積みし(これが疲れる)
9時くらいに出発。
今回はスマホでドライブ動画を撮ってみたりしたのだけど、日差しが強くてスマホが熱くなってしまった。

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そうこうしている内に、定山渓温泉街までやってきた。
10時ちょいだ。

ドライブ動画は結構ガタガタして、あれは手ブレ補正の効く何かを使ったほうが良いのかもしれない。
キャンプ動画で少しお見せしたいと思う。
酔ったらごめんね。

定山渓温泉街

温泉街に入るのは随分久しぶりだった。
何年か前に、古い温泉宿に一泊したことがある。
その時に、夕方にぶらりと散歩したが、時間帯の問題かどうかはわからないけど、これといって特筆するようなことはなかった気がする。

しかし今はどうだ、随分洒落た感じになってるのではないか?
きれいなホテルもある、道もキレイ。

10時も過ぎていたので、まずはおすすめしてもらったカフェに行ってみることにした。

tocchancafe

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何だこの店、チョーかわいいではないか!!
猫の顔の形のパンや、お菓子の販売もあるそうだけど、この日は残念ながら完売したそうである。

2020年にオープンしたそうで、店の佇まいからしてかわいい。
めちゃかわいい、すき。
店内はそんなに広くはなく、ボックス席が2つ。
こじんまりとしている。

北海道はこの時期にしては珍しく、連日30℃越え、この日も例にもれず暑い暑い。
水出しアイスコーヒーと、ねこパフェを頂いた。
塩バニラのソフトクリームと、ほろにがコーヒーゼリー、猫モチーフのフィナンシェのようなものが乗っている。
身体にこもった熱がゆるりと下がっていく。
また来よう、そう思える素敵なカフェだった。

その時ふと、キャンプで翌朝に食べるパンを忘れてきたことに気付いた。
お店の方におすすめのパン屋を聞くと、ここ定山渓温泉街にはなんだか素敵なパン屋がいくつかあるらしい。
丁寧に場所を教えてもらったが全然頭に入ってこない。
そうだ私は地理がだめな人間だった。

「この通りを真っ直ぐ行って左」

なんとなくそれだけ頭に残っていたので車を走らせると、石窯パンのお店にたどり着くことが出来た
良かった。

ヴェルジネ・バッカーノ

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これまた素敵かわいい佇まいのお店。
入店は1組ずつという徹底したソーシャルディスタンス、安心。
ふんわりいい香り。

私はパン屋さんが大好きである。
なんかこう、並んでいるパンを見るとウキウキして、
あれも、これもとトレイに乗せてしまう。
結果買いすぎる。

必要なのは今日これから食べるランチ用のパンと、
明日の朝食べるパンだけだぞ?

ぐっと心のなかで言い聞かせ、
チーズのパンと、クロワッサンと、いちじくとチョコのパンを買った。

時計を見ると11時ちょい。
うん、まだ早い。
かと言ってこれ以上、温泉街に滞在すると時間オーバーしそうな気もする。
どうしようかな、昼のパンも食べたいしな。
そうだあそこに行こう。
冷房をガンガン効かせた車内で、ナビの地図を確認した。

豊平峡ダムへ行こう

そういえば夏の豊平峡ダムに行ってみたかったんだ。

去年一昨年と、秋ごろに行ったことがある。
紅葉が素晴らしいんだと。
タイミングが合わなくてそんなに赤くなかったので惜しかった。
夏の緑に覆われた景色もきれいなんだろうなと、思ってはいた。

定山渓の温泉街からダムまでは20分程度。
車を走らせる、途中で曲がるところを間違えて、なぜか定山渓ファームに続く山道に入ってしまってびびった。
車1台しか通れないような細い道、緊張した。
気を取り直して豊平峡ダムへ。
車内があっつくなってしまうので、木陰に停めることが出来たのはラッキーだった。
11時半、丁度いい。
ちょうど駐車場からダムまでのバスが出るところだったので乗り込み、数分の快適な旅に。

冷水トンネル。
それまで30℃を超えるような灼熱にさらされていたが、トンネルに入ると空気が変わる。
ひやひやひや~
22℃くらいなのではないか?
日も届かないそのトンネルは、たいそう涼しい。
なんとも心地よい。
トンネルは2つあり、合間に九段の滝と呼ばれる滝がある。
滝が九段になっているのだが、葉が生い茂っていて見えない。
でもまあ心地よい空気。
ここでバスはスロー運転になり滝を楽しませてくれる。

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少ししてダムに到着。
あっついなあもう!!

照り付ける日差し、しかし眺めは圧巻。
濃い緑の木々が岸壁を多い、すさまじい。
観光放水をしているのでそれを見に行くと、照り付ける日差しで濃い虹が出来ていた。

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これはやばいな。
キャンプの前に結構楽しんでしまった。
キャンプまだ始まってないから(笑)

夏の豊平峡ダム、おすすめです。
展望台も新設されて、だむみえーるというレストランではダムカレーの提供もあるよ。
食べたこと無いけど。
日傘があると良いよ、最低でも帽子。

ざっと見て、日差しの強さに限界を覚え、早々に退散。
電気バスの戻りの便はまだ10分ほど待つようだったので、てくてく歩いて戻ることに。
冷水トンネルを通るので涼しくて心地よい。

なんとか駐車場まで戻り、冷房をガンガンに効かせた車内で水分補給と昼食として先程購入したチーズのパンを食らう。
うまい。
あのパン屋はうまいパン屋だ、また行こう。
車内で食事を終えて、一息着くと12時45分。
ちょうどいい感じ。
豊平峡ダムから、キャンプ地の定山渓自然の村は車で20分弱。

いざゆかん、本日のキャンプ地へ!!

②へ続く

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