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[読書] 「仕事は楽しいかね?2」で上司と部下の理想の関係を学ぶ

名著「仕事は楽しいかね?」の続編。正直なところ、こちらは名著とされていないのではないかと思う。

「仕事は楽しいかね?」は個人についてのことなので、実践しやすいし楽しかったが、
「仕事は楽しいかね?2」は上司と部下の話なので、相手あってのこと。
実践するのは難しいと感じるのではないでしょうか?
しかし、部下の立場も、上司の立場でも、
または転職や職場改善という意味でも、仕事をする環境を見直すきっかけになることでしょう。

読んでいてなるほどなと思える言葉が数多くありました。
今回は読んでメモしたものを、自分なりに再構築したことを書きます。多少ニュアンスが異なるかもしれません。

良い人間関係

よい仕事とは「人と人の"結びつき"を仕事に取り入れられる」こと。
能力の高い人たち同士は上下関係ではなく、同士のような関係で仕事をする。
職場を移っても結びつきがあれば、その場その場で結びつきは力を発揮することもある。
よい職場は最高の人たちが働く最高の場所。
給料よりも大切なものがある「自由・チャンス・変化」を得られる仕事だ。

優れた上司

マネジメントは管理することが仕事ではない、役所的な体制のなかでどう仕事をするかを知っていることが大切だ。決して役所的な体制のなかでどう振舞えばいいか知っていることではない。
規則をつくるのではなく、規準を作り部下たちに力を発揮してもらおう。

部下の成長を促することも大切だ。
それには部下の成長について関知しない上司ではだめだ。進歩という個人的な梯子をのぼる部下を、つぎの段階に押し上げる上司でなければいけない。

それには答えを教えるのではなく、質問をながかけなければいけない。上司が答えを教えるなら、その通りにして責任を上司に押し付けるようになるだろう。
部下の時間と努力を得るのではなく、部下から助力を得るようにしなければいけない。
部下が成長するための働き方を知っているのが良い上司だ。

部下たちとチームをつくらなければいけない。
必要な部下は上司の顔色を伺うチームプレイヤーではなく、同士だ。
自分が過ちを犯したとき、それを認めよう。部下にポンと権力を手渡すチャンスだ。

仕事とは

ビジネスの哲学は"手助け"というたった一つの言葉に濃縮されている。
仕事選びの大切なことは今より幸せになれることだ。
仕事は楽しくなくてはだめだ。職場から笑い声が聞こえてこないなら、きみのやり方は間違っている。


最後に「仕事は楽しいかね?」の言葉。
試してみることに、失敗はない。

上司・部下間の働き方はこちらも参考になります


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