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【共同運営マガジン】ゲイの集会

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#カミングアウト

ゲイと田舎とカミングアウト

最近なんとなく、転職の選択肢がまとまってきた。 僕はどうも即断が苦手で、自分の中で、ああでもないこうでもないとしつこいくらいにこねくり回して考えなければ、決断が出来ない性格なのだと思う。 Twitterで見かけた求人で、田舎の風呂屋の募集があった。 僕は無類の風呂好きで、実は4年くらい前から入った風呂屋の感想を細々と書き連ねてネットの片隅に広げているのだけれど、今だいたい200件くらいになっている。 まあそれくらい風呂が好き。 経済的なことを考えなければ、風呂屋になる

とあるゲイの思春期 - [8] 最後に(カミングアウトについて失敗から学んだ事)

前回、カミングアウトについての失敗談を書きました。 とあるゲイの思春期[1]~[7]を、もし全て読んで下った方がいたら、ありがとうございます。 そして、最後まで読んで下さったのにバッドエンドで申し訳ないです…。 カミングアウトの失敗例はなかなか目にする機会がないように思い書きました。 そこから学ぶべき点が幾つかあったように思います。 今回はカミングアウトを考えている人、今後するかどうか迷っている人に参考にしてもらえるよう、僕が思う“カミングアウトについての注意点”をいく

僕がゲイだと、カミングアウトした理由

どうも、TAKESHIです👍 日々自分の性別に まだまだ疑問を持つことがありますが。 僕はLGBT、 いわゆるセクシャルマイノリティーの 【ゲイ】 として生きています。 一般的には、 まだまだ隠して生きる人が 多い世の中です。 そんな僕が、 なぜカミングアウトをしたのか。 そんな想いを したためてみようかと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーー 幼少期から、 どちらかと言えば 男の子(かつイケメン)ばかり 気になっていた自分。

とあるゲイの思春期 - [7] 二度目のカミングアウト

親友Ⅰへのカミングアウトを終えた後、僕の中の“もっとありのまま正直に生きたい”という感情が、さらに加速する。 高校2年生の冬。 僕の中学生からのひとり暮らしは当然のように継続していた。 僕は、以前の記事に書いた、ひと夏の間、ある意味で母親のよう接してくれた父の友人とやり取りをする事はめっきり少なくなっていた。 新しくできた彼氏に夢中になっていたからだ。 僕との接点が希薄になった事で、僕に何らかの変化がある事になんとなく彼女も気づいたのだろう。 ある寒い冬の夜、彼女から僕

とあるゲイの思春期 - [5] 初めてのカミングアウト

ゲイである事を受け入れた高校2年生の僕が冬を迎える頃。 僕には彼氏ができていた。 今では考えられないが、大阪のゲイタウンである堂山町は、その昔無法地帯そのものだった。 高校生が深夜まで働いているゲイバーもそう珍しくなかったように思う。 季節が秋から冬に変わる頃。 ネットで知り合ったとある知人に堂山のゲイバーに初めて連れられて来られた。 店の従業員は高校生~大学生ぐらいの若者ばかりだった。 当時の僕は今まで見た事のない光景に圧倒された。 週末には満席になり、狭い店内に人がご

とあるゲイの思春期 - [6] 親友とのその後

Ⅰへのカミングアウト後、特に奴との関係性に大きな変化はなかった。 ただⅠとの恋バナの内容は大きく変わった。 僕がありのままの恋愛事情をⅠに話すようになった。 僕の心の性は女性ではない。 しかし「男性と付き合っている人間として、こういうのはどう思う?」というようなⅠからの相談が増えたように思う。 僕は当時、なんだか得意気にⅠにアドバイスしていたように思う。 今振り返ると、僕には女心が何たるかをほとんど分からないというのに。 ゲイは男性の気持ちも分かるし女性の気持ちも分かると

ゲイの同棲は「覚悟」しかない!

前回、投稿をしてから、早一年! 時が経つのは早いもので、この間、大きな変化があった。 ついに! 彼と同棲を始めたのだ! 5年間の遠距離(関西と関東)恋愛を経て、僕が東京へやってきた。 いま、彼と同棲して、9カ月が経つ。 まさか! 僕が彼と東京で住むなんて、数年前には考えられなかったこと。 しかも! 僕がゲイとして生きる覚悟を決めるなんて、考えられなかったことだ。 でも! 人生とは面白いもので、出逢う人や環境によって一変することを体感している。 ▼彼と同棲することに