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「波長が合う」を物理学的に考えてみた

私は、大学で物理学科に進み、大好きな物理を学びました。
そんな私が芸能人の方の結婚、離婚会見を見ていて
疑問に思うことがありました。

「価値観が合うから」と結婚して
「価値観が合わないから」と離婚するのはなぜなのか?

同じ人に対して、真逆の感情を持つことが不思議でならなかったのです。

大学の時、物理の「波」で説明できることに気づきました。
価値観が合う、ということは、波長が合う、ということです。
物理だと、同じ波が二つ重なると、振幅(波の高さ)が2倍になります。

プラスの頂点で結婚し、マイナスの底で離婚するんだと気づきました。
凄く相性がいい人は、その人の一番良い所と一番悪い所の両方知っている人だと定義できます。

私が小さい頃に読んでいた少女漫画もそんな感じでした。
最初、2人はマイナスの底、第一印象が最悪な状態で出会います。
その後、少しずついい所を見つけていって、
プラスの頂点でハッピーエンドです。
(ちなみに、初めて買った漫画は「耳をすませば」でした。まさに!)

…ただ、人生はそこでは終わりません。
波打ちながら続いていくのです。

そんな私は結婚14年。
この人と結婚してよかったなあと思う日も、
なんで結婚してしまったんだろうと思う日も、両方あります。
ただ、自分の気持ちが沈んでいる時は、
相手も沈んでいる時だと気付いてからは、
少し楽になりました。
そこでケンカすると、2人して下がっていくばかりです。
自分なりのストレス解消法を見つけて実践する方が
建設的なのかなと思い始めました。

星野源さん推しの私は、喧嘩してカッとなった時、
「5分30秒ちょうだい」といって
一人きりで星野源さんの「Family Song」を
ヘッドホン爆音で聞いて事なきを得ました。
推しは偉大ですね。

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