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【雑記】ストレス解消をビーズで行っていましたが、道具類等を仕舞いました。

四柱推命では40代か50代で、月干の干合によって仕事運を封じられるような時期が誰でも必ずあります。今、簡単に「封じられる」と書いてしまいましたが、誰もが必ず仕事で不遇になるわけではありません。不遇な人が多かろうとは思いますが、それ程でもない人も多くいらっしゃいます。これはその人その人によりますのできちんと鑑定しないと分かりません。

私自身はどうだったかと言うと、40代の終わりの方から5年間ほどパワハラに遭いました。

もともと私は10年のうち3年間は嫌なことがあるサイクルにおりましたので、パワハラ5年間のうちの後半3年間はこの10年サイクルのせいかとも思われます。私の10年サイクルの話はこちらです。

ともあれ、私は5年間のパワハラに遭遇しました。これはA支店長によるパワハラ3年間にプラスして異動後のB課長によるパワハラ2年間という感じでした。

私の仕事は非常に安定していましたし、社会的意義も感じられるものだったので、私は退職を考えませんでした。A支店長パワハラの時期には私は四柱推命の勉強がまだまだでしたので全然仕組みが分かっておらず「なんで?どうして?」と思っていましたが、B課長のパワハラの時には「ともあれ3年後には楽になるはず」と思っておりましたので我慢できたということもあります。

とは言うものの、パワハラは辛いです。私はお酒が飲めません。アルコールでストレス発散ができません。スポーツも苦手です。どうしよう。でも、何かに集中して仕事のことを忘れたい。そこで、新しい趣味を始めました。それが今回ご紹介のビーズです。はい、すみません、ここからが本題です。

当時、北品川にビーズアクセサリー製作について教えてくださる先生がいらっしゃいました。年2回、春と秋に生徒募集があって、半年で7課題に取り組んでビーズアクセサリー製作のテクニックを学びます。これが楽しくて楽しくて。私は仕事柄、アクセサリーはピアス以外身に着けられませんでしたけど、大小様々なビーズをテグスやワイヤー、ピンで繋げて形にしていくのが本当に楽しかったです。

講習の後、先生が紅茶を淹れてくださってトシ・ヨロイヅカのケーキを出してくださいます。それも楽しみでした。先生のアッパークラスな暮らしぶりも素敵でした。

半年の講座の後、単発の講習に参加したりしていたのですが、やはりパワハラのストレスは凄くて、恒常的にビーズ教室に通う状態にしたいと思いました。そこで、別の先生が開催していたビーズスキル講習に通いました。銀座にあるルノワールの貸会議室で開催していて、講習の後にルノワールの店員さんが注文に応じてホットコーヒーかアイスコーヒーを運んでくれました。

5年のパワハラが通り過ぎると、ビーズは北品川の先生の開催するスポット講習にたまに参加する程度になりました。ストレス解消のために没頭したくてビーズを扱うことはなくなりました。

3年前にそのスポット講習の話を友人にしたところ、参加してみたいと言うので2人でコットンビーズのブローチの講習に参加しました。先生は、講習で学んだテクニックを活かして作れるキットを販売しています。同じコットンパールのブローチでカブトピンのものを購入しました。

カブトピンというのは安全ピンのような形をしています。写真をご覧いただいた方が早いですよね。こんな感じです。

カブトピン

キットは、カブトピン自体の曲げをするもので、ちょっと難しそうでした。大きなコットンパールが可愛らしくて「金具を曲げるのが難しいですよ」と先生に言われたのですが、購入しました。でもやっぱり難しそう。手を出せないままになっていました。

昨年実家を片付けたり、暮れから家族が入院したり、そういったことから終活と言うか、身の回りの整理整頓を考えるようになりました。

そうして、買ったままになっていたキットをはじめビーズ類、金具類を処分しようかと思った時。家族は動きに若干の不自由があるため、床に落ちている物を拾い難いです。それで靴ベラに100均で購入したロングスプリング(らせんゴム状のびょ~んと伸びるやつ)を付けて取っ手に付けました。この工作にビーズアクセサリー製作のスキルが生きました。

アクセサリーだけじゃなくて生活の役に立つじゃん、と思いました。

それでちょっと気分が持ち直して、キット類はとりあえず作ってから処分を考えようと思いまして。作りました。溜まっていたキットを全部。

コットンパールのブローチは案の定、先生のおっしゃった通り、金具の細工に苦労して。一応完成はしたのですが、やはり納得できなくてバラしました。でもなんとか生かしたくて、先生のレシピとは異なるのですが、新たに購入したカブトピンに合わせて作り直しました。ちょっとパーツが余ってしまいましたが。

スペーサーとケシパールのパーツが余りました

余ったパーツはピアスにしてみました。こんな感じです。

余りパーツはピアスにしました

ビーズ類、金具類も道具と一緒に仕舞いました。私、老眼はさほどではないのですが、流石に焦点を合わせるのがキツくなって来ました。拡大鏡も持っているので、まだなんとかなりますが、でも、今後はかなりキツいかなぁと思っています。

私が勤め人をしていた間、厳しかった時期に楽しい夢を見せてくれたビーズ。

熱心にご指導くださった北品川の先生、銀座の先生。仲良くしていただいた生徒さん達。パーツの買い物でお世話になった店員さん。皆様、本当にありがとうございました。

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