見出し画像

BTS花様年華まとめと残された謎【ユンギ編】

第3弾はユンギです。相変わらずネタバレ満載です。

前回はこちら ↓

本筋整理はこちら ↓

母親と火事

ここはまだ情報が断片的なので、かなり憶測が入ります。母親は有名なピアニスト、もしくはそれを目指していた? でもユンギが産まれてその夢を諦めないといけなくなったのかなと。父親がなんだか弱々しい人なので望まない結婚だったのかも? 母親は叶えられなかった夢をユンギに託そうとしたため、厳しくレッスンをしたり、「あなたさえいなければ」的なモラハラを続けていたのではないかと予想しています。

画像1

そして中学の時に家が火事になりますが、これも原因がはっきりしていません。火事の時に「お母さんが中にいる?」ときかれ、ユンギは「誰もいません」と答えていますが、実際には母親は火事で亡くなったような雰囲気です。

ありうる原因としては、ピアノのレッスン中に「母親がヒステリックになってやった何かで燃え広がった」もしくは「ユンギが逆上してやった何かで燃え広がった」かなと。そして「炎の中の母親を見捨てた」あたりかなと思っています。

一番恐ろしい予想は「口論の末に母親を殺してしまい、証拠隠滅のために家に火をつけた」ですが、私はソクジンパートの時にも実際よりもサイコパスな考察をしてしまったので、これもきっと取り越し苦労だと思います。ユンギ、そんなことしないって信じてる。

大好きなのにトラウマ

音楽が大好きなのに、トラウマと隣り合わせでずっと苦しんできました。でもあの音楽室で7人で楽しく過ごしていた時は問題なくピアノを弾けていました。しかし退学処分となり、また弾けなくなることに絶望して、当時の楽譜も全て音楽室のピアノの中に封印してしまいました。

その後も完全に音楽から離れることはできなかったけど、特定の音だけどうしても弾けない問題が残り、曲作りにも支障が出ていたようです。それは火事の後に持ち帰っていたピアノの鍵盤の燃えかすとも関係あるらしい。もしかしたら火事の原因ともリンクしているのかもしれません。

RUNのMVでユンギとグクが乱闘になるところがありますが、これは再会してから作業室に遊びに来るようになっていたグクが、よりによって、そのトラウマの音をひたすら弾いていたからみたいです。

画像2

グクからしたらさっぱり訳が分かりませんし、ユンギも自分が理不尽な怒り方をした自覚があったから後からすごく自分を責めたんじゃないかなと思います。おそらく時系列としては、この喧嘩の後にモーテルで火をつける気がする。

ジョングクとの絆

ソクジンはユンギの救い方が分からず苦労しますが、あるループで怪我した小鳥を看病している間は自殺を思い留まっていたのを見て、そういう存在が必要なのではないかという考えに至ります。その時に思い出したのがグクです。

学生時代の2人は性格上、見るからに仲良しという感じではなかったのですが、並んでピアノを弾いていたり、お互いの様子を静かに見守っていたりする間柄でした。そもそも退学のきっかけも先生に殴られたグクを見て殴り返したのが原因でした。

グクとユンギはソクジンが介入する少し前に再会してました。ユンギはある日酔って楽器店に侵入し、ピアノを弾きます。でもすぐやめて外に出たのですが、今度はそれを真似する下手なピアノが聞こえてきました。戻ってみるとそこにはグクが。ユンギは思わず近付いて、正しい音を教えてしまうのでした。それが WINGS Short film で出てきた場所です。

画像3

その後グクはうまくソクジンに誘導されて、ユンギの作業室によく顔を出すようになります。結局色々あってユンギは自殺をはかってしまうのですが、グクの救助によって未遂に終わりました。

画像4

完成したメロディ

そうして今度はグクが事故に遭いました。ユンギは病院に行きますが、病室まで入れなかった。結局グクがこんな目にあったのは自分と関わったからじゃないかという恐怖に苛まれます。普通に考えるとそんなことはないのですが『あなたさえいなかったら』『あなたのせいだ』という母の声がまた聞こえてきます。自分がグクに楽器店で声をかけなければよかった? 自分が炎の中で死んでいればよかった? 

後でグクのところでも書きますが、ユンギとグクは親に認められず育ってきたことで、生きる価値を見出せないのが共通点かなと(というか7人全員、親がかなり問題あるよね)。それが彼らの自殺衝動にも繋がっている気がする。

そしてここから2ルートを比べてみましょう。

【Aルート】(で説明したルート)

もうご存知のホソクブチ切れルートですね。彼はユンギとグクの関係も知っていたので、グクが待っているのにどうして会いに行かないんだとも怒っていました。

そこからしばらくホソク視点が続き、旅を終えて帰ってきたホソクが悩んだ末、『兄さん、大丈夫ですか』とメッセージを送ります。そしたら返事の代わりに音楽ファイルが届く。それをひとしきり聞いたホソクがタイトルは何かと聞いたら『いつ帰るんだ』とメッセージが。この全然噛み合ってないようで、通じ合っているやりとり最高! そしてこのルートで曲のタイトルは『HOPE』です。熱い!!!

【Bルート】(魂の地図を見つけるルート)

やはりグクに会えずに一度は逃げ出しますが、酒に酔った状態で例の音楽室にたどり着き、封印していた楽譜を取り出します。すると頭の中に当時の記憶やメロディが溢れてきました。その足でグクのお見舞いに行くこともできました。

おそらくその体験があったので、ソクジンの「魂の地図」についても先に本質を掴んでいた気がします。自分の魂の地図とは何か自問し、父親から独立、肉体労働で生活費を稼ぎ、ジミンを気遣って病院について行った。そして曲も完成させてソクジンに送り、彼が記憶を取り戻すのに大きく貢献します。

学生時代、ユンギとソクジン2人だけで帰った日がありました。その時に「兄さん、最後に思い切り笑ったのはいつですか?」ときいたらソクジンは答えられなかった。ゲームでは居酒屋で2人飲みながら今度はソクジンが同じ質問をするシーンがありますが、ユンギも答えられませんでした。

でも封印されていた楽譜に『一緒なら笑える』という走り書きを見つけます。それがそのまま曲のタイトルになりました。

ちなみにこの楽譜。ゲームではソクジンが音楽室で見つけて、自殺を図ろうとする前にユンギに渡してみるルートもあります。でもそれは逆ギレされてバッドエンドでした。イケると思ったのに。結局大事なアイテムでも、その人自身に向き合う心が整ってないとダメということなんだろうな。深い。

First Love はユンギの音楽への思いが分かる歌です。もちろんリアルユンギの歌なので細かい点は違いますが、花様年華のユンギにも当てはまっていると思うので、ぜひ和訳も楽しんでください。

噂ではピアノのことだけでなく、音楽を続けることを応援してくれた親友が逮捕されて別人のようになってしまい、疎遠になってしまった時のことも歌われているらしい。こういうリアルでの経験も作品に反映していたりするのかなと考えさせられます。

残された謎と展開予想

まずユンギよ、君の大切なグクが大変なことになっているから早くなんとかしてくれ。曲を完成させた時も、グクとの記憶はかなり大きな鍵になっていました。それなのにまだあなた、グク本人に聞かせてないじゃない!! どういうことなのよ! とにかく、それは早くやってあげてほしい。

画像5

そして母親や火事のことも確かに気になりますが、ユンギにはそんなことはどうでもよくなる最大の謎があります。校長です。

ゲームではっきり分かるのですが、校長は名指しで「ミンユンギの行動を報告しろ」って言ってるんですよ。実際に学生時代にテヒョンとナムジュンが目撃したのも、ソクジンがテヒョンとユンギの行動を校長に報告しているところでした。

更に先週(4/17)最高に楽しかった BANG BANG CON。私、そこで花様年華と関わってくる BTS BEGINS の映像を初めてきちんと見ましたが、そこで校長がユンギの名前を指していることに気付きました…。

確かに彼らは問題児で、先生たちにマークされるような生徒かもしれませんが、校長がたかだか1人の不良少年にそんなこだわることある?? ジミンだったらまだ分かるんですよ(暴行事件絡みとかで)。なんでユンギ??

というか、校長は全てにおいて怪しすぎる! ソクジン父のループにも絶対関わってるし。もしかして最初からユンギを退学させるためにソクジンをスパイにしていたのでしょうか? ユンギを退学させれば、皆がバラバラになることを知っていた? 目的は一体何だ?

私、これに関しては全く予想ができません。むしろ何か思いついた人いたら教えてほしいくらいです。

次は順当に行くとグクなんですが、彼はちょっと特殊ケースなので、ナムジュンかテヒョンを先にやる予定です。宜しければ次もお付き合いください。

※ 続きました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?