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月間レビュー(2024.2.12)

これは中だるみなのか休息なのか。

これまではやりたいことがあり、それを実現しようと細部まで考えて行動に移していた。
しかし、1月は卒制のお手伝いやプロジェクト作業に没頭し、それがすごく楽だと気づいた。自分に責任感がないことが問題なのだろう。

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かっこいいとは

卒業設計を手伝う中で、上級生の建築に対する考えやスキルを身近に学ぶことができた。特に印象深かったのは、講評会を聞いている際に感じた、形の捉え方である。

自分は "かっこいい" や "いい形" を理解できない。

有名な建築作品を見ると心が揺さぶられることはあるが、その感動は作品の名声に依存している部分があるのではないか。

設計の際に、自分の設計のここがかっこいいと自信を持ち、話している同級生を見る。しかし、自分は自分で作った形に自信を持つことができない。
かっこいいと言われているからかっこいいと思っているのか。それとも元から自分の中でのかっこいいが周囲から見てもかっこよくみえるのだろうか。


組織設計事務所の働き方と村上隆の働き方

組織設計事務所では、クライアントからの依頼に基づいて設計作業を行うが、最終的な決定権は常にクライアントが所持している。
これは利益があらかじめ決定しているため、クライアントの要望に沿った設計をする必要があるからである。
これにより、デザイナーの創造性には制約がかかってしまう。

村上隆の場合も、作品制作は依頼に基づいて行われるが、最終的な決定権は主に依頼主が所持している。
しかし村上隆の場合、利益が予め定められていないため、より大きな創造性を持つことができている。

規模が違うので完全に比較することはできないが、自分の望む作業と自由度のバランスを見つけることが大切だと感じた。


最後に

"日大生のやってみたいを実現するプロジェクト"という日大内のイベントで、日大学生のみのプロジェクトに補助金が出るようです。
興味がある日大生の方、一緒に何か新しいプロジェクトを始めませんか?

詳細はこちら↓
https://www.nihon-u.ac.jp/students_first/cooperation/


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