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これから明日納品する仕事を始める

またやってしまった。納品日前日、22:00にまだ着手もしていない。僕の概算では10時間ぐらいかかる予定の仕事だ。

現在22:00。今すぐ始めれば朝8時に終わるのに、noteを書きはじめてしまった。どうしてギリギリにならないと仕事を始めることができないのか。特に怖いのが年々、ギリギリの基準がゆるくなってしまっていることだ。

そのうち、納品日の次の日から、着手し始めるようなことをするかも知れない。

この症状を調べてみると、ADHDの症状の一種に、モチベーション障害というものがある。言い換えると物事を先延ばしにしてしまう障害だ。

現代の医療では、その原因は未だに明確にはわかっていない。ただし興奮剤などがよく処方されるらしい。

そう考えると、早く病院で診断を受けて、コンサータなどの薬を処方してもらったほうが良さそうだ。コンサータは、体内のドーパミンとノルアドレナリンの利用量を増加させてくれる薬である。

年々、先延ばし癖だけではなく、仕事に対しての意欲も減少している。さすがにここらへんで何かしらの対策をしないと、僕は双極性障害などになって、人として機能しなくなりそうだ。

人として機能しなくなった僕は、全く働くことができなくなり、生活保護を受け、都営団地に住むことになるだろう。単身でそんな簡単に入居はできないと思うが、そんな未来がチラつく。

これを甘えだと言われたら、「たしかにそうだ」と思い、落ち込むだろう。実際に甘ったれている部分もあるからだ。でも、何もかもADHDのせいにするやつを、正直僕はまだ受け入れられない。

本当にギリギリのところで、いつも仕事を終わらすことができているからだ。ただそのギリギリのラインは、確実にデッドラインに近づいている。

一歩一歩確実に破滅へ向かっているような気分である。このまま落ちるところまで落ちたほうが楽な気もしてしまう。

実際に、それで落ちるところまで落ちてしまう人も、たくさんいるのかもしれない。

ただ同時に、崖っぷちに立ち、背水の陣を楽しんでしまうような僕もいる。これはたちが悪い。そのスリルを感じて、ギリギリでクリアして、さらに余計な快楽物質を脳みそが出している気もする。

これじゃあ薬物依存と変わらない。

負の連鎖を断ち切り、僕は明日納品の仕事をするために、やりきれなかった場合に誰にどんな迷惑をかけて、それはいくら相当になるのかシミュレーションしたいと思う。

まだやれるので、あと10時間で仕事を終わらせる。

大木ウド(@udonotaiboku81

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