体験型防災フェス
筆者の世代は小学校の頃から関東大震災がいつ来てもおかしくないと教え込まれて育ったわけです。
阪神淡路島大震災、オウム事件、ノストラダムスの大予言。
夜は世紀末。どっかで世界は終わるというか、あまり長生きしないのではないかという漠然とした認識があった。
というのは、どうでもいい話で、
近年は異常気象で豪雨災害が毎年のようにどこかで起きるようになった。
多分これからも怒る。もちろん地震も他人事ではない。
テレビでは避難所の様子などが流れ、Twitterでは過去に避難をしたことのある人がお役立ち情報を盛んに流してくれる。
タイムラインを見ながら「なるほど!」と思うものの、翌年の台風シーズンには忘れているし、実際に避難する羽目になった人は、「避難する前に知りたかった」となる。
最悪家に取りに戻って命を落とす。
最近はハザードマップというものの存在がかなり周知されていて、避難する場所もなんとなくわかるが、どういったタイミングで避難を考えるべきなのか、何を持っていくと避難所で役に立つのか、防災カバンや備蓄には何が必要かなど不明なことは多い。
どこかで聞き齧ったきもするけどパッと思い出せないし、機会があればやろうと思っている備えは永遠にされない。
また外国人住民は日本語を解しない可能性もあるので災害時に、どのように立ち振る舞うべきかわからない。
必要な支援が受けられないと盗難などに走る可能性があり、地域にとって不安要素にもなる。
(外国人に限った話ではないが、言語の問題から危機に瀕する可能性は高い)
上記のようなことを考えると、実際に避難所に泊まり込む形式の避難訓練や、被災時のノウハウを共有したり、防災用品の見本市のようなイベントが地域で、外国人住民を交える形であったらと思うことがある。
実際に行程をなぞっていないことは非常時に対応はできない。置かれる環境を仮想であっても体験することで実感を伴って備えることができる。
>渋谷では「防災フェス」なるイベントが行われていた。
http://shibuya-bosai.tokyo/
>外部記事
https://www.oricon.co.jp/special/53614/
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