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山電がJRから客を取り戻す方法を考えてみた

どうも、うどんです。
普段から山陽電車を愛し、利用しているのですが、
どうしてもJRと比較してしまうのです。
そこで、どうやったら大きく取り戻せるのかを考えてみました。

まず、どうして客を取られているのか。
僕は2つ原因があるように思います。
1つ目は国鉄線の電化、2つ目は阪神淡路大震災です。

1つ目についてですが、
山陽電鉄はもともと
「兵庫電気軌道(=路面電車)」「明石姫路電気鉄道」というように
電車を走らせる鉄道として誕生しました。
国鉄線は機関車が走っていたのです。
それから1934年頃、国鉄線西明石以東が電化されます。
つまり、明石から姫路へ行くとなれば
とちゅうで電車➔機関車と乗り換えなければなりません。
その時期は明石から乗ると姫路まで乗りかえ不要の山陽電車は
ロマンスカーをうちだしてバッカバカと儲けていたのです。
しかしながら1960年に姫路まで電化されて…💦

2つ目は阪神淡路大震災です。
JR線よりも私鉄線の方が復旧に時間を要してしまいました。
山陽電鉄も要した私鉄の内の一社です。
そのときにJRに客を取られてしまいました。
そこを取り戻そうとしたのが直通特急です。

どうしたら取り戻せるか見ていきましょう。

①運賃

少し前の運賃改正の分は調べられていませんが、
その前の運賃だと
JRも山陽も垂水~姫路が同運賃だったのです。
そして姫路乗車、垂水以東の私鉄駅下車だと
ほとんどがJRより私鉄が安くなるのです。
知らない人が多いでしょうね。
しかしながら姫路から山陽電車に乗っても
垂水に着くまでに大半が降りてしまい、
「山陽は高い」という印象がついてしまいます。

僕の考える解決策
    ①1dayチケットは券売機で買えると大きく宣伝する。
    ②姫路~明石はJRより安くするか同運賃に。

②速度

皆さんご存知、播州赤穂~敦賀の新快速。
飛ばすところは飛ばし、130km/hで走ります。
それにくらべて山陽電車直通特急は110km/h、
山陽電車普通は95km/hです。

僕の考える解決策
    ①明石以東の大規模な線形改良を行う。
    ②カントを大きくする。

③乗り心地

山陽の乗り心地は人によっては好みだという人もいます。
しかしながら近年の人は静かさを求めるため
新快速の方がいいという人もいます。
まあ「座り」心地は山陽の方が勝っていると思ってます笑

僕の考える解決策
   ①ヨーイングの揺れを抑える。

如何でしたでしょうか?
一般の人がどちらにのるか考えるであろう
「運賃・速さ・乗り心地」の3点を見てみました。

正直、山陽は最近は保守に回っていると思われるため
ここまで攻めたことはしないとは思いますが
しないと奪還は出来ないんじゃないかと思います。

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