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後悔している自分。前を向くべき自分。

恩師が亡くなった。
あまりにもあっけなくて、とても驚いたのを今でも覚えてる。


恩師がコーチ業から引退する時、私はそのお疲れ様会、送別会を仕事を理由に欠席した。それから数ヶ月後に恩師は交通事故でこの世を去った。


私はあまりにもドラマや漫画で見るような、こんな後悔をまさか自分が体験するなんて思いもよらなかった。 実際にならないことにはこれは体験できない。


あの時に送別会に行っていれば。



私は、感謝の言葉を述べることはできたはず。4年間自分を見出してくれて、目にかけていただいた恩も、日ごろから会う機会があるとその気持ちが薄れてしまう。


怒られ、教えていただいたこと、助けられたことも当たり前のように感じていた自分の不出来を今になって、思い出のように美化しようとしていることにも腹が立つ。


ただ、欠席した時にはまた毎年やる年末のゴルフ会で申し訳なかったと笑いながら一緒に回ることができたと勝手に思い込んでいた。


皆さんも日頃会っている人が突然会えなくなるということはいつだってある話で、特にお世話になっている人はいつでも感謝を述べておくことが大事だと、私は本当に痛感した。



後悔しても、もう遅い。


ただ、恩師のように私も何かしら後輩たちに残すことができればな、と毎年命日になって思う。 「あの選択をしたから」という言葉は必ずしも前向きに使われるとは限らないけれど、これからその言葉を前向きにするかどうかは自分次第、己次第にかかっていると私は感じています。


ちょうど夏の日。


この題材を見て書いてみました 皆さんも後ろ向きになってしまう時はあると思うけれど、いつかその経験を前向きに行かせる時が来ればと私は願います。


それとこれを読んでいただいた皆様には、できれば普段、本当に毎日会うような人に、感謝の気持ちを伝えてほしい。


今、その時が貴重な時間だということは失われないと、なかなか気づけないだろうから。


#あの選択をしたから


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