岐阜暴威さん 舌先三寸で反乱を鎮圧する
ここ7、8年ほどハマっている博物館が東京丸の内にあるインターメディアテク。
今年開館10周年として館内がリニューアルされました。
アクセス良好な場所にありますので興味のある方は是非寄ってみてください。
逆神、ついにツイ消し
『Mr.逆神』『令和のマルチYouTuber』『幻冬舎公認投資系インフルエンサー』『デジタル乞食芸人』など正当に投資家として評価されていない男岐阜暴威さん。
同じようにボロクソに叩かれているオレ的JINさんや高橋ダンさん、バフェット太郎にトンピン山田と違って岐阜さんが特異なのは資産の上昇がほぼ入金によるものということです。
これは『生涯収支マイナスの専業投資家』という汚名を着せられても仕方がありません。
入金ドーピングもむなしく年間収支マイナスに転落してしまった岐阜暴威さん。
これはいけない。一度頭を冷やさないと。
そう思い岐阜さんが全額出金を決意したのはもう二週間以上前の事。
この時ほとんどの人が「どうぜ来週中に戻ってくるよ」と冷めた目をしていました。
結果どうなったか、もう我々は答えを知っています。
そう、寸前で出金取り消しをして月曜日には相場に復帰していたのです。
我々の期待をある意味大きく超えた岐阜ムーブをかましてくれる岐阜さん。
一度は死んだ身(一度どころじゃない)という気持ちが働いてか、無謀にロットを張らずコツコツと利益を出していきます。
しかし、損失のショックは岐阜さんの脳に致命的なダメージを与えていました。
記憶が消失し、6月はトレードをまったくやっていない事になっていたのです。
物覚えが悪いとかそういう次元の話ではありません。
しかし、栄華は長く続きません。
開眼したのかキツネが取り憑いたのか「新しい手法を見つけた」とほざきはじめる岐阜さん。
エントリータイミングを間違えたけど方向性は完璧だったと話す岐阜さんの真意はいかに。
しかし、狙いは完璧という割に岐阜さんのポジったユーロ円は凄まじい勢いで含み損になりました。
タイミングどころか方向性も間違ってんじゃねえかGIF!!
コツコツ稼いだ40万をあっという間に吹き飛ばす岐阜さんのクソショート。
4倍返しの180万円マイナスでフィニッシュです。
負のスパイラルに陥った事をようやく自覚した岐阜さんは今回こそ本当に1000万円出金。
一旦口座資金を300万に減らして再スタートを誓います。
と、ここでなにがメンタルに響いたのか分かりませんが突然不穏なツイートを残します。
なんとこのタイミングで岐阜暴威伝説の十八番『ツイ消し』が炸裂!!
この期に及んでなお手動を主導と書くお頭の弱さを露呈しますが半ばパニックになっていたのでしょう。
岐阜さんがこつこつと積み重ねてきた3000弱のツイートは跡形もなく消えてしまったのです。
収入をそのまま口座に横流しするだけの入金行為やツールが使えなかったから手動でツイートを消していったことを頑張ったと称する岐阜さん。
努力する方向性が圧倒的に間違っていますが、今更それをどうこう言っても仕方がありません。
荒野を走る暴走ダンプカーのような存在が岐阜さん。
進む方向が合ってるかどうかはどうでもいいのです。派手に走ってくれたわ我々観客は勝手に熱狂しますんで。
口先介入でマザーズ撃沈
ツイ消しを以て岐阜さんの大いなる一サイクルは終了しました。
生まれ変わった岐阜さんは小ロットでコツコツと勝負を始めます。
いわゆる①のコツコツ期です。
ところが岐阜さんが3000以上のツイートを重ねる間、彼のインフルエンス力はコントロール不能になるまで強大化していました。
思えば岐阜さんを見始めた時、岐阜さんはフォロワーが1万人いるかどうかのローカルハゲでした。
今日に至るブレイクのきっかけになったプレジデント誌掲載時でフォロワーは約5万人。
それが6月26日時点でおよそ13万フォロワーまで増えているのです。
岐阜さんが静かに活動しようにも、世界が岐阜さんを放っておきません。
Twitter業界では5万フォロワー以上は「トッププロ」らしいです。
やる気のない週刊誌記者のコタツ記事のネタにされてもなんら不思議でない立ち位置。
その状態で未だにチンチンとかおっぱい触りたいとか軽率に発言できる岐阜さんはガチのカリスマだと思います。
トップクラスインフルエンサーになった岐阜さんが、その拡散力を武器に相場を混乱の渦に叩きこみます。
ポジろうがポジらないが岐阜さんの動向が相場に影響を与えることができるのです。
人呼んで『岐阜の口先介入』。
彼が少しでも買う姿勢を見せると相場は激しく反応します。
ちまちまと為替を触っていた岐阜さんは謎のマザーズ買いを示唆。
慌てふためいたのはロンガー達です。
買うなと言ったらハゲが激昂してなにかれ構わず買いにくるかもしれないため、妥協点としてダブルインバースを勧める猛者が現れます。
そもそもこの週はあのオレ的JINさんも「買いさえしておけば株は勝てる」などと余裕ぶっこきツイートしていて物凄い天井感が漂っていました。
岐阜さんの介入は相場にあまりに深い動揺を与えました。
午後になったとたんあれほど強かった株価は急落します。
マザーズに釣られるかのように日経も沈没です。
この下落で岐阜さんのかつての盟友であり色々人生限界トレーダーなパン粉3はロング玉をしこたま焼かれ阿鼻叫喚です。
自分を裏切った奴は許さない、暴威軍総裁の冷酷な制裁に震え上がってしまいます。
口先だけで飽き足らず、岐阜さんは実力行使に打ってでます。
6月23日、全体的に軟調な株価指数を救うべく岐阜さんは動きます。
いや、上げたきゃ行っちゃダメだろと。
日経を30000以下に逆戻りさせた伝説の東証巡りをここでやるのはあまりに逆効果。
案の定、東証巡りが強烈に作用し日経平均CFDは一時マイナス800円まで落ちてしまったのです。
岐阜が動けば相場が動く。
いよいよシャレにならなくなってきましたよ。
ショート!ショート!ショート!!
岐阜さんのコツコツ勝利は見ていて怒りを覚えます。
勝ってるのがムカつくのじゃなくて、なんか変な顔文字を使ってくる頻度が増えるからです。
復帰直後、珍しく為替をロングしてしっかり利確をした岐阜さん。
ありとあらゆる状況でどんな通貨でもショートで入る男にしては珍しい。
環境を見極め、ロングとショートを交互に組み合わせていく境地に相場歴18年目にしてやっとたどり着いたのでしょうか。
しかし、この期待はあまりにあっけなく崩れます。
よく分からないですが多分彼なりの理由があってショートで入った上海と香港指数でまさかの爆益。
これが岐阜さんの脳のドーパミンを激しく揺さぶります。
ショートを決めれば気持ちいい。
買ってる皆が泣いてる中、一人高笑いできるのは気持ちいい。
ショートで儲けられる、それがFXやCFDやってる最大の強みじゃん。
ここから岐阜さんの吹雪のようなショートラッシュが始まります。
まずはスイス円ショート。
相場師としての長年の勘からこの下げは大きくとれると見た岐阜さん。
しかし、その目論見はあっという間にぶっ壊されました。
急激なスイス円上昇。そして軽いノリで言ってますがやっぱり発作で逆指値を移動させてしまったらしい岐阜さん。もはや病気です。
ちなみにこの日、クロス円は全体的に上昇しました。
原因として考えられるのが某ヘッジファンドマネージャーによるクロス円暴落煽り動画だと言われています。
同業者(逆神的に)の想定外の強襲に岐阜さんの計画は水の泡。
週明け、いきなり屈辱的な損切りをしてしまいました。
ショートを損切りする姿が誰より似合う男岐阜さんは次なる一手を繰り出します。
香港のショートです。ショートする癖がすっかり再発してしまったようですね。
香港は27日に少しリバっていたので岐阜さんとしては戻り売りで頭を叩きたかったのでしょう。
ただ懸念としては時間帯的に岐阜さんが忌避していた「お布団ポジション(ごろごろしながら適当にポジる事)」の可能性が非常に高い事。
こういう時のポジションは悲惨な最期を迎えがちです。
そして岐阜さんの売り玉に香港は沸き立ちました。
この日、朝から日経は下落していました。伝家の宝刀日経ショートするには格好のタイミング。
しかし、そんな状況で岐阜さんがショートした香港指数だけ異様な強さを発揮します。
やっぱりこの人ファンドに狙われてるんじゃないか・・・?
狙いは正しかったはずなのに、エントリーした相場だけ逆行。
リハビリトレード中の岐阜さんのメンタルにこの経験は大ダメージです。
なんとか己を奮い立たせた岐阜さん。
復活のトレードに選択したのははユーロオージーのショートです。
またショートかよ!
岐阜さんの何百回も見た逆張りに周囲もため息しか出ません。
そして35ロットで始まったトレードですが、段々建玉が増えていきます。
岐阜さんが悪手と断じた苦し紛れのナンピンを、その本人がやってしまっているのです。嗚呼!
300万円の証拠金で戦う岐阜さんに50万超えの含み損は今までとは比べ物にならない負担となります。
でも大丈夫。これだけ窮地なのにスマスロ北斗の拳を打ちに行く余裕が彼にはあるのです。
大したタマだよ本当に。
新たなるライバル出現
今まで見てきた通り、岐阜さんのトレードは今までと変わらずグダグダです。
これだけ手を変え品を変え損をしているのに、強烈なマンネリズムを感じざるを得ないのは手法云々より岐阜さんの硬直した思考回路を皆把握してしまったからでしょう。
トレードと違い『マルチYouTuber』『相場の格闘王』として挑むボクシングチャレンジはそこそこ盛り上がっています。
先日、ついに公開スパーリングの舞台に立った岐阜さん。
相手になったのがまさかの超大物格闘家『ミスターアウトサイダー』吉永啓之輔選手。
このサプライズからも格闘技イベント運営側の岐阜さんへの期待のでかさがわかります。
対戦相手原田ヨシキも負けずに岐阜さんを挑発。
ウナギが食べたいだのカツ丼だの食い意地だけは億トレ級の岐阜さんへうなぎ画像をプレゼント。
俺に買ったらうな丼を食わせてやると舌戦を挑みます。
岐阜さんももちろんこれに応戦。「岐阜さんの資産なら余裕でうなぎ食えるだろ」という冷静な意見を押し殺しながら暴威軍も盛り上がります。
しかし翌日、岐阜さんは大チョンボ。
なんと暴威軍有志のおごりで高級フグをたらふく食べた事をアピールします。
ウナギ以上の高級品を食うなんて原田ヨシキとの盛り上げに冷や水をぶっかけるようなもの。
ちゃんと興行がなんたるかをもう一度勉強してほしいです。
しかし、岐阜さんの強敵は原田ヨシキだけではありませんでした。
今月世界を騒がせたのがロシアの民間軍事会社「ワグネル」による武装蜂起。
突然の動きに動揺する一人のトレーダーが現地ロシアにいました。
ライトコイナーKEN氏です。
KEN氏、実はなかなかの不幸(巻き込まれ)体質。
知る人ぞ知る仮想通貨界のトップクラスコメディトレーダーなのです。
KEN氏のエンタメ性を知っている人に、このワグネルの乱も起こるのは仕方がないみたいな空気が醸成されていました。無茶苦茶やな。
ちなみにKEN氏の華麗なる経歴はこちらです。
ワグネルはあっという間にロシア国内を北上。猛烈な勢いでモスクワに近づいていきます。
さしものプーチン大統領も身の安全のためサンクトペテルブルクへ逃走。ワグネルが政権を強奪する軍事クーデター完了も時間の問題かと全世界が固唾を飲んで注視します。
しかし、ここで動いたのが岐阜暴威さん!
このクーデターを受けての相場の動きについて、長年の経験と人知を超えた分析力をもって大胆予想!!
アンサーは週明け大暴落です。
極東の国から放たれた猛烈な曲げの衝撃波がロシアに届くのにそう時間はかかりませんでした。
わずか4時間後、突然ワグネルは進行を停止します。
あっという間の幕引きでしたが、相場には平穏がもたらされました。
週明けの株価は大暴落することなく、穏やかな値動きを見せたのです。
この事件によってライトコイナーKEN氏の魔力と、それを覆す事の出来る岐阜さんの唯一無二のパワーが証明されました。
これにて一件落着・・・・となればハッピーエンドなのですが事態はそう簡単には終わりません。
KEN氏はなんとかロシアを出国。トルコに辿り着き、呑気に牛の銅像と記念撮影を行います。
この日、トルコリラはブルどころか超絶ベア相場になりました。
現在、KEN氏はトルコから大陸を横断しながら日本への帰国を計画しています。
世界で経験を積んできたKEN氏が日本で岐阜さんと鉢合わせをしようものなら、一体どれだけ闇のエネルギーが生じることになるのか。
一方、岐阜さんの衝撃力によってKEN氏にまとわりついていた暗黒の衣が剥され、聖なる仮想通貨トレーダーKENさんに生まれ変わる可能性も残されています。
なにぶん怪物同士の対決になるため私程度のモノに事態を正確に予想する事はできません。
6月末日現在、岐阜さんは似合わないクルーズ船旅行に出ています。
もしその上空をKEN氏の乗る飛行機が通り過ぎる状況になったとしたらどうなるのでしょうか。
彼らの力が正しい方向(?)に使えたら、世界平和実現はそう遠くない未来に達成されるかもしれません。