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’目の前の問題の一部’が、実は自分だということに気づくこと(ゼミの振り返り②)

こんばんは! 

三年の新野です!

皆様明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

あっ、皆さんオープンゼミのご参加はお済みですか!?

ディスカッションを行うゆえ、人数の制限がありますので、お早めのご参加をお願いいたします。


さて、今回はゼミの振り返り第二弾!

今回は弊ゼミの特色である、「コアチームについて」の振り返りです。

是非最後まで読んでみてくださいね!


コアチームとは何か?

弊ゼミにはコアチームと呼ばれる謎の組織が存在します。(笑)

一応、定義は下記のようなモノです。

各場面で中心に進めてくれる人達のことを指します。普段のゼミのファシリテーター(進行役)を指すことが多いですがオープンゼミや合宿などのイベントではまた別に設けられます。 (宇田川WIKI)

要するに、各イベントの運営やマネジメント、普段のゼミではファシリテーターとなる役割が弊ゼミのコアチームです。

弊ゼミは、オープンゼミ(社会人の皆様に普段の研究を発表し、ディスカッションを行うイベント)はもちろん、新ゼミ生の採用活動や、他ゼミとの交流等、イベント後とはすべて学生が受け持ち、運営されています。

また、通年では、新野のようにブログを更新するやSNSの運用を行うチームや、ゼミの会計を管理し、Line Payで配分するような(なんと画期的!笑)チームも存在し、コアチームがなければ動かないのがうちのゼミなのです。笑


信頼を積み立てること

さて、今年度も残りわずかになって来ましたので、一年のコアチームの運用に関しても今回振り返りました。

コアチームのメリットに関しては下記のようなモノが挙がりました。

1.コアがいることでゼミがうまく進んでいるなと思う点

◎スムーズにゼミが進む
・コアがたたき台を作ってくれるため話し合いが進みやすくなっている。
・コアがゼミの内容を提示することで、事前に考えることができる。
◎負担の分散
・コアを立てることで誰がどのくらいコアをやったかが分かりやすくなるため、一部の人ばかり負担を背負うことを避けることができる。

2.自分がコアになった時やりがいを感じること(コアになることへのプラスのイメージ)

◎試行錯誤ができる
・目標設定をしてそれに対して色々試行錯誤できる。
・「こうしたらゼミがもっと良くなるのではないか」と考えていることを色々試すことができる。
・やるべきことを把握し、どうすれば効率よくできるかを考えることにやりがいを感じる。
◎自分の力になる
・自分がどこまで考えたか、実践したかダイレクトにフィードバックが来る。
・大学生活で数少ないアウトプットの場になる。
・信頼の積立ができる。

以上のように、コアチームは有志での参加になるのですが、個人と、組織どちらにもメリットがあったりします。

大学生活、案外意識しなければ自分をストレッチする場があまりなかったりするのですが、ゼミのコアチームは割とその機会を提供出来ているようです。

特に、「信頼の積立になる」、というのは結構面白い答えですよね。

何か仕事をするとき、もしくは割り振るとき、仕事を構成メンバーに均等に、割り振って、「誰々の仕事が多い、少ない」っていうことがないようにすることがあると思うんですけど、これってあまり正しくないような気がするんですよ。

この人なら信頼して任せられる!っていう人と、任せられない人って明確に存在しますよね。

タスクをその人に「割振れる」って、よっぽど信頼して、この人ならやってくれると思って割り振るわけで、多く割り振られた側としては、非常に名誉なことなんじゃないかと思うんですよね。

そのような信頼を積み上げると、何が起きるのか。

ぼくはまだその瞬間が来たことがないのですが、(多分)今後の人生で有利に働くのじゃないかなぁと思ったりしてます。

お知り合いの方に伺ったのですが、人生のキャリアは8割が運だそうです。

この運を可能な限り吸い寄せるのが信頼の積立なのかもしれません。

もし誰かが面白い起業の種を見つけ、共同創業者を探しているとしたら!

知り合いが求人を行っており、「誰かいい人いない?」と言われたら!

ここで真っ先に思い浮かぶ人間は、もしかしたら信頼の積立の上のいるヒトなのかもしれませんね。


リーダーシップは’良い’フォロワーが生み出す

今度は逆に、コアチームのデメリットを見ていきましょう。

3.自分がコアをやることになった時、どのように感じるか(コアになることへのマイナスのイメージ)

◎負担に感じる
・研究以外で話し合いの時間を取らなければならず、忙しい時期だと時間を割くのが難しい。また、自分の時間が減ってしまう。
・役割を振っても、ちゃんとやってくれるか分からないため結局コアがやることになる。
◎孤立を感じる
・周りの反応が鈍い(オンラインだと特に)

まず、最初の点なのですが、これはやはり難しい点ですよね。ストレッチするということは自身に負荷をかけるわけであって、負担はもちろんかかってしまいますよね・・・

ただ、興味深いのは、

「役割を振っても、ちゃんとやってくれるか分からないため結局コアがやることになる。」

「孤立を感じる→周りの反応が鈍い」

というのは案外コアチームのやる気とか、自主性の外にある問題で、解決が可能な問題だったりする点です。

実際に、改善するために多くのゼミ生は下記のように回答しています。

自分がコアになった時、ゼミ生に求めること

◎反応を示す
・ゼミ中の問いかけやslackでの連絡に応えてほしい
・クイックレスポンス
・何を求めているか、求めていないのかの意思表示をしてほしい。
◎当事者意識をもつ
・コアがやってくれるからと受け身になるのではなく、自分のこととして考えてほしい。


このように、「なんだよ、コアチームうまくいってないじゃないか」という状況に関しては、案外コアチームではないところに問題があったりするんですね。

これこそが、宇田川先生がおっしゃる、「目の前の問題に関して、実は自分もその問題の一部であることを知る」ということなのだと思います。

リーダーがリーダーとして力を十分発揮できるようになるのは、周りの人がいかにふるまうのか、そこが重要なんだな、と改めて考えさせられました。。。


そんなこんなで頑張ってきた今年の集大成

上記でもお伝えしているのですが、

1/18(月)に今年最後のオープンゼミがあります!!

ゼミ生が試行錯誤しながら、すすめてきた研究の集大成です!

また、幣ゼミ、宇田川准教授からも喫緊の活動・研究のご報告の時間を取らせていただきます!

是非ご興味あればご参加ください!!

(詳細は下記より!)

ではでは・・・


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