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先月救急搬送されまして

ども。あなたのお耳のパートナー宇田川美樹です。最近喉がイガイガしていて声ガッサガサだしなんか声低いし引っかかるし、もぅ、なんじゃろう・・・とおもっておりましたら単に薬の副作用でございました。

搬送はされましたが、すこぶる元気です。お久しぶりですね。宇田川美樹です。(2度目)

4月、六行会ホールで主演させていただいた舞台『Call me Connect you 〜交渉人 遠山弥生〜』自劇団の30周年記念公演第一弾が終わりまして、ほっとしたのか風邪をひいてしまっていたんです。そして、ある夜にこじらせた風邪&寒暖差アレルギーのダブルパンチで両方の鼻の穴が笑っちゃうくらいまんまとつまってしまいまして、、、そんな日に限って喘息発作が出てしまったんです。なんとか改善しないか格闘すること数十分、、、とうとう息が吸えなくなってしまったのです(笑)

いゃ、あなた笑い事じゃないのよ。

手足が痺れ明らかチアノーゼで意識が朦朧とする中、あー、こーやってぇ、ひとはぁ、窒息死するのかもしれんん、、と。。呑気なことを思っていたの。反省。呼吸はピューピューゼェゼェぞーぞーしている。救急車を呼んでもらい、驚くくらいの(絶対あの白い車は光の速さでうちに来たゼェハァいゃ、ワタシの意識が飛んでたのか?!)速さで自宅前に到着した車両にあの『1・2・3!イチニッサン』の掛け声でのせられまして、あぁ、これ自分がプロデュースした舞台『ペーパーカンパニーゴーストカンパニー』の稲葉麻由子さん演じる岡野妙子が担架に乗せられるシーンだなぁ(ゼェハァ)と自分が大変なのにそんなことばかりが頭をよぎりまして、やんなっちゃう。そして、安全に夜の埼玉を爆走していただきまして病院まで連れて行ってくださいました。

あっという間に到着した市立病院の救急のベッドに横たわっていたら、救急隊員『あっ、喘息なら起き上がったほうが楽ですねー』と車椅子を持ってきてくださり宇田川ゼェハァしながら気づいてくれてありがとう横になるの苦しいのっておもってました大きくココロでうなづきました(苦しくて喋ることができないのココロで猛烈にうなづいておりました。お風呂もね湯船は水圧で苦しくなるのではいれなくなりますお風呂好きなのにゼェハァ)

もし、コロナ禍真っ只中だったら、救急車が捕まえられなかった可能性が高くちょっと本当に洒落になってない状況だったかもしれないとおもいまして。後日青ざめました。後日ね。(当の本人はチアノーゼといえば、映画ディープロジェクトの撮影現場のエピソードだとか、ペパカンだ!だとか、もうどうしても芝居の方に意識がいってしまうのです)

救急車の担当の方が物凄く丁寧で優しかったので救急車から降ろされた際少し寂しかったです。まだ乗っていたかった。ありがとう夜中なのに優しくしてくれたおねえさん、好きです。

物凄いビックサイズの吸入機でガツンと薬を入れてもらったらだいぶ楽になりましてようやく喋れるようになりましてね。少し楽になるともう治ったじゃんと途端に苦しさ忘れる宇田川なんです、、、馬鹿だから。運良く?!当直の方が呼吸器内科の喘息担当の先生で、明日必ずきちんと診てもらうようにと言われ、今まで騙し騙し生きてきた日々に終止符が打たれました。イケメン先生には逆らえず素直に翌日呼吸器内科へ行くことに。

楽になるとね、全然呼吸できるじゃーん!病院!嫌いっ!!!っていつもなら行かないんですけど、今回ばかりは行かないと多分まずいと宇田川観念しまして病院へ。

肺のレントゲンや喘息の検査をした結果、正常な数値の3倍以上高い数値を叩き出してしまいました(汗)

優しそうな先生も顔から笑顔がなくなりました。宇田川しょんぼり。これにはノー天気なワタシも少し凹みまして・・・そしてちゃんと治療しないといけないなぁと重い腰を上げ毎日の薬を受け入れたのでした。。。

そんなこんなでひと月経ちまして本日病院dayでしたが、薬の量は変わらずでして来月調子が良ければ少し薬の量を減らしましょうってことになりました。

最近犬の散歩で、ちくわがダッシュしたり突然止まったりのストップアンドゴーが激しくて息が上がってたんだけど、喘息?!歳で体力ないだけ?!えっ?!どっち?!ってなっているので、体力だけはつけようと肉体労働も頑張っております。

子供の頃から呼吸器が弱かった宇田川ですが、大人になってからの喘息は完治が難しいそうでこれからもなんとか騙し騙し病気と付き合いつつ、出来れば完治を目指して生きていけたらと思っております。

そういえば、また芝居の話で恐縮ですが、2020年のUDA☆MAP NEXT『KAIRO』本番中に喘息が出てしまっていて本当は薬は嫌だったんですが、我慢できず本番前に一度だけ吸入したんですね。薬の副作用が『動悸』と『震え』なんですけれど、まんまとでちゃいまして本番中しかもめっちゃ後半、小道具のタブレット持ちながら動きを止めてた立ってないといけないのに『プルプルプル、ぷるぷる』と小刻みに震えておりまして、特に指が(笑)

あー宇田川さん、、物語も後半なのに緊張して震えてるぅーぷぷぷーってお客様や共演者に思われたに違いないと。思っておりました。恥ずかしい。
舞台上で『この震えは違うんだ薬によるものだ、薬なんだ、薬薬あー薬嫌い!』って念じていたのを思いだしました。そして、体調が悪いというか、ただただ苦しいをひた隠し舞台裏で暗いからバレないだろうと隅っこで縮こまって座っていたのに舞監の澤井さんにはバレていて『美樹さん、、、大丈夫ですか?!』と本番中に、声をかけていただきまして『えっ?!なんの話?!』と、しらばっくれようとしたのですが、心配そうな澤井さんの顔をみたら素直に『喘息ですみません、大丈夫でーす』といいつつ、克幸の洞察力侮れんという気持ちと尊敬の気持ちが湧いて感動したのを覚えております。

この場を借りて、『あの時はご心配おかけしてすみませんでした&ありがとうございます頼りにしてますこれからも宜しくお願いいたします。』澤井さん、好きです。

ちょうどKAIROの頃は、連日しんどいから少し舞台(出る側)セーブしなきゃかなと思っていたので。その頃はね。今は全然出る気満々ですけどもね!!

というわけで、何が言いたいのかと申しますと。
本番中でもしんどい時はしんどいって言おうとおもう!そして、あまり無理して我慢しないで薬ももぅ沢山飲む!!という気持ちをここに表明してみました。

表明『しんどさ、隠さない!!!』

薬、嫌いだけど頑張って飲もうと思います!
わんこと一緒にダッシュしたいからね!!!

そんな、救急搬送のおかげで腹をくくった話を、長々とすみません、お届けいたしました。
最後まで読んでいただいてありがとございました。

*救急の病院で旦那ちゃんがずーーーっと携帯見てたんだけど、アレ絶対『ドラクエ』やってたと思うwww

おかげでワタシもある種、レベルアップしたな。









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