DIGGIN' Biz Markie (ビズ・マーキー) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2020.4.8
MACKA-CHIN:東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ 夜9時になりました。パーソナリティのMACKA-CHINです。
MURO:MUROです。
MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いいたします。
MURO:お願いします。
Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。
MACKA-CHIN:さあ、この番組は4月から夜、この時間帯になりまして、それまでは深夜帯にね。
MURO:そうでしたね。
MACKA-CHIN:やっていたんですけど。
この番組をたまたまでもいいし、まだ聞いたことがないっていう人にね、番組の説明をさせていただきたいなと思うんですが。
MURO:はい、お願いします。
MACKA-CHIN:数々のレコードを探し、宝探しをしてきたMUROさんが持つ膨大なアナログ音源を自らDJミックスしながら、私と共に音源を深掘りしていこうというプログラムで、東京FMの中では、唯一のレコードを使って生でミックスをしていくっていう番組なんで、皆さんに良い音楽をお届けできればと思うので、MURO君、今晩もよろしくお願いいたします。
MURO:よろしくお願いしますー。
MACKA-CHIN:ということで、さっそく今晩のテーマをお伺いしたいんですが。
MURO:はい。4月8日、ビズ・マーキー(Biz Markie)の誕生日ということで。アメリカのレジェンドラッパー、ビズ・マーキーのミックスをお送りしたいと思います。
MACKA-CHIN:うん。最高ですね。
MURO:ありがとうございます。
MACKA-CHIN:僕ら世代はね、ビズ・マーキーでもすぐパーンと顔も、楽曲も思いつくんですけど。
MURO:ジャケットも(笑)
MACKA-CHIN:ジャケットもね。ビズ・マーキー、知らない人もけっこういるのかなと思うんで、軽く補足していければと。
ビズ・マーキー、56歳。アメリカのレジェンドラッパー、ヒューマンビートボックスを担当し、キャリアを積み、1980年代末から90年代初頭にかけては、ヒップホップ集団のメンバーとして活動。
1986年にシングル「Make The Music With Your Mouth, Biz」でソロデビュー。89年にはシングル「Just a Friend」が、全米チャート第9位のヒットを記録します、ということで。
ヒップホップが好きな僕ら世代はビズ・マーキーは必ず、ですよね。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:やっぱり、ヒューマンビートボックスなんていうのもはしりだと思うし、それから、僕の場合だと、ミックステープを聴いてて。
MURO:そうですよね。キッド・カプリ(Kid Capri)と並んで、オールドスクールとか。
MACKA-CHIN:うん。向こうのR&Bしかり、ソウルとか色々勉強したなあ。
MURO:ですよねえ。
MACKA-CHIN:やっぱり、MUROさんはビズ・マーキーはよくかけてましたか?
MURO:そうですね。僕、ヒューマンビートボックス好きだったんで、ファット・ボーイズ(Fat Boys)、ダグ・E・フレッシュ(Doug E. Fresh)、ビズ・マーキー、大好きでしたねえ。
MACKA-CHIN:うんうん、うんうん。
MURO:あとは、やっぱ「NOBODY BEATS THE BIZ」はよくかけてましたねえ。
MACKA-CHIN:そうですか。あと、コールド・チリン(Cold Chillin' Records)、そのジュース・クルーの感じで。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:ビッグ・ダディ・ケイン(Big Daddy Kane)とか。
MURO:そう。ビッグ・ダディ・ケインをマーリー・マール(Marley Marl)に紹介したのもビズ・マーキーって言われてますよねえ。
MACKA-CHIN:あ、そうなんだ。で、この番組、ほらレコードを使ってだから、このターンテーブルの話はちょっと言っておきたいんだけど。
MURO:そうですねえ。
MACKA-CHIN:ビズ・マーキーのためにTechnicsかなんか7インチのターンテーブル作ったでしょ?
MURO:そう、作りましたねぇ。
MACKA-CHIN:あの時、なに?MURO君、いたの?
MURO:あれ、お披露目するところにいたんですよ。僕、ニューヨークで。たまたま一緒の現場だったんで。その前の日に電話があって、「明日、驚くから覚悟しとけ」って(笑)。
MACKA-CHIN:あっはは(笑)
MURO:覚悟してたんですけど、全然驚いちゃいましたね。
MACKA-CHIN:そうだよね。そしたら。
MURO:あんなの。
MACKA-CHIN:7インチレコード専用のTechnicsがわざわざビズのために作るっていうね。
MURO:そう。すごいですねえ。
MACKA-CHIN:で、アナログもわざわざカットしてきてとかなんか。
MURO:そうそう、そうそう。見せつけられましたねえ。
MACKA-CHIN:あと、おもちゃ好きとかね。
MURO:そうそう、そうそう。ゴジラ好きだったり。
MACKA-CHIN:そんなのもあるっすねえ。じゃあ、そんなビズ・マーキーのミックスを、MUROさん、今日、お届けしてくれるということで、準備してもらってよろしいですか?
MURO:はーい。
MACKA-CHIN:ちらっと番組前にも話したけど、スクラッチネタにもなってるよね、なんていうのもしたし。
MURO:うん。本当に多いですよね。
MACKA-CHIN:もしかしたら、あ、この声とか、このフレーズ、聞いたことあるかも、みたいな人がいるかもしれませんね。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:はい。ではそろそろ行ってみたいと思います。2020年4月8日、今日はビズ・マーキー56歳の誕生日ということで、『DIGGIN’Biz Markie』、MUROさんお願いしまーす。
ソングリスト
M1 A One, Two/Biz Markie
M2 Biz Is Goin' Off/Biz Markie
M3 Make The Music With Your Mouth, Biz feat. TJ Swan/Biz Markie
M4 The Biz Dance/Biz Markie
M5 Nobody Beats The Biz feat. TJ Swan/Biz Markie
M6 Tribute To Scratch/Biz Markie
M7 Pickin' Boogers/Biz Markie
M8 I Hear Music/Biz Markie
M9 Spring Again/Biz Markie
M10 This Is Something For The Radio (Dub)/Biz Markie
エンディング
MACKA-CHIN:東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’本日は、ビズ・マーキーの誕生日ということで、MUROさんに『DIGGIN’Biz Markie』というテーマで、DJをしていただいておりますが。
いや~、ここにビズ・マーキーのレコードがワーッと並ぶわけですが、ジャケットがすごすぎる。
MURO:外れがないですね。
MACKA-CHIN:外れがない。僕もMURO君もお笑い、実は好きじゃないですか。
だから、余計にこの辺がすごく親近感とか。
MURO:たまんないっすねえ。
MACKA-CHIN:ねえ。この当時、特に80年代後半から90年代初頭のヒップホップは、どうしても悪いイメージとか、黒人音楽のちょっと怖いとか、そういうイメージがあって、みんながみんな、パシッとしてきてた時代に彼はマーリー・マールがプロデュースしてるんですけど、どうしても暖かいソウルとかを使いながらも。
MURO:そうですよね。
MACKA-CHIN:コミカルにくるっていう。
MURO:歌っちゃったりね。
MACKA-CHIN:ね。だから、今で言うとユルキャラとか落ちキャラみたいに言われてる所以かなと思うんですけど。トイレでラップ考えてたり、ゴルフなんか絶対やんないのに、ゴルフのカート乗り回してるのとか。
MURO:あっははは(笑)
MACKA-CHIN:実験してるフリとかね、泣いてるフリとか、デタラメなんだけど、俺はここをぜひ番組のインスタで見てもらいたいんだけど。
やっぱ、フットロッカーのね。
MURO:うん。ファーストシングルのねえ。
MACKA-CHIN:ファーストシングルの、これはなんか。
MURO:印象的ですね。ビズといえば。
MACKA-CHIN:だよねえ。
MURO:この帽子ね。
MACKA-CHIN:この帽子とねえ。うん。
MURO:僕、実はお家にお邪魔したことがあるんですよ。
MACKA-CHIN:え?うそ?すげえ。
MURO:はい。ニュージャージーの。で、その帽子、ありました。
MACKA-CHIN:うっそ?
MURO:あと、「Just a Friends」のあの指輪、ありました。
MACKA-CHIN:あれ。やべえ~。でもビズ・マーキー、確かに金銀ジャラジャラなイメージもあるよね。
MURO:うん。あとね、家の中、やっぱスニーカーすごくて。
MACKA-CHIN:うん。
MURO:あと、立ってやるゲームの、パックマンと何台ぐらいかあって、もうすごい、本当に良い思い出(笑)
MACKA-CHIN:それで、身長めっちゃでかいしね。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:子どものまんま大人になったっていう。
MURO:いやあ、最高です。
MACKA-CHIN:そういうイメージは僕から見ると、MURO君も同じように見えるんですが、いかがでしょうか?(笑)
MURO:(笑)いやあ、目指したいです。
MACKA-CHIN:あっはは(笑)今日かけていただいた楽曲とかは番組のインスタとか、ツイッターのほうとかでも、色々チェックできるんで、ぜひそちらのほうもチェックしていただいて、これをきっかけに、ビズ・マーキーとか、オールドスクールと言われるものですけどね。
ヒップホップも興味持っていただければと思います。
ということで、本日はここまで。ということで、パーソナリティはMACKA-CHINと。
MURO:MUROでした。
MACKA-CHIN:また来週~!
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