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DIGGIN' Beastie Boys (MCAの生誕日) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2020.8.5

MACKA-CHIN:東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ 夜9時になりました。パーソナリティのMACKA-CHINです。

MURO:MUROでーす。

MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いしまーす。

MURO:よろしくお願いしまーす。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:さあ、もういよいよ8月突入ということで。

MURO:突入しましたねえ。

MACKA-CHIN:番組のポップアップショップも絶好調にオープンしてるわけですが。

MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:MUROさんのレコードディグの気持ちというか。

MURO:あっははは(笑)

MACKA-CHIN:絶好調ですか?

MURO:そうですねえ。相変わらずですね。

MACKA-CHIN:やっぱね。さっきも話したけど、やっぱジェットセットがあるとね、どうしても。

MURO:街にね。自分の街にね。

MACKA-CHIN:ねえ。どうしても、新譜から何から、もう本当にね、楽しいですよね。

MURO:楽しいでーす。

MACKA-CHIN:音楽は。はい。ということで、さっそくですが、今晩のテーマをお伺いしたいです。

MURO:はい。8月5日、ビースティー・ボーイズのMCAの生誕日ということで、ですね。初めて、ビースティー・ボーイズ掘り下げてみたいなと思います。

MACKA-CHIN:おお~。そっか、MCAは、実はもう亡くなられてんですよねえ。

MURO:そう。

MACKA-CHIN:この番組を聴いてる人はね、もしビースティー・ボーイズのことも知ってる方も多いかと思いますが、一応、ディレクターからのワンポイントレッスンというかね。

MURO:お願いします。

MACKA-CHIN:8月5日、本日はビースティー・ボーイズ、MCAの生誕日。ニューヨーク発のアメリカの3人組ヒップホップグループ、ビースティー・ボーイズのMC、ベース担当、グループのリーダー的存在のMCAの生誕日。1986年にデビューアルバム「ライセンス・トゥ・イル」をリリースして、いきなり全米1位に輝く。歴史を塗り替えた白人ヒップホップの草分け的存在で、多大な影響力を持つカリスマグループ。今までに全米1位作品、4作を含む7枚のオリジナルアルバム、ベスト盤2枚を発表。グラミー賞も3度受賞。ヒップホップとスケートを含むオルタナティブカルチャーを融合させたことの功績は実に大きく、各自メンバーの今までの活動もレーベルやアパレルブランドの運営、マガジンの創刊、映画監督、数々の人道支援チャリティ活動など、とにかくかなり幅が広いです、ということ。2012年、残念ながら5月4日、MCAが癌のため47歳という年齢で亡くなられてるということで。これを受けて、今後ビースティー・ボーイズとしてのライブを行う予定がないですよと。残りのメンバーが明言していますということで。まあ、やっぱビースティー・ボーイズ、僕のイメージはやっぱりこのスケーター。もちろん、その人種の問題もありますけど、やっぱりそのスケーターカルチャーと。

MURO:ですよね。

MACKA-CHIN:音楽を結びつけたっていうのが、一番大きいかなあとか思うかな。やっぱRun-DMCがアディダスだったら、ビースティーはプーマだったみたいなね。なんかそういうのもあって。まあ、なんかちょっと、ヒップホップど真ん中ではなかったというか。それがありながらも、やっぱ彼らの存在は本当に大きかったですよねえ。

MURO:ねえ。スタンスミスのイメージもね、あったねえ。

MACKA-CHIN:あ、そう。スタンスミスもあるね。

MURO:最高。

MACKA-CHIN:たしかに、たしかに。じゃあ、そういった意味で、MUROさん的に、ビースティー・ボーイズの、今回の選曲すると、たぶんMUROさんチョイスの、ちょっと変わった感じになるのかな。モンスターヒットっていうよりは。

MURO:うん。よりは、初期のものだったりとか、中期のものが多くなっちゃうのかな。

MACKA-CHIN:MUROさんが選ぶビースティー・ボーイズはもう、本当にちょっと楽しみであります。

MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:さっそく準備していただいてよろしいですか?

MURO:はい。

MACKA-CHIN:ここにある 7inch は、もしか、今日?

MURO:そう。7inch だけでやってみようと思います。

MACKA-CHIN:さすが。さすが。よろしくお願いします。

MURO:はーい。

MACKA-CHIN:さあ、ということで、MURO君、準備はOKですか?

MURO:はーい。大丈夫でーす。

MACKA-CHIN:はい。ということで、今日はね、なんとワンツースリーです。Volume123回目ですね。2020年8月5日、本日はMCAの生誕日ということで、『DIGGIN’ Beastie Boys』です。MURO君、お願いしまーす。

ソングリスト

M1 Posse In Effect/Beastie Boys
M2 Paul Revere/Beastie Boys
M3 Time To Get Ill/Beastie Boys
M4 Hold It, Now Hit It/Beastie Boys
M5 It's The New Style/Beastie Boys
M6 Shadrach/Beastie Boys
M7 Shake Your Rump/Beastie Boys
M8 Root Down/Beastie Boys
M9 Get It Together/Beastie Boys
M10 Intergalactic/Beastie Boys
M11 Sure Shot/Beastie Boys

エンディング

MACKA-CHIN:東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’本日はMCAの生誕日ということで、『DIGGIN’ Beastie Boys』をMURO君の ALL 7inch セットでお送りしてるわけですが。

MURO:はい。ありがとうございます。

MACKA-CHIN:もう、本当にね。ザ・エネルギー祭りっていうね。

MURO:掛け合い、掛け合いがもうスリリングすぎるんで。

MACKA-CHIN:ハンパない。いやあ、もうだから、定番な、ザ・オールドスクールというか、そういう感じだし、「チェケラッチョ」みたいなのも、本当にこのビースティー・ボーイズが本当に教科書通りになってくれるし。まあ、なんとなく、今どんどんかかっているものとか、時代が新しいものになっていってるんですけど、やっぱりそのデフジャムからキャピタルに行った時代になったぐらいから、MUROさん、面白いって言われてたんですけど。

MURO:そうですね。サンプリングの楽曲がすごい増えて、ニューヨークのプロデューサーら、プロフェッサーだったりとか、キューティックだったり、ジャスト・ブレイズ(Just Blaze)の後期だったりとか、面白いですよねえ。

MACKA-CHIN:面白いですよね。だから、やっぱりそのミクスチャーカルチャーの中でも、やっぱりずーっとヒップホップだけ聴いてきた人たちもやっぱどこか心がくすぶられる部分があって、そこがやっぱり、そういったプロデューサーの起用だったり、そのサンプリングネタの使い方だったり、なんかそういったものもあるのかなあと思いますね。で、やっぱ本当に、僕もちょっと肩こりあるんですけどね、やっぱビースティー・ボーイズ聴くと、首がやっぱ必然的にこうやって動いちゃうんで。どうしても。で、この番組の専属カメラマンのムラケンも元々はスケーター上がりで。

MURO:ねえ。

MACKA-CHIN:だから、やっぱもう全部ドンピシャですねえ、なんて言ってて。特にこのグランド・ロイヤル。そういうようなデフジャム離れて、彼らが立ち上げたこのグランド・ロイヤルものとかのものはやっぱ、みんなやっぱ、僕ら世代はやっぱ、Tシャツから何から着てたりとかしてたかなあ。

MURO:全てがかっこよかったねえ。

MACKA-CHIN:全てがかっこよかった。すげえなあ。なんか、そのただ単にヒップホップの悪さっていうだけじゃなくて、ちょっとイタズラ心があるような。ちょっとチャーミングな部分もあったりするし。あるいは、Bjorkと一緒に、チベット解放運動みたいなね。そういうことも率先してやられてたし。なんか、やっぱ今一度、なんか、これぞオールドスクールというか、ヒップホップの一つの、なんか、一つの要素な感じはやっぱ改めてしますねえ。

MURO:そうですね。ほんとですね。

MACKA-CHIN:なんか、本当にね、エミネムもさ、最近のアルバム「Kamikaze」かなんかで、ビースティーのアルバムのジャケットをね、アンサーじゃないけど、コピーというかさ、真似てというか、ほぼ一緒だけどね。なんかそういうのでやってたりとか。やっぱり、人種のこともあると思うけど、でもやっぱ、ちょっとどうしても、やっぱヒップホップだけじゃないけど、語る上で、ビースティー・ボーイズは大事な存在だったなって改めて思いますねえ。うん。なんかやっぱ、うん。ちょっと今、今一度、こういう元気な作品を。

MURO:ですねえ。

MACKA-CHIN:なんか、今暗いのも多いから、元気な作品が、またすげえ元気出ました。

MURO:良いですねえ。

MACKA-CHIN:いやあ、MURO君、ありがとうございます。

MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:ということで、今日のTシャツ、MURO君、最高!ここまでは、MACKA-CHINと。

MURO:MUROでした。

MACKA-CHIN:また来週~。

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