見出し画像

DIGGIN' JAZZ(ジャズの日) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2020.1.22

MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。

MURO:MUROです。

MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。

MURO:よろしくお願いします。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:さあ、1月22日ですけど。MUROさん、さっそく今晩のテーマをお伺いしたいです。

MURO:はい。1月22日、JAZZ(ジャズ)の日らしいんですね。なので、Jazzのレコードでやってみようかなと思うんですけども。

MACKA-CHIN:うわあ。この番組、もうそろそろ2年近くになるんですが。DIGGIN’ JAZZ的なのは初めて。

MURO:初めてですね。

MACKA-CHIN:ですよね。大野雄二さんとか、あとはジャケット縛りとかの流れでなんとなく。

第25回(2019.9.22):DIGGIN’ Yuji Ohno(大野 雄二)

MURO:うん。ぽくなったっていうのはありますけどね。

MACKA-CHIN:ね。JAZZっぽくなったみたいなのってあるけど、逆にピンポイントで、このジャンルでDIGGIN’ JAZZっていうのは初めてですよね。

いつも通り、プロデューサーがこの1月22日のJAZZの日っていうのを調べてきてくれたんですが、どうやらこれは、日本が企画した日って感じぽくて、JazzのJaがJanuaryの頭文字2文字がJaで、それでJazzのzzが22に似てることから東京都内の老舗Jazzクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」、これらのオーナーらによるJazzデー実行委員が2001年から実施したということっぽいですね。

MURO:2001年からですね。

MACKA-CHIN:で、この番組とかにも、のインスタとかにもちらちら出てくる番組の大番頭もみじいも、実は日本ジャズ協会21の理事とかをやられてて、実はこの番組とジャズは意外と距離が近いのかもとか思いながら。

MUROさんもほら、BLUE NOTE(ブルーノート)とか、よく行かれますよね。

MURO:はい。BLUE NOTEも見にも行ってるし、何作も作品出させてもらってますね。

MACKA-CHIN:僕も歳を取ってという言い方も変だけど、音楽と長く向き合ってきたら、なんとなくJAZZが聴けるようになったっていうか。

元々、サンプリングミュージックやヒップホップがあって、JAZZを聴いたり、トライブ(A Tribe Called Quest)の影響とか、そういうのもあって、JAZZを聴くようになったんですが、一曲が長いじゃないですか。

MURO:うん、そうですよね。

MACKA-CHIN:アフロビート(Afrobeat)が聴けるようになったのもそうなんですけど、身体に入れていく音楽っていうか、JAZZのフリースタイル的なものっていうのか、すごく面白く感じる感じがあって。

奥が深いんで、僕も浅はかなことは言えないんですけど、昔から愛されてるジャンルではあるしね。MUROさんが選ぶこのJAZZっていうところが。

MURO:はい。昔からヒップホップと密接ですからねえ。父みたいなもんですから。

MACKA-CHIN:うわあ、楽しみ楽しみ。じゃあ、MUROさん。準備してもらっていいですか?

MURO:はい。

MACKA-CHIN:昔、DEV LARGE(デヴラージ)と秋葉原にダイナミックオーディオって機材屋さんがあって。

そこで色んなレコードをみんなで聴こうみたいな。真空管のアンプとかで。

MURO:ありましたねえ。

MACKA-CHIN:JAZのレコードだけ聞こえ方が違かったんだよねえ。

MURO:へえ。

MACKA-CHIN:コンちゃん(DEV LARGE)とキャッキャした思い出があるんですけど。

MURO:ああ、良い思い出ですねえ。

MACKA-CHIN:今晩、1月はどんなジャズが皆さんの耳元に届くのか、楽しみであります。MURO君、準備OKですか?

MURO:はい。

MACKA-CHIN:ではそろそろ行ってみたいと思います。2020年1月22日、本日はジャズの日ということで、『DIGGIN’ JAZZ』です。お願いしまーす。

ソングリスト

1. Sometimes I Cry / Les McCann
2. Lady Of The Night / Les Hooper
3. Red Clay / Jack Wilkins
4. On The Red Clay / Mark Murphy
5. Pretty Please / Houston Person
6. Keep Dreaming / Stan Getz
7. Pot Belly / Lou Donaldson
8. Ode To Billie Joe / Lou Donaldson

エンディング

MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ 本日1月22日はJazzの日ということで『DIGGIN’ JAZZ』をMUROさんのレコードでお送りしておりますが。

素敵な、ぜいたくな時間で。

画像1

MURO:やっぱり、ヒップホップのフィルター通しちゃうと、ソウルジャズっぽかったり、ファンクっぽかったり、フュージョンぽかったりっていう、いつもと変わらなかったですね(笑)

MACKA-CHIN:いやいやいや。普通のJAZZっていうジャンルでイメージするものよりも聴きやすいと思うんです。ドラムがしっかり打ってるし。

MURO:そうですねえ。

MACKA-CHIN:気になるフレーズが出てきて、宇宙っぽいものだったり。耳が奪われるというか。かっこいいものがあるし。特にヒップホップ好きな僕たちにとっては、教科書的なものがいっぱいありまして。

MURO:ありましたねえ。

MACKA-CHIN:このテンポというか、BPMが深夜にぴったりじゃないですか。素敵な時間を過ごさせていただいております。MURO君、ありがとうございます。

今日かけていただいた楽曲をいつも通り掘り下げていくと。レーベルの、そのミューズ(MUSE RECORDS)ものが多い。

画像2

MURO:うん。ミューズ多かったですねえ。最近、ブルーノートとかプレスティッジ(Prestige Records)だったり、現場とかでもそうですけど、かけ続けてたんですけど、ミューズとか、部屋の中ではよく聴いてますねえ。

MACKA-CHIN:ああ、良いっすね。良いっすね。あと、レッド・クレイ(「Red Clay」)。

画像3

MURO:はい。レッド・クレイ、大好きなんですよ。

MACKA-CHIN:フレディ・・・

MURO:Freddie Hubbard(フレディ・ハバード)、オリジナルの曲なんですけど。

カヴァー、あったら買いますね(笑)ぐらい好きな曲。

MACKA-CHIN:要はギターものと、あと。

MURO:そうですね。Mark Murphy(マーク・マーフィー)のボーカルものと。

MACKA-CHIN:このMark Murphyのボーカルものとか、すごい素敵だなと思った。

あと、Houston Person(ヒューストン・パーソン)とかは、Def Squad(デフ・スクワッド)ネタとか。

前半はヒップホップネタ祭りみたいなのがあるんですけど、ジャズというと、どうしてもそれぞれの楽器の演奏者メインで進んで作られていく楽曲が多いので。前半はそのエレピ(エレクトリックピアノの略称)ものから。

MURO:そうですねえ。90年代のヒップホップっていうと、入口がそこら辺だったんでね。エレピ、フェンダーローズは気持ちいいですよねえ。

MACKA-CHIN:最高っすよねえ。後半は、今かかってるものとか、Stan Getz(スタン・ゲッツ)とかになってくると、管楽器もので。

MURO:そうですねえ。アルトテナー、4人続きますね。Houston Personもそうだし、Stan GetzもLou Donaldson(ルー・ドナルドソン)もそうだし。

MACKA-CHIN:うんうん。で、なんかこういうジャズをミックスするって、すごい難しそうだけど、MURO君的にはどうなの?

MURO:ヒップホップの感覚でやっちゃってるので、いつも通りですけど。

MACKA-CHIN:うん、そうだよね。うまいなと思うし、なんて言うのかな、BPMのグルーヴの作り方だし、ここでこう繋がるみたいなさ。

聴いてると、ネタがきちゃう。あ、これ誰ネタ?Heavy D(ヘヴィ・D)ネタとか、Pete Rock(ピート・ロック)ネタみたいな。

MURO:もうすぐ来るのは、Gang Starr(ギャング・スター)ネタ。

MACKA-CHIN:あっはは~。普通には聴けない耳を持っててね、ご飯屋さんに行っても、この音楽はあれだね、なんて始まっちゃうんですけどね。

そのぐらい、音楽大好きなMUROさんとお届けしてるわけですけど。ジャズっていう、難しいイメージはね、みんなもちょっと抜けて、ドラムやヒップホップきっかけで、色々向き合っていければと思いました。

MURO:そうですよねえ。入り口になってくれればと思います。

MACKA-CHIN:はい。最高に素敵な時間でした。皆さんも色々ジャズを掘り下げていっていただければと思います。ということで、ここまではMACKA-CHINと。

MURO:MUROでした〜。

MACKA-CHIN:ジャズさいこ~!

過去の放送一覧


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?