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DIGGIN’ SOLAR(ソーラー) 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2019.1.30

MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。

MURO:MUROです。

MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。

MURO:よろしくお願いします。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:さあ、もうMURO君。いよいよ1月30日ということで、もう1月が終わりますね。

MURO:いやあ、早い早い。

MACKA-CHIN:早い。もうどんどん流れていく。

MURO:ねえ。

MACKA-CHIN:ねえ。まるで音楽のように、なんつって。うまいこと言えたのか言えてないのか分かんないんですけど(笑)。さあ、MURO君、先週もちょうどリリースがあって。

MURO:そうです、そうです。ほんと、ラッシュで。

MACKA-CHIN:ねえ。

MURO:お陰様で。

MACKA-CHIN:先週の放送の「DIGGIN’ NIPPON COLOMBIA(日本コロムビア)」を聴いていただいた方はご存じかと思いますけどね。ちょうど1月23日には、そのMUROさんのコンピレーションが出たわけですけど。

振り返ると、1月は意外とゆっくりしてるというか、この時の流れのようにせわしくて、MUROさんは振り返ると、3タイトル出てます。

2019.1.11:DIGGIN' SOLAR
2019.1.23:ELEGANT FUNK 〜JAPANESE EDITION〜 (タワレコ限定)
2019.1.23:DIGGIN' NIPPON COLUMBIA

MURO:出ましたね。

MACKA-CHIN:もうめっちゃ忙しいですね。いやあ、本当に、世界に誇るDJ MUROという感じですけど。

MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:今回は、今日やるテーマに関わってくるんですけど。ちょい前に出されてた「DIGGIN' SOLAR(ソーラー)」っていう。

MURO:そうです。

MACKA-CHIN:ね。

MURO:SOLAR Records(ソーラー・レコード)。

MACKA-CHIN:SOLAR Recordsっていう。

MURO:『Sound of Los Angeles Records』。

MACKA-CHIN:『Sound of Los Angeles Records』。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:要はロサンゼルスのレーベルの。

MURO:ですね。

MACKA-CHIN:そうですよね。それのレコードに焦点を合わせたミックスCDがタワレコ限定で1月11日に発売されてるということで。

MURO:はい、そうです。

MACKA-CHIN:まさしく、改めて聞きますけど、今日のテーマは?

MURO:はい。「DIGGIN' SOLAR(ソーラー)」で。

MACKA-CHIN:「DIGGIN' SOLAR」ですね。ほお、ほお、ほお。まあ、『SOLAR』なんだっぺ?っていう人に、ちょっと分かりやすく説明すると、要は1977年にロサンゼルスで立ち上がったディスコミュージック名門で、Dick Griffey(ディック・グリフィー)という社長さんとSoul Trainのあの名物司会者。

MURO:はい。そうですね。

MACKA-CHIN:えっと、ドン。

MURO:ドンさん。

MACKA-CHIN:Don Cornelius(ドン・コーネリアス)さんが、2人で立ち上げてたんだけど、そのSoul Train(ソウル・トレイン)がどんどん、どんどん忙しくなって、じゃあもうディック、株あげるよなんつって、株を全部ディックさんに明け渡して、Soul Train Recordsからの流れで生まれたのがこの『Sound of Los Angeles Records』頭文字取ってSOLAR Recordsということで。

MURO:なるほど。Soul Train Recordsだったんですね。

MACKA-CHIN:そうですね。だから、やっぱディスコっていうか。

MURO:Whispers(ザ・ウィスパーズ)も出してますからね。

MACKA-CHIN:ねーねー。MUROさん、ちらっとですけど、レーベルのマークもちょっと似てるかもなんていうことも言ってたもんね。

MURO:ねー。そうそうそう。

MACKA-CHIN:僕もこのSOLAR Recordsはすごいインパクトがあって。むらさきじゃない。

MURO:そう。

MACKA-CHIN:レーベルが、宇宙だし。

MURO:そうだね。

MACKA-CHIN:すごくイメージが強いセンターレーベルのデザインなんですけど。

MURO:うん。

MACKA-CHIN:ちらっと、今、収録前に話してたように、もう、僕がよくクラブに行くきっかけになった六本木のDroopy Drawers(ドゥルッピー・ドゥルワーズ)ってクラブで、MUROさんも。

MURO:僕もやらせてもらってました。

- そうして掘り続けている70年代ファンクの魅力とはなんなのだろうか?

「脂ぎっているところでしょうかね? 土っぽいところだったりとか、男臭かったり。DJとしては、最初は深いファンクをプレイするのが、知らないお客さんもいるから怖かった。ZOOでプレイするのはよくても、その次の六本木のドゥルッピー・ドゥルワーズでプレイするのは怖かったから。だから、ディスコ寄りのダズ・バンドとかとは違ったチャレンジを六本木でしてましたね。

ソース: 『bounce』 233号(2002/6/25)
Krushが六本木のDroopy Drawersって店のオープンと同時にレギュラーをはじめたとき、僕は免許を取りたてで、運転も楽しかったから、Krushを車で送ってたんです。Droopy DrawersにKrushを送って、ちょっとマイク持たせてもらって。

日本のヒップホップ・シーンの最前線で活躍し続ける、DJ MUROのインタビュー(2014)

MACKA-CHINKRUSH(クラッシュ)さんも回してたし、DJ Yas(ヤス)さんのお兄ちゃんもやられてたりとかもして。

MURO:そうそう、そうそう。

MACKA-CHIN:本当に影響受けた、僕は本当の、まあ、今のクラブと違うんですけどね。本当に、え?ここが?みたいなところの、そのクラブで、もう本当に色々な音楽、影響受けてきた中で、本当によくかかってたなっていう感じですよね。

MURO:うん。そうですね。日本人受けしてましたよね、やっぱ。昔から。

MACKA-CHIN:そうですよね。

MURO:かかってました。

MACKA-CHIN:しかも、要はディスコといえど、古くさいイメージがあるけど、やっぱ80年代半ばぐらいになってくると、MURO君もリアルタイムだったりした?

MURO:リアルタイムでした。もう、ローラースケート場で、Midnight Starの「Operator」とかが一日2,3回かかったりとか。

すごいエレクトロでカクカクした動きした人が(笑)リンクの中で(笑)ロボットがいっぱいいたりしましたね(笑)

MACKA-CHIN:あっははは。それを子どもながらに見て(笑)

MURO:いやあ、最高でした。

MACKA-CHIN:そうですよね。もう。ちょっと、ローラーリンクの話はまたちょっと、色々広げたいけど(笑)

MURO:はい。広げたいよね(笑)

MACKA-CHIN:僕も足立区なんで。

MURO:ああ、良いですね。

MACKA-CHIN:東京マリン(1972年に開園した大型レジャープールで、1980年代前半にローラースケート場も併設)っていうところに。

MURO:ああ、良いですね。

MACKA-CHIN:まあMUROさんはね。

MURO:行ってました、行ってました。

MACKA-CHIN:地元近いと思うんで、そういうローラーリンクがあったりなんかして、そこでジュークボックスで、なんだ~なんて、音楽とローラースケートで、なんて。

MURO:良いですねえ。

MACKA-CHIN:まあ、ちょっと話ずれていっちゃうんで、それはまた追々、特集できればとか。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:逆に、このラジオのイベント。

MURO:うん。

MACKA-CHIN:東京ドーム(ローラースケートアリーナ)とかあるらしいじゃないですか。

MURO:うわぁ、最高。

MACKA-CHIN:やりたいなぁ。やりたいなぁ。やりたいなぁ。すたっふぅ~、なんつって。あははは

MURO:笑

MACKA-CHIN:じゃあ、さっそくですね。

今日は、MURO君に、「DIGGIN' SOLAR」ということでやっていただきたいんで。

準備お願いいたします。あのね、SOLAR Records、僕、若手としてパッと思いつくのは、SHALAMAR(シャラマー)だったりとかして。Jody Watley(ジョディ・ワトリー)とかね。

今でもある渋谷のハーレム(Harlem)とかでもよくかかってたし、今でもかける人いるんじゃないかなっていうぐらい、本当に名曲がいっぱいあるアーティストさんですけどね。

さっそく、今回、1月11日に『DIGGIN' SOLAR』として発売されてるものを含めて、ちょっとこのラジオでMUROさんにミックスしていただきたいと思います。

はい。準備よろしいでしょうか?

MURO:はい。

MACKA-CHIN:はい。では、そろそろ行ってみたいと思います。

2019年1月最後、1月30日MURO Presents KING OF DIGGIN’ 今日のテーマは「DIGGIN' SOLAR(ソーラー)」です。お願いします。

ソングリスト(DIGGIN’ SOLAR)

1. IT’S A LOVE THING / THE WISPERS
2. TAKE THAT TO THE BANK / SHALAMAR
3. I DON’T WANT TO BE A FREAK / DYNASTY
4. MAKE THAT MOVE / SHALAMAR
5. HERE I AM / DYNASTY
6. CAN’T DO WITHOUT LOVE / THE WHISPERS
7. A NIGHT TO REMEMBER / SHALAMAR
8. AND THE BEAT GOES ON / THE WHISPERS
9. ROCK STEADY / THE WHISPERS


IT’S A LOVE THING / THE WISPERS(ザ・ウィスパーズ)

Title: IT’S A LOVE THING
Artist:THE WISPERS
Label:SOLAR
Producer:Dick Griffey、The Whispers
Catalog No:YB-12154
Release:1980

TAKE THAT TO THE BANK / SHALAMAR(シャラマー)

Title:TAKE THAT TO THE BANK
Artist:SHALAMAR
Label:RCA
Producer:Dick Griffey、Leon Sylvers
Catalog No:RCA.SS-3203
Release:1979

I DON’T WANT TO BE A FREAK / DYNASTY(ダイナスティ)

Title:I DON’T WANT TO BE A FREAK
Artist:DYNASTY(ダイナスティ)
Label:SOLAR
producer:Leon Sylvers
Catalog No:YB-11694
Release:1979

MAKE THAT MOVE / SHALAMAR(シャラマー)

Title:MAKE THAT MOVE
Artist:SHALAMAR
Label:SOLAR
producer:Leon Sylvers
Catalog No:YB-12192
Release:1980

HERE I AM / DYNASTY(ダイナスティ)

Title:HERE I AM
Artist:DYNASTY(ダイナスティ)
Label:SOLAR
producer:Leon Sylvers
Catalog No:S-47932
Release:1981


CAN’T DO WITHOUT LOVE / THE WISPERS(ザ・ウィスパーズ)

Title:CAN’T DO WITHOUT LOVE
Artist:THE WISPERS(ザ・ウィスパーズ)
Label:SOLAR
producer:Dick Griffey、The Whispers
Catalog No:JH-11590
Release:1979

A NIGHT TO REMEMBER / SHALAMAR(シャラマー)

Title:A NIGHT TO REMEMBER
Artist:SHALAMAR
Label:SOLAR
producer:Leon Sylvers
Catalog No:k13162
Release:1982

AND THE BEAT GOES ON / THE WHISPERS(ザ・ウィスパーズ)

Title:AND THE BEAT GOES ON
Artist:THE WHISPERS
Label:SOLAR
Producer:Dick GriffeyThe Whispers
Catalog No:YB-11894
Release:1979

ROCK STEADY / THE WHISPERS(ザ・ウィスパーズ)

Title:ROCK STEADY
Artist:THE WHISPERS
Label:SOLAR
producer:L.A. & Babyface
Catalog No:B-70006
Release:1987

エンディング

MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ ここまではMUROさんのレコードで、しかも今日はオール7inchセットですね。

オール7inchで「DIGGIN' SOLAR」というところで選曲していただいておりますが、もうめっちゃディスコサウンドで、僕的には、もうほんとドンピシャですね。

MURO:そうですか。嬉しいですね。

MACKA-CHIN:いやあ、めっちゃ楽しい。

MURO:狙い通りでした、僕は。

MACKA-CHIN:いやあ、めっちゃ楽しいっすね。しかもね、今回はSOLARレーベルって言って、冒頭でも言いましたけど、ロサンゼルスのディスコミュージックの名門レーベルですけど、それの日本盤とかもいっぱい、もうここに今並んでまして、日本の邦題もめちゃくちゃ面白いですね。じゃあ、さっそくですが、MUROさん。諸々、色々掘り下げていければと思うんですけど。

MURO:はい。行きましょう。

MACKA-CHIN:はい。まず、やっぱりWISPERS(ウィス・パーズ)

MURO:WISPERSっすね。もう看板アーティストなんでしょうね。

MACKA-CHIN:そうですよね。

MURO:やっぱ、レーベルで言ったら。Wispers、Shalamar、Midnight StarとかLakeside(レイクサイド)とか、いっぱいいますけど。

やっぱり、メローな良さもあるし、こういう今日かけたディスコもあるあし、エレクトロもすごいかっこいいのいっぱいあるんすよね。さっき言ったLakesideとか。

MACKA-CHIN:うんうん、うんうん。本当にWhispersなんて、ピロートークにも使えるような曲もいっぱいあるようなイメージもあるんですよ。

MURO:そうなんすよね。

MACKA-CHIN:ささやく人たちって感じじゃないですか、Whispersみたいな。だけどやっぱ、本当にこの明るいハッピーな、こういうカリフォルニアサウンドっていうか。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:で、まさに本当にそう、エレクトロサウンドみたいなのも、本当に80年代後半からバンバン出てきて、本当に踊れる。しかもドラムブレイクが来て、一休みしながら、また最後に上がっていくみたいな。

ダンスミュージックとしては、この頃に完成されてるっていうか。そういう感じもするんすけどね。でも、例えば、Shalamarとかみんなたぶん、ああ、この曲聞いたことあるなぁ、なんていうのが、「A Night To Remember(涙のリメンバー)」なんてあると思うんですけど。

MURO:カヴァーも多いですしね。

MACKA-CHIN:これ、MUROさん持ってきていただいている日本盤?(笑)

MURO:そうなんですよね。日本盤がやっぱ、よく、ずいぶんタイトル出てますよね。

MACKA-CHIN:ねえ。しかも、タイトルがこの(笑)

MURO:(笑)「涙のリメンバー」

MACKA-CHIN:なぜ「涙のリメンバー」になったのか、みたいな。

MURO:すごいフォントだよね。しかも。

MACKA-CHIN:そうっすね、このフォントもすごいっすね。この時代、フォトショップとかないしなあ。

MURO:すごいですね。

MACKA-CHIN:「この軽さ、この爽やかさ、120%カリフォルニアしてるシャラマーの強力スマッシュ!」って書いてありますけどね。

MURO:ははは。カリフォルニアなんですね。

MACKA-CHIN:そうっすね。「紅(べに)一点!ジョディ・ワトリー「なんていうのも書いてありますけどね。そうかそうか。あとはなに?「紅(こう)一点」か。紅(べに)一点じゃないよね。なに言ってん。(笑)たいして韻も踏んでないですけど(笑)

MURO:笑

MACKA-CHIN:でも、このへんのSOLARのとかも、やっぱ日本盤もいっぱい出てるってことは、やっぱり。

MURO:そう。やっぱり当時から馴染みがあったんでしょうね。まぁ、ディスコとかでもかかってたんでしょうね。

MACKA-CHIN:ですよね。それこそ、ローラーリンクの流行りもあったし、ジュークボックスもあったしって。やっぱ僕らよりも年上の人たちはすごく、懐かしいなあなんて、普通に知ってる人たちもいっぱいいらっしゃるんじゃないかなとか思いますけど。

今日かけたレコードは、いつもの通り、MUROさん本人がインスタグラムとか、あとは番組のホームページとか、あとツイッターのほうも意外と起動してるんで、何かアイディアとか面白い意見があったらぜひ、#kod_tfmとかつけて話しかけてください。

MURO:お願いします。

MACKA-CHIN:ということで、あっという間にお時間です。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:ここまではMACKA-CHINと。

MURO:MUROでした。

MACKA-CHIN:また来週~!

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