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大阪市をウォッチしよう!!

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名古屋市から移り住み、2020年の住民投票を経験。その時に設置された大阪市廃止・特別区設置法定協議会の傍聴をきっかけに、大阪市の行政のあり方に疑問を持った山田明さん。一市民の目か…
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記事一覧

大阪市をウォッチしよう!! 26 「膨らみ続ける「夢洲万博」コスト」

 最近は大阪・関西万博のことを「夢洲万博」と呼ぶようにしている。万博会場の夢洲は軟弱地盤…

大阪市をウォッチしよう!! 25 「万博開幕まで500日と入場券前売り」

 11月30日は大阪・関西万博開幕まで500日。その朝の朝日新聞1面左に、維新が提唱 重い「置き…

大阪市をウォッチしよう!! 24 「液状化対策工事とIR工事」

 写真は大阪市会の都市経済委員会質疑で配布された「IR事業用地の液状化対策工事について」。…

大阪市をウォッチしよう!! 23 「大阪市会への陳情書提出と委員会審査の傍聴」

 11月22日に大阪市会へ4通の陳情書提出。一度に4通も提出したのは初めてだ。それだけ大阪市の…

大阪市をウォッチしよう!! 22 「大阪IR環境影響評価「説明会」」

 夢洲にカジノ設置を計画している事業者である「大阪IR株式会社」が、設置、工事のための環境…

大阪市をウォッチしよう!! 21 「どうなる?どうする!大阪・関西万博」

 大阪・関西万博開催まで500日余りとなったが、本当に開催できるのか、中止や延期を求める声…

大阪市をウォッチしよう!! 20 「大阪・関西万博の会場建設費500億円上振れ」

 会場建設費が500億円上振れして、1850億円から2350億円に増額される。当初の1250億円から1.9倍に膨れ上がった。毎日新聞5日の社説は「安易な増額は認められぬ」と主張した。各種世論調査でも、国民の大半が増額に批判的であり、「万博不要」の声も急速に高まっている。万博をめぐる世論は大きく変化してきている。  11月7日に万博協会との団体協議に参加したが、350億円の建設費がかかる大屋根(リング)について質問した。大屋根は当初の計画になかったが、基本計画策定の段階で新たに

大阪市をウォッチしよう!! 19 「夢洲IRカジノ「環境影響評価」」

 10月27日から「大阪・夢洲地区特定観光施設設置運営事業 環境影響評価準備書」公告・縦覧が…

大阪市をウォッチしよう!! 18 「見えてきた夢洲IRカジノ」

 「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備関連協定」が9月28日に締結された。実施協定など…

大阪市をウォッチしよう!! 17 「夢洲開発の厳しい現実」

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)という団体が、毎月「ジャーナリスト」という機関誌を発行して…

大阪市をウォッチしよう!! 16 「大阪市の樹木伐採と緑化」

 9月25日午後、大阪市会の建設港湾委員会を傍聴した。歯科で60分余り痛い治療を受けて痛みが…

大阪市をウォッチしよう!! 15 「一旦立ち止まれ、万博・カジノ」

 万博では、夢洲特有の問題が噴出している。大きな問題点として、夢洲で建設工事を行うことが…

大阪市をウォッチしよう!! 14 「万博負担増 悩む大阪」

  東京五輪・パラリンピックと同じような展開になってきた。大規模イベント特有のコスト上昇…

大阪市をウォッチしよう!! 13 「夢洲で揺らぐ万博とカジノ」

 国土交通省が大阪IRカジノ計画について、9月22日、大阪府市が提出した実施協定書を認可した。この実施協定書(9月5日に骨子のみ公開が認可に値するものなのかどうか。  大阪府市の提出からたった2週間程度で、この実施協定書の内容を、だれがどういう形で審査したのか、審査の過程が明らかになっていない。闇の中で審査され、われわれには、審査の結果だけが知らされる状況にある。  カジノ事業者が事業実施について、違約金無しで解除権を3年先まで先送りできることなど、詳細な情報について審査した