Urban Cabin Institute

鎌倉、浄明寺エリア、過去から学び、未来を創造するビジョナリーのためのアート・建築・歴史…

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鎌倉、浄明寺エリア、過去から学び、未来を創造するビジョナリーのためのアート・建築・歴史・自然を感じ、視座を高める特別な空間

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歴史と未来、グローバルとローカルをつなぐ鎌倉の焼け跡古民家再生プロジェクト “Urban Cabin Black”

▪️地域と都市の場の力を浮かび上がらせる「家プロジェクト」  直島や越後妻有で展開されているアートプロジェクトに「家プロジェクト」があります。1998年に宮島達男の「角屋」に始まったこのプロジェクトは、現在では、ジェームズ・タレルの「南寺」、内藤礼 の「きんざ」、杉本博司 の「護王神社」、大竹伸朗「はいしゃ」などの7軒が公開されています。島内に点在していた空き家などを改修し、その土地の時間と記憶を取り込み、空間そのものを作品化して国内外の多くの観光客に注目されています。  

    • 今から800年前に、抹茶を鎌倉から全国に広めた栄西は、究極のインフルエンサー!?   『喫茶養生記』から読み取れるビジョナリー・シティ鎌倉

      本noteでは、過去から現在、そして未来に持続する鎌倉発のアート・カルチャー・都市文化を発信していきます。 ■800年前に薬としての抹茶の効能と養生を記した『喫茶養生記』  鎌倉には寿福寺の開山栄西(1141-1215年)によって記された抹茶に関する日本最古の書『喫茶養生記』(1211年)が、重要文化財として今も残されています (鎌倉国宝館寄託)。この『喫茶養生記』の冒頭は「茶は末代の養生の仙薬にして」と始まります。「末代」は道義のない不安定な末世を意味し、「養生」には

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