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りさの日記2008.7.13「とんかつ」

先生がとんかつに欲情したので、とんかつを食べに行くことにしました。

あたし  「どこかおいしいところ、知ってます?」
先生   「知らんな。まだこの辺りに引っ越してきたばかりだしな」

そう。先生は先日引越しをしたのです。

あたし  「じゃあ、それっぽいところに入りましょうか。チェーン店は絶対にNGです」
先生   「そうだな。もう随分やってます、って感じの雰囲気を醸し出した店がいいな」

暫く歩いていると対面から髭もんじゃの青年が歩いてきました。

先生   「お。あいつ、とんかつっぽいぞ」
あたし  「確かに言われてみると。でも、とんかつじゃないですよ」
先生   「いやいや。あれはとんかつに違いない。おーい!とんかつ!」
あたし  「先生、恥ずかしいからやめてください」

すると青年が振り向く。

とんかつ 「あ。先生ご無沙汰してます」
先生   「おお。元気だったか?久しぶりにとんかつでもどうだ?」
とんかつ 「いいっすね。行きましょう!」

先生。誰っすか?そいつ。

【解説】
この作品はおそらく私が豪徳寺に住み始めたころに描かれたものだと思います。りさと一緒に経堂の農大通りにあったとんかつ屋さんにお伺いしたことをおぼろげに覚えています。さて、本題となりますが、その時に知り合いに会った記憶はないのでこれまた彼女の変換行為の仕業なのですが、とんかつを食べながら下門真人でも思い出していたのでしょうか。ゴリラの田中くんもいいですが、とんかつくんにも会ってみたいのものです。はい。

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