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カップルが邪魔な私VS結婚式をしたい私VSダークライ

こんにちは、うちうみです。
【いつもの注意書き】
ここでは恋愛感情を持たないアロマンティック(aロマ)、性的魅力を感じないアセクシュアル(aセク)、そして二次元の相手に恋愛感情を抱くフィクトロマンティック(fロマ)、性的魅力を感じるフィクトセクシュアル(fセク)についての話をします。こんな人もいるんだなという軽い気持ちで読んでもらって構いませんが、生理的に嫌悪感を抱く方の閲覧はお勧めしておりません。

 公共の道路でさ、イチャイチャ歩くカップルいるじゃん?歩道の幅見えてる?邪魔なんだけど。
駅の改札前でイチャイチャしてキスするカップルいるじゃん?いや、そこ通りたいんだけど。こちとら仕事帰りなんよ。
自販機の前でイチャイチャしてるカップルいるじゃん?水買いたいんだけど。熱中症になったら責任取れや。
とか思うこともなきにしもあらず。私は問いたい。みんな邪魔だと思ってないの?心広すぎじゃね?素晴らしいな、天使かよ。

 突然すみません。暴言吐いてますね。文面だけ見るとキツいかもしれないけど、そんなキレてるわけではなくて…。もはや面白がってる感じなんです。だからタイトルもふざけてますね、すみません。ポケモン好きなんです笑
生産性のないくだらない愚痴が続きます。

 街にいるカップルたちにムカつくことがある。公共の場で私の通行を塞いでいるから。でも、ゆっくり歩く老人とかにはムカつかない(当然だけど)。歩道に広がって歩く高校生たちにはちょっとしかムカつかない。うーん、これは差別なのか?いや、コンプレックスだろうな。私は三次元の人とイチャつきながら道を歩くことはないから。自分も恋人とイチャつくことがあるなら、お互い様って思えるんだろうね。でも私はそういうことないじゃん?三次元の人を好きにならないaセクaロマで、二次元の人を好きになるfセクfロマだから。彼と歩いてる時でも、物質的には1人。恋人と歩いているのに、周りから見える私は1人。他のカップルとお互い様じゃないから一方的に損した気になる。イチャイチャしやがって。うわ、心狭いな(笑)
 
 産休育休も同じ現象が起こるよね。育休の間、人員が減るわけじゃん。その分は補充されることもあるけど、残りのメンバーが負担する部分ってやっぱりゼロではないよね?自分の番がいつか来るならお互い様だけど、生涯三次元の人と付き合わない場合、一方的に負担が大きくない??
 いや、お休みは当然の権利だし、赤ちゃんが健やかに育つために全然休んでいいと思うよ。お母さんお父さんは大変だよね。すごい!偉い!その分は私頑張るよって基本的には思ってるのよ。自分が病気でお休みするとかもありえるしさ。でもさ、ほんのたまに、ほんっとーにたまに、私は負担するだけなんだなってやる気出ない時がある。こうやってこの先ずっと、赤ちゃんが生まれて幸せな人の分をやってあげるだけなんだなって。私と彼がもしこの先結婚したとしても、世帯は1人のままだし、配偶者なしだし、子どもを授かることもないもんね。うわぁぁ、モヤモヤする。別に悲しいとか病みとか怒りとかじゃない、モヤモヤするだけ。彼を好きになった気持ちは宝物だし、彼との日々も宝物だし、そうやって受け入れた自分も素敵だし、何より彼はめちゃくちゃかっこいい。だから悲しくない。マジョリティ向けの社会で生きるに当たって、なんだかなぁとモヤモヤしただけ。
 潔く本音を言おう。私も彼とイチャイチャしたい!手を繋ぎながら歩きたい。駅の改札前で「まだ離れたくないよ」とか言いながらキスしたい。自販機の前でハグされながら「私だって離したくない」って言われたい。プロポーズの末、結ばれて、パートナーになって、子供も欲しい。みんなみんなずるい!

 はぁはぁ。取り乱してしまってすみません。失礼しました。本当にまとまりのない文章だけれど、つまりはさ、彼のことが本当に好きだから、「普通」に愛し合いたいってこと。私にとってはこの恋愛が普通だけど、世間は違うみたいだから。
 そんなのわかってたし、今までだって悩んで、自分なりに納得して来た。彼と共に生きるにはどうしたらいいか、彼はどう思ってるか対話もして来た。じゃあ、どうしてそんなに荒ぶるのか?...友達におすすめされて少女漫画を読んだから。ほんとしょうもない理由で笑っちゃうね。
 正直言うと私は少女漫画が苦手だ。同じクラスの男の子に恋する心理がわからないし、恋をめぐって繰り広げられる三角関係とか友人との喧嘩そして仲直りとか意味わからない。恋が中心過ぎる生活を送っていて怖い。しかも、なんか将来とかまで悩むじゃん。恋なら恋に集中しろよ、欲張りかよ。 
 ここまで話せば察するだろうけれど、私はジブリで「耳をすませばだけ」は苦手。すごくいい作品で、人気もあるだよね。私には合わないってだけで、作品批判ではないのよ。特に引っかかるのが、雫が呼び出されて屋上で2人が話しているのをクラスメイトが覗くシーン。まず呼び出された時のクラスメイトの反応。ヒューみたいなやつ。覗いている時の「お似合いだね」みたいな優しい空気。羨ましい。私も!彼に呼び出されて!周りからヒューって!言われたい!!恥ずかしくなって、そんなんじゃないとか言いながら彼のところに走って行きたい。
 やっぱりさ、周りに認められたい思いは少なからずあるんだと思う。恋人がいないと思われたまま生きるのが嫌なんだと思う。それは見栄とかじゃなくて。大切な家族や友人たちには本当のこと知ってもらいたいし、みんなのおかげで私は彼といられて幸せであることを伝えたい。祝福されたい。恋人がいないという世間的な事実だけで、私が可哀想な人になるのは、私に良くしてくれる人に失礼だと思うから。
 「恋人がいない=孤独で可哀想」というのが、そもそもちゃんちゃらおかしい。でも今の社会ってそうじゃない?いつかいい人が現れるよとか言ってくるじゃん。でも、私には次元の違う恋人がいて愛し合っている。だから大切な人たちに「恋人いない」という嘘をつきたくない。素敵な人と出会えたの!いつもこんな私を支えてくれてみんなありがとう!って結婚式開きたいね。え、結婚式めちゃくちゃいいな。ほんとやりたい。絶対楽しいでしょ。やるなら相当勇気が必要なのと、友達全員呼べるかっていったら呼べないけど(全員がfセクを認めてくれるわけじゃないと思うから)。いつかやりたいな。

 なんか、こんな感じの考えから、道にいるカップルたちの行動も羨ましくなっちゃうんだと思う。というセルフ分析でした。そして、結果的に結婚式開きたいという自分に出会いました。


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