モモウメがこの世に降臨した時の話
みんなモモウメを見てくれてグラッチェ。
パクチー大好き内Pです。
noteはじめて何書けばええのかわからないんだけど、おっさん頑張ってちょいとモモウメが誕生した時の小噺でも書こうかと思う。
マスクをつけたキャラクターが誕生したわけ
遡ること3年前。
うちの会社でやってる薬剤師のウェブサイトでキャラクターを作ってみたらどうかって話になって生まれたのがモモウメ。
「モモウメって何でマスクつけてるんですか?」ってコメントをよくいただくのだけど、
ここで勘のいい方ならお分かりだろう。
そう、モモウメが「薬剤師」だったからなのである。
当初は名前もモモウメじゃなかったし、色々なキャラの設定があったわけ。
ちなみにマスクもつけてない。笑
こんなんとか、
こんなんとか。
そんな中でキャラ設定も、「薬剤師ってひと目でわかるパーツって何かな」ってたどり着いたのがマスク。
監督・制作で何度も話して、このキャラクターの一番可愛いところはどこかってなって。
「ちょっと小さなマスク」ってのがポイントになった。
それで小さいマスクつけてる2人の薬剤師コンビが誕生したってわけ。
今のOLバージョンだけを見たみんなからすると「なんでいつもオフィスでマスクしとるねん」って思うかも知れん。
実際、薬剤師じゃなくて他の職業に転換するときに制作チームで結構もめたんだよね。
普通に考えたら小さいマスクにする理由ってなんでやねんって思うけど、悩み果てた結果「やっぱこのマスクがアクセントになり可愛い」って結論になった。
作ったはいいものの鳴かず飛ばずの日が続く
もちろん、はじめは誰も知らないモモウメのキャラクター。
動画制作しても、ウンともスンとも言わない。
当初、一番いい再生数でも5000とかだった気がするし、チャンネル登録者も全然増えなかった。
ワイとデザイナーでとりあえずビラでも配ろうかと数百枚刷って、御茶ノ水とか幡ヶ谷とか薬局が集まっている街に片っ端から飛び込みで配ったこともある。
ワイが病院に行く時があれば、ついでに薬局で宣伝したこともあった。
職業の働き方とか、あるあるなどで仕事の合間にくすっと笑えるアニメをつくりたくて。
めっちゃ薬剤師さんにインタビューしてたなーと今書いてると懐かしく感じる。
薬剤師さんの勤めるドラッグストアに行ったり、夕方6時ころ病院前のロイヤルホストに数名きてもらったり、食事会開いて集まってもらったり。
やっぱ直接薬剤師さんに話聞くと、そらおもろいエピソードが出るわ出るわ。
インタビュー重ねまくって、気づいたらめっちゃ薬剤師業界にも詳しくなった。
個人的には「痔の薬を渡す時は気を使う」って話が面白くて、この「おしりの相談篇」も生まれたんよね。
実際にワイも半端なく痔が腫れて尻が崩壊して病院に駆け込んだことがある。
病院の先生はおっちゃんだったけど、看護師さんは女性。
院長がくまなくワイの尻を凝視し、イジイジする間も看護師さんに見つめられる始末。人生で一番恥ずかしかったし、ある意味男になった。
それで拷問は終わることなく、薬局にいき女性だらけの薬剤師さんがワイに痔の「ヌリヌリする薬」を処方してもらったのだが、なんとも行き場のない恥ずかしい体験をした。
これは患者的立場で非常に印象深い体験だったわけ。
今となっちゃ笑える話になったけどね。
そんなこんなで、第一回の記事としてはワセリン並みの薄っぺらい記事だが、少しでもモモウメが誕生したときの話を知ってもらえると嬉しい。
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