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【大学院進学希望者必見】オススメの『研究本』5選

研究の進め方や論文の書き方などを教えてくれる、オススメの書籍を5冊紹介します。
いずれも、私が修士1〜2年に読んだもので、とても参考になりました。
特に、これから大学院生になるという方に、薦めたい本ばかりです。

①小熊英二(2022)『基礎からわかる 論文の書き方』講談社現代新書

1冊目は『基礎からわかる 論文の書き方』です。
社会学者小熊英二さんが最近書かれた本で、
・論文とは何か
・調べ方
・調査設計
・方法論
・構成
などなど、論文を書くために必要な様々なことを伝えてくれます。
ページ数も450ページ超えとボリュームたっぷりで、満足のいく内容となっております。

②石黒圭(2021)『文系研究者になる 「研究する人生」を歩むためのガイドブック』研究社

2冊目は『文系研究者になる 「研究する人生」を歩むためのガイドブック』です。
様々な大学院生と接してきた経験のある著者による、研究者になるためのナビゲート本と言える1冊です。
大学院進学前の受験準備などの段階から、修士課程/博士課程生活はもちろん、研究者となるためのその後の道のりまで、幅広く解説してくれる1冊です。

③上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』ちくま新書

3冊目は『情報生産者になる』です。
社会学者の上野千鶴子さんによる、情報生産者になるための道標を示してくれる本です。
・問いの立て方
・研究計画書の書き方
・情報の収集/分析方法
・様々なアウトプット方法
などなど、情報を生産するためのコツを幅広く解説してくれます。


④岡﨑匡史(2013)『文系大学院生サバイバル』ディスカヴァー携書

4冊目は『文系大学院生サバイバル』です。
タイトルや表紙にインパクトがありますが、内容もこれまでの紹介書籍とは少し異なり、大学院生を取り囲む現状などについても多く触れられています。
少し前の本ではありますが、日本の学問を取り囲む状況について、ザッと把握することもできます。
もちろん、論文の書き方や投稿術なども記載されております。

⑤大上雅史(2021)『学振申請書の書き方とコツ DC/PD獲得を目指す若者へ 改訂第2版』講談社

5冊目は『学振申請書の書き方とコツ DC/PD獲得を目指す若者へ 改訂第2版』です。
学振(博士課程学生への研究費であるDC・ポスドクへの研究費であるPD)の申請書の書き方について教えてくれる、通称「学振本」です。
・学振とは何か
・審査がどのように行なわれるか
・申請書をどのように書くべきか
などなど、細かく説明してくれる本です。
将来、学振に申請したいと考えている人は、読んでおいて損はない1冊です。

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