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ココロが軽くなる世界へのキセキ 〜あなたのその怒り、原因はあなたデス〜

あいつのせいだ…
くそ…

言いにくいんですが、その怒り、あなたが生み出している。

おはようございます。
キセキラジオパーソナリティ兼作家の内倉陽平です。

先日、上長と一緒に社長のところへ。
社長は私の元上司なんですが、どうも上長に疑問を抱いているようなんです。

こいつ、大丈夫か…?と。

何度か私のところにコソッと来て話す中で、しっかりと不信感を感じました。

会社のセールス部門に関わる以上、売上が全て。
20日を過ぎ、月末も近づけば「今月売上いくら?」という意識になる。

普通のセールスマン、なら。


上長は長らくセールスではない部門にいた事もあってか、関わり方が浅い。

よく言えば、部下に任せてくれる人。
悪く言えば、無関心、ノー天気、放置。

明るく、とても良い人なんだが、仕事の方は好みの問題か、向き不向きもあるようだ。

社長が上長に聞きにいく。
「今月はどうなりそうですか?」

私は時差通勤の為、朝イチはまだ会社に居ない。
だから、必然的に上長に質問しているのだが、
あろうことか答えられないのだ。
簡単な事なのに、だ。

そんな事が重なり、
「こいつ、大丈夫か…?」となってきていたのだ。

あるパートナー会社との交渉もそうだ。
関心や危機感がない。
上長にも報告はしているのだが、自分ゴトになっていない。
要するに他人ゴトなのだ。

社長との打ち合わせ。
テーマは「パートナー会社との交渉をどうしていくべきか」

社長との問答の中で、上長にとって自分ゴトになっていない事、「急がなくては!」という危機感がない事、この2つは明らかだった。

報告済の事も覚えていない。
それ、昨日私が伝えましたやん…って事も。

そしてキレたんですね。
逆ギレ。

「いいよ、やるよ!こっちで!」

パートナー会社との交渉経緯を把握しないまま、なかなか的外れな質問をして、全く把握していない事を露呈してしまった上長。

彼にとって、怒りは私に向けたものだ。

おそらく、こう思いながら、抑えきれない感情がチョビ漏れしている。
「まったく、任せていたのに。ちゃんと交渉できないのかよっ?」

でも、ハタから見ると分かる。
その怒りの原因は、あなただ。

報告しているのに、ちゃんと理解しようとしなかった。
責任者として、自分ゴトにしようと努力を怠った。

それが招いた結果なのに、怒りで応える。
本人の中では、しっかり筋の通った、正当な理由のある怒りだろう。

私達も同じような事がないだろうか?

怒り。
その原因を紐解き、辿っていくと、自分につながっていたりしないだろうか?

今回、しっかりとそのつながりが見えてしまって、きっと自分にもあるだろうなと反省し、戒める内倉でした。

目の前で起きる事は、自分が引き起こしている。

ようこそ、ココロが軽くなる世界へ!

それでは、良い週末を(^^)

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