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外語大卒サラリーマン部長は語り始める 〜カッコつけて英字新聞読んでない?外語大生のリーディングで選ぶもの〜


20年前のこと。
私は外語大で英語を専攻していました。

その後、外語大卒というヘビーな十字架を背負い、英語は使う機会もなく、どんどん衰えていきました。
中国向けの仕事をしており、中国語検定2級を持っています。チャットは現地人よりファースト。

ヘビーな十字架って何だ、って?


外語大卒なんだ〜、じゃあ

ペラペラなんだねぇ

これです!



今日も背負って生きてる外語大卒の皆さん。

ハウアーユー?

アーイムファーインサンキュー、エンドゥユー?

中学校、英語の授業。
冒頭のお決まり、でスターティン!

カフェ✖️英字新聞
憧れ、ありますよねぇ。
イケてますよ。

ジャパンタイムスという英字新聞が一番ポピュラー。あとは読売かな。

今年こそ、英語やるぞーーっ!

と意気込んで、買ったことある人もいるのでは?

レベルにも寄りますが、よほど専門的な目的がない限り、ニュースから入るのはオススメしません。
それはリスニングも、リーディングも。

では外語大時代、何を読んでいたのか。
外語大生がリーディングに選ぶもの、とは?

大学で課題図書にされていたのが、これ。

Graded Reader (グレーデッド・リーダー)
と呼ばれる、文庫本サイズのもの。
ジキルとハイド、秘密の花園のような馴染みのある物語がイージー英語で。厚さもちょうどいい。
本屋に行けば置いてあると思います。

こんな感じ。

STAGE って書いてあるのが、レベルです。
グレード分けされた、読み物ですね。

20年前。私はオーストラリアへ1ヶ月短期で留学したことがあるのですが、その時「パールハーバー」の小説を買って、持っていたんです。

泣きましたね、あの映画。

二人の親友。一人が戦死してしまった。
そのあと戦死した親友の恋人と、いつしか親密に…
でも実は…

続きはWebで!


そのパールハーバーの小説、映画観たということで理解しやすいはず!と買ったんですが、まぁ単語が難しいこと。

一行進むのに、何回辞書調べてんだってくらい。調べてた単語どれだっけ?って何度もなり、結局断念しました。
当然ストーリーも頭に入ってこなかった…

話し言葉、書き言葉。
言葉にも新しい、古いがありますよね。

だから一生懸命単語をノートにメモして、語彙を増やしていっても、それが古い時代の書き言葉だったら…

あら、あなた。
小説でもお書きになるの?
言葉遣い、お若いのに、ずいぶん古風なのね。

こんな貴婦人がひょっこり出てきそうです。

日常会話、ビジネスには要らない語彙力。
もちろん文学としての英語、言葉の歴史に触れたいという目的なら良いと思います。

英字新聞を買ってしまった!という、あなた。

額縁に入れてインテリアにするか、恋人が来た時にさっと出すファッションアイテムにしたらどうでしょうか。

もしかして…あなた、探偵さん?


普段読むものは、グレーディッドリーダーをオススメします。

さぁ本屋へゴー!

外語大卒サラリーマン部長、内倉陽平でした。

それでは、今日も最高に大吉な一日を!
すべてうまくいきます。
祝日もカミングスーン!

バーイ!




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