#1 就活生って人間だったんだと思った話
課題とバイトとあれやこれやでバタバタだった6月が終わり、7月になってしまった。
区切りもいいし時間にも心にも余裕が生まれたので、ずっとやりたかったnoteを始めようと思う。
で、一番最初に書かなければと思っていたのがオンライン就活カレッジに参加したことについて。
本当はもっと早く書くべきだったのかもしれないが、振り返って思い出すという機会だと前向きに捉えてつらつら書いていく。
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1.オンライン就活カレッジとは?
私が今回参加したのは株式会社ガイアックスさんが運営するサービスである「オンライン就活」内の「オンライン就活カレッジ」というプログラム。
4日間×4時間のオンライン授業を通じて、ひととおりの就活のいろはのレクチャー&ほかの就活生とのワークを通じての実践が可能。
完全に無料というのが凄いと思う。
次回の開催も決定しているようなので、気になる人はリンクへどうぞ。
(2020/7/7追記 すみません今はまだ開催未定のようです…HPを見間違えてしまいました。)
2.わたしについて
○地方国立大学 芸術系3年
○22卒
○志望業界未定(専門職か一般職かすら決まっていない)
就活を視野に入れ始めて間もない頃、私は何をしたらいいか皆目検討がつかずに右往左往していた。
そんな時、すでに就活を終えた先輩に教えてもらったのが「オンライン就活カレッジ」だった。
『心から納得できる就活』『「本気で」自分と就活に向き合う』…
率直にいうと、最初HPを見て「すごく意識高そう!」と思った。
3.わたしと就活
というのも、わたしはまず就活をしたくなかった。
だってなんだか怖いし、病む程苦しむ人もいるって聞くし、まず自分がやりたいことがはっきりと分からないから、できれば決断なんてしたくない。やりたいことが自然とできるまで、先延ばしにして生きていきたい。
やりたいことが決まったとしてもスキルがなくて落とされたらつらい。
あと日本の就活のシステムがなんか嫌だ。みんな焦ってそのシステムに組み込まれ始めるけど、それって誰のためにやってるの?
実績として留学経験、起業経験、体育会所属の有無をよく聞かれるが、何か一つだけでも当てはまらないと「お前は劣った人間だ」と言われているような感覚にも陥る。起業がそんなに偉いんか。
就活ってなんだ。就活生ってなんなんだ。怖い。意識高い系こわい。
上のようなことを割と本気で思っていた。
そんなことをぐるぐる考えて、そして気づいた。
わからないから怖いんだ。
上につらつら書いた言い訳を見返してみても、「なんだかわからないけど」がすべての文章の前に付きそうなくらい私は無知だった。
英語スキルも「実績らしい実績」もないわたしがこれからバリバリ就活をできるかどうかなんてわからない。
しかし知らないものをイメージだけで判断するのはナンセンスだ、ということくらいはわかる。
こうして無知の知を得た私は、この機会を利用して真の知を得ようと参加を決意したである。
前置きが長くなってしまったが、次項から実際に参加して感じたことを書いていこうと思う。
4.プログラムを通して感じたこと
まず、プロの講師の方々による講座&実践形式のワークはいずれも質の高いものだったと感じた。
・特に西島先生の企業分析講座などは今まで知らなかった情報をたくさん学ぶことができ、意義深いものだった。
・また、ワークの中で印象深かったのは1日目の自己分析コーチングのためのペアワークだ。
ペアをしてくれた方がとても優しく、しっかりと私の話に耳を傾けてくれたことに救われた。また相手方の話もとても興味深い内容で、私の価値観が広がるような忘れられない経験になった。
そうしたことの積み重ねで、当初の目的の「就活を知る」ということに関してはかなり進歩することができたと思う。
加えて、全体を通して感じたことは「就活生って人間だったんだ」ということだ。
当然だろうと思うかもしれないが、本当に感じた。それもこのカレッジの特徴である学生同士の交流機会の多さが要因だと思う。
当カレッジでは本当にアウトプットの時間が多い。事あるごとに一人一人のコメントが求められたりする。
その度に学生それぞれの意見や考え、感想を聞くことができる。
やはり「本気で」就活をしようとしている学生ばかりなので、真剣な眼差しで毅然と発言をしている人が多い。私のようにちゃらんぽらんではない。
しかし、グループワークやペアワークで話してみると雰囲気が和やかであったり、ちょっと抜けていたりする。
そういった就活生の人間らしい一面をたくさん見ることができたことで、「みんな同じ大学生なんだなあ」と身近に感じることができたのが私にとって大きな収穫だったと感じた。
5.まとめ
3日目の西島先生の言葉で忘れられないものがある。
「僕たちはついて来られない人に合わせるつもりはありません。本気で就活をしている人のためにやっているので」
私はここで、ああそうだった、と思った。
ここには「本気」の人たちが集まっている。
じゃあ、私は?
カレッジで講座やワークを「受けさせてもらう」という、どこか受動的な気持ちが残っていた私は考えなければならない。
第一ステップとして今回のカレッジで就活と就活生を知ることができた。
得体の知れないものでもわからないものでも無くなった。
就活は自分のためにするものだと気づいた。
当たり前のことだけど今回ハッとした。
私は、本気で就活して企業に就職することだけが選択肢だとは思わない。
本気で就活を「しなければならない」ことはない。
やりたかったらやればいいと思う。
この社会で生きる方法は沢山あって、その中での生き方を自分で「決める」
そういうフェーズに今私がいることだけは確かだ。
一度決めた生き方で死ぬまで生きなければならないとも思わないが、
私は社会に出たときどう生きたいかということ。
それを決めるためにもこれからの就活を通じて
「人間」と出会うことでいろんな価値観を学び取りたい、と私は思っている。
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最後になりますが、オンライン就活カレッジの運営の皆様、講師の方々、参加者の皆さん
大変お世話になりました。ありがとうございました。
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