1つのテーマで6,000名を集める「提供価値にこだわる」マーケティング施策とは

こんにちは。LayerXのバクラク事業部でイベントマーケティング(セミナー・カンファレンス)やマスマーケティング、パートナーマーケティングを担当している内山(@uchiken)です。

昨年4月に入社してから早いもので1年半以上が経過しました。今回はLayerXが行動指針以外で大切にしている価値観をまとめた「LayerX羅針盤」に記載されている「提供価値にこだわる」と、マーケティングチームでの取り組みを紹介したいと思います。

この記事は LayerXアドベントカレンダー(概念) の42日目の記事になります。41日目はバクラク事業部部長makiさんの「企業文化でオペレーショナル・エクセレンスを生みだす」でした。

LayerXにおける「提供価値にこだわる」とは?

「LayerX羅針盤」P.21より

LayerXでは、ブロックチェーンのコンサル事業が主軸だった時期がありました。
その時期は、お客様から多くのコンサルティングフィーをいただいていたものの、中長期的にお客様の発展に貢献し続けられるか疑心暗鬼になり、結果として事業をピボットすることになりました。
※当時の様子や詳細を知りたい方は、『「売上と提供価値は一致しているのだろうか?」LayerXが陥った“ポジショントーク”と“売上”の罠』の記事をご覧ください。

この教訓があり、プロダクトを提供する過程で「お客様からいただく利用料金以上に価値を提供できているか」を常に念頭に置き、日々事業に取り組んでいます。

「提供価値にこだわる」マーケティング施策とは?

「提供価値にこだわる」ことは、マーケティング施策を実施する上でも非常に重要な観点であると感じております。

ここで、マーケティング施策が提供価値を発揮できている状態とは、「コンテンツに触れた時間コスト以上に何らかの新しい発見がある」ことであると私は考えます。

※左側の提供価値はバクラクのケースを記載

ここからは、2023年10月から導入され多くの企業・個人事業主に影響を与えるインボイス制度に焦点を当てて、提供価値にこだわりマーケティング施策を実施してきた過程を紹介したいと思います。

提供価値にこだわる上で礎となるターゲット・顧客理解

言うまでもないことではありますが、マーケティング施策全般を実施する上でターゲット・顧客理解はかかせません。さらに、「提供価値にこだわる」ためには、ターゲット・顧客の解像度をさらに高く持つことが必要になります。
マーケティングチームでは、実際に下記の取り組みを実施しています。

・インサイドセールスチームからコンテンツ制作 / セミナーのテーマに関するアイディアもらう
・セールスの商談動画を視聴する
・お客様ヒアリングを定期的に実施して多くの方が課題に感じることを仮説立てる
・セミナー中の質疑応答、参加アンケートのコメントから何を疑問に感じやすいかを意識する

どれも当たり前の内容ではありますが、意識して頻度を高く実施することでコンテンツの質の高さに直結すると感じております。また、これらの取り組みは、この後紹介するコンテンツの切り口の広がりにも繋がります。

※「LayerX羅針盤」では、LayerXの本質的な強みとして「凡事徹底」が記載されています。

様々な切り口でコンテンツを展開

先程述べたとおり、インボイス制度は数多くの企業・個人事業主に影響します。そのため、法対応の検討状況などにより、知りたい情報のニーズが多様です。そこで、インボイス制度をテーマに様々な切り口でホワイトペーパーを制作しました。

下記の9本が現在公開されているホワイトペーパーの一覧です。
※オンラインセミナーもいくつかのテーマで実施していましたが、終了しているものが多いため、ここではホワイトペーパーのみ取り上げます。

【決定版】実務対応Q&A付き!インボイス制度 徹底解説ガイド
インボイス制度で変わる業務フローまとめ
「インボイス制度」による請求書受取業務への影響まるわかりガイド
インボイス制度が経費精算業務に与える影響と対応方法
【調査レポート】各社のインボイス制度対応状況まとめ
10分でわかるインボイス制度
インボイス制度と電帳法で注意すべきこと6選(経費精算編)
インボイス制度セミナーをもとに作成!よくある質問厳選20選
バクラクシリーズ インボイス制度対応方針&ロードマップ

実務経験、最新の知識、プロダクトへの反映の3つの観点がある監修

上記のホワイトペーパーおよびセミナーの登壇資料はすべて弊社のドメインエキスパート / PMM マネージャーの簗(やな)が監修しております。簗は公認会計士・上場企業の執行役員・スタートアップCFOの経験があり、コーポレート業務全体に深い知見があります。加えて、インボイス制度に関する書籍や週間税務通信、国税庁のQ&Aなどを通じて、アウトプットのためのインプットを日々行っているそうです。

このように、顧客の実務や取り巻く最新情報を深く理解して作成・監修することで、質の高いコンテンツを提供することができています。
先程記載したホワイトペーパーを一度ダウンロードした方のうち、30%の方は他のインボイス制度がテーマの資料もダウンロードいただいており、目を通した方の満足度も高いのではと感じております。

「提供価値にこだわる」マーケティング施策を継続した結果

結果として、インボイス制度関連のセミナー・カンファレンスの累計申込数は延べ6,000名を突破しました。この成果も「提供価値にこだわる」マーケティング施策を実行してきたからこそだと考えています。

「提供価値にこだわる」はもしかしたらプロダクト開発に必要な考え方で、マーケティング活動ではイメージしにくいかもしれません。
しかし、私はご紹介した一連の活動を通じて、マーケターこそ提供価値にこだわることで幅広く質の高いコンテンツを提供できるようになり、より大きな成果に繋げられるのだと実感しました。

終わりに

今回は「提供価値にこだわる」という視点で、バクラクが実際に行ってきたマーケティング施策を振り返りました。
このnoteを読んでいるマーケターの皆さんに「提供価値にこだわる」大切さが伝わったのであれば、とても嬉しいです。

最後に少し宣伝をさせてください!

バクラクのマーケティングチームでは、提供するプロダクトの増加(今後も継続的に拡大予定)により、人員がとても不足しています。

noteを読んで少しでも興味が湧いたー!という方は、私のTwitter宛にDMまたは、下記よりカジュアル面談を申し込んでください!
お話できることを楽しみにしています!




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