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44. 2022年を振り返る

猛暑。ペットボトルの水は残り僅か。
この砂漠の先に何かあるかもしれない。行き過ぎたら水が足りなくなって危険かもしれない。
共に旅したブラジル人のフランツと僕は進みたい派。フランス人のモードはリスクを避けたい。
良いのか悪いのか、モードを説得して、僕らは未知へと進み出した。
@ナミビア、ナミブ砂漠



クリスマス・イブの朝にも、僕は変わらずにnoteをアップします。
メリークリスマス。

書きたいことはたくさんあるけど、年末なので2022年の振り返りをしたいと思う。


今年は大きく二つの意味で転換の年になった。
一つは、コーチング。ずっと温めていたコーチングスクールでの学びを本格的に始動し、実際に自分もコーチを付け、クライアントを持つようになった。
もう一つは、妻が妊娠をしたこと。(現在妊娠6ヶ月)


転換1.コーチング

コーチング自体は20代前半の頃から「いつかやりたい」と思い続けていて、いよいよ後戻りできない流れの上に乗っかった感じがする。
2019年に基礎コースを受ける前からプロコーチになりたいと思っていたけど、それが加速して行っている感覚がある。

コーチングという点では、二つの側面がある。
コーチングを受ける自分と、提供する自分。


受け手としてのコーチング

マイコーチを付けて継続的にお金を支払って(月に3万円くらい)コーチングを受けたのは人生で初めてだった。
僕は割と現金な奴なので、その目的はクライアント体験を自身のコーチングに活かすためという意識が強かった。
だけど、コーチングを受ける中で、無意識に避けていた過去と真っ直ぐに向き合ってそれを清算したり、先日のnoteでも書いたように自分自身の感覚に良い意味で変化が生まれている。

静かな中にもダイナミックな変化のある、そんなクライアント体験だった。
年始からはコーチとしての幅を広げる意味でも、一旦マイコーチを変えてみる予定。
2023年も、止まらずに進み続ける。


提供者としてのコーチング

昨年までもコーチングを提供してきたし、稀に継続して受けてくれる方もいたけど、どちらかというと「コーチングを提供させてもらっている」という状態だったように思う。

今年は、何の当てもなく「春には有償クライアントを付けたい」という宣言を2月にして、実際に4月に人生初めての有償クライアントを持つことができた。
自分自身、コーチングを学びながら、クライアントとして経験しながら、等身大で何とか真っ直ぐに誠意を持ってコーチングを提供してきたつもりだ。

コーチングセッションの後に「あー、全然ダメだった」と強く反省した回数も少なくない。
だから、”無理に継続しなくてもコーチを変えることも良い選択肢の一つだ”ということを、正直にクライアントの方々にお伝えしたこともある。

それでも、なんとも有難いことに今コーチングを受けて下さっている8名の方々は、全員がこのコーチ・クライアントの関係を続けて下さっている。
「むしろある一定期間で終えた方が良い」など色々な声があるのはもちろん承知しているけど、少なくとも大きな不満を抱えて離脱するような方が出てきていないのは、僕のコーチングのスキル云々以上に、彼ら一人ひとりとの関係性のお陰であるような気がして、おこがましいけど僕はとても嬉しい。

2023年にはプロ資格(CPCC)の取得を目指しているので、後退することなく常に前に進み続けたいと思う。


転換2.妊娠

元々30歳くらいには結婚したいと思っていた。
そして、31歳くらいで子どもがいたらいいな、なんて思っていた。
だから、世界一周も28歳で帰って来るよう計画にしていた。

でも結婚は相手あってのことだし、思うようにはいかないからこそ人生。
34歳になる2021年に素敵な女性と結婚し、今年の4月に初めての妊娠があり、5月に初めての流産を経験した。

流産は夫婦にとって辛い経験だったけど、8月にまたお腹に命が宿ってくれて、今は服の上からでもわかるくらい、妻のお腹は大きくなった。


自分一人なら、人生はどんどんコントロールしやすくなって、快適な状態を作りやすくなるものだと思う。
そんな人生も良い。

一方で、誰かと結婚することや、子どもを持つことは、そんな人生の反対を行くような選択なのかもしれない。
コントロールが効かず、不確かな部分が大きく、経済的な面でもかなりの割合を占める。

だけどなぜだろう僕は今の妻との結婚を望み、そしてまだ女性と付き合ったことすらなかった中学生の頃から、いつかは父になることを望んだ。

わからないけど、人は、少なくとも僕は、自分自身の快よりも、歳を重ねる毎に誰か大切な人が喜んだり成長していくことに幸せを感じるようになっていくのかもしれない。

僕は、僕の人生を思いっきり味わっていきたいと思っているけど、それと同じくらい子どもや大切な人の人生の質感や香りや変化を感じ取りながら、豊かに生きていきたいと思う。


最後に

今年の締め括りについてもう少し書きたいけど、このnoteはもう随分長くなってしまったので、それについては大晦日のnoteに委ねたいと思う。

素敵なクリスマスをお過ごしください。



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