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学ぶ・働く、を生活の中に

これからの時代の学び方、働き方は、今までとは変わってくるかもしれない。
もっと言うと、それが本来の在り方なのかもしれない。

せっかくある程度の部屋数もある古民家に移住してきたので、最近は外国人を家に泊めてる。
僕も世界一周中に何度か利用した、Couchsurfingというサービスでは、旅行者と現地の人が気軽に繋がれる。
“ローカルを楽しみたい派“の旅行者が、“多様性や刺激が欲しい派“のホストに宿泊のリクエストをするというのが、このサービスのメインどころ。

僕は一人暮らしの時にも何度か外国人を泊めたことがあるけど、初めての経験だった妻にとっても、刺激的で楽しいと言ってくれてる。

武蔵小山に住んでた時に、ペルー人のラガーマンと学園祭に行ったり、飲み歩いたり楽しかったな。

本当は他の人にあげる予定だったのに、仲良くなり過ぎて「お前にもらって欲しい!!」と強引に渡された、浮かれ過ぎの被り物


学ぶこと

学ぶってどんなことなんでしょうね。

小中学生の頃の感覚が未だに体に残っているのか、僕は“勉強する“という言葉があまり好きじゃない。
やりたくもないことを、ただ記憶の中に刷り込むために机に向かうような、そんなイメージが消え切ってない。

中学生の頃、英語の必要性がわからな過ぎてほぼ全く勉強しなかったので、中1の1学期の英語の成績は5段階中2だったことに内田家の全員が度肝を抜かし、当の本人だけキョトンとしていた。子ども過ぎて成績が未来や人生にどう繋がるかわからなかった。

だけど、本当は学ぶことは楽しい。
興味の湧いたことに、純粋に好奇心を向けて、何かしらの行動をしていく。
その先に、知識や能力や考える力が付いていく。
ただそれだけだと思う。


英語って、なぜかインテリなイメージありません?

人は想像がつきにくいものや自分から遠いものに対して、難しさを感じる。

例えば日本で普通に生活をしている限り、英語を話す機会は滅多にない。
自分の世界には日本語しかないのに、いつか英語を話せている自分を想像することは難しい。

それに、英語を話せる人は、レベルの高い大学に行くために留学に行ったり、外国人と働くために身に付けるような、インテリなイメージがある。

例えばアメリカ人なら誰でも話せる、ただの言語なのにね。


僕が選びたい学び方

学ぶことに関して、先程こう書いた。

興味の湧いたことに、純粋に好奇心を向けて、何かしらの行動をしていく。
その先に、知識や能力や考える力が付いていく。

学ぶプロセスとしては、興味が湧く→好奇心を向ける→行動する の3ステップ。
ガリ勉インテリを目指すのではなく、さかなクンタイプを目指したい。対象はスポーツでも芸術でも、本当に好きなものなら何でもいい。

(ここでは英語を取り上げているのでそのことについて書いていくけど、)英語に興味を持ち、身に付けていくために、外国人を泊めるのは良いアプローチだと思う。

言語だけでなく、様々なバックグラウンドを持つ大人と関わることで、娘も僕も世界が広がるし、その先に好奇心が育まれていくのだと思う。

子どもが新しい言語を習得していくという観点としても、自分が起こしたアクションに対するリアクションがとても重要らしい。(だから英語の本や動画だけでは話せるようにはならないらしい)
だから、外国人の大人と関わるのは凄く良い効果があると思う。

僕が選びたい学び方は、

必要だから勉強する ではなくて、

経験してみたら楽しかったから、興味が湧いて、もっとやりたくなった という感じ。

(瞬間的には必要性のために勉強する、でも良いけど、そればかりにしていては個性や感性が損なわれる気がする)

僕はそんな風に暮らし方をデザインしていきたい。
それはとってもエコだし、健全な気がしている。(それが一般的かどうかは置いておいて)ちなみに、旅行者も楽しみつつ、経済的にもエコなのが大きな嬉しいポイントの一つでもある(笑)


・・・ここでは英語について書いているけど、それ以外のことでも何でも生活に溶け込ませることができると思う。
例えば、さかなクンは魚の前にタコに興味を持ったらしい。そして、さかなクンのお母さんは、なんと1ヶ月間毎晩夕飯にタコを出したのだとか。

さかなクンの自伝。子ども時代のさかなクンの話が特に面白い。教育の参考にもなる。


働き方

一般的に、学校を卒業したら仕事をするように、子どもにとっての学ぶ行為は、大人にとっての働く行為に置き換えられるとも言える。

働き方も学び方と同様に、価値観や喜びを軸にしたい。
誤解を恐れずに言えば、生きることが働くことを包含しているような。

先日ツイート(Xになった今、何て言うのが正解?)したけど、自分にも誰かに対しても、"自分らしく生きていこうぜ"的なマインドが常に僕の中にある。

自分の価値観や生き方と区別されたライスワークではなく、自分の中心から湧き出る行動が誰かにとっての価値になり、そしてその内のいくらかが僕ら家族が生きていくための貯えになる。
そんな生き方、働き方がしたい。

まだしっかりとは掴めていないけど、こっちの方向でも生きていけそうな、そんな手応えも感じ始めている。


新しい世界

先日、コーチ仲間がオープンしたフリースクール兼カフェに遊びに行ってきた。
千葉県茂原市にある、Study Baseという場所。
代表を務めるのは、元教員のひかるさん。

撮影もさせていただきました!

以前から何度か刺激的な会話をさせてもらっていて、今回も子どもたちが本当に好きに学べる場を作っているのが伝わってきた。


そんな風に、自分の価値観を軸にして、思いっきり生きることが仕事にも繋がっているような、そんな人が増えていっている気がする。

コーチングを通して、そんな生き方・働き方をしていく人が増えていったら、きっとその人自身の人生が豊かになるし、それだけじゃなくてその人がもたらす周囲や世界へのインパクトもより大きくなるはず。

*2020年にそんなことを書きました。


今は変化の激しい不確かな時代かもしれない。
だけど、人生を選択できる可能性の大きな時代でもある。

これまでのステレオタイプな生き方はある意味では安心かもしれない。
だけど、人生はもっと自分らしく生きられるし、それが豊かな人生、豊かな社会を創っていくのだと僕は信じている。

だから、僕はこれからも“自分らしく生きていこうぜ“的なマインドで、思いっきり生きていきたい。


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