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31. 現在地 〜上級コース開始2ヶ月前〜

温泉がある、という話を聞きつけた。
その温泉へ向かうバスの中で、11歳の少年ダニエルと仲良くなり、なんとそのまま自宅に招かれ1泊させていただいた。
黒い大きなレトリーバーと、白い猫と、オウムのいる家。(写真は温泉近くのロッジ的なところで、彼らの家ではない)
旅の中でのこういう出会いは、凄く嬉しいし今でも大切な思い出の一つ。
@コロンビア、ポパヤン



コーチングスクールの総仕上げである上級(プロフェッショナル)コースは11月28日からスタートすることが決まった。
来年5月には全工程を終え、あとは試験をパスすればプロ資格が発行される。多分来年の夏頃。

ところで、先日知見を広げるために他のスクールの方のコーチングを受けてみた。
「プロ資格が取れたらウキウキしますか?」という問いに対して、「あまり特別な感情はありません」といった旨のことを話した。

それは、プロ資格を取ることがゴールではないし、これまでもこれからもずっと緩やかな上り坂を進み続けることがわかっているから。
だから、上級コースで学ぶことも、プロ資格を取ることも、ただの通過点に過ぎない。

でも、通過点でももちろん価値は大きいし、通過する前であっても身の丈に合った精一杯のことをしているつもりなので、今や過去を卑下するつもりもない。
その時のフェーズでできることを、誰かのために行い、そして自身も成長していく。そういう進み方でいい。




最近感じるのは、人生の多くのことがコーチングに繋がっているんだなということ。

僕は小さい頃から常識を疑って、自分が納得できる考え方を掴むようにしていた。
中高生の頃はグループに属さずにみんなと分け隔てなくフラットに接していた。
大学生の頃から今も尚、自分の考えや感覚をしっかり掴むために、深い内省をするような文章を書いている。振り返れば、セルフコーチングになってる。
世界一周をして多様性に触れ、そして自分はどう在りたいかを考えていった。
前職では仕事に対する考え方は合わなかったけど、それでもビジネススキルやビジネスマインドは大いに勉強させてもらった。

あんまり運命論的なことを言うタイプではないんだけど、僕はコーチになるべくしてなったんだと思う。
「良い父親になりたい」以外に自分の夢を持ったことがないけど、コーチングは僕の価値観のど真ん中に来た。
偉そうに聞こえるかもしれないけど、多分コーチング側も僕に出会うべくして出会った。




今、6名の方に継続的にコーチングをお届けしている。

・100%クライアントの為にコーチングをする
・プロとして活動する

まだまだコーチとしての道のりは長いけど、僕はこういうスタンスで活動している。
今コーチングで食べている訳ではないけど、Twitterの発信でも、コンテンツ作りでも、自身の在り方でも、もちろんクライアントとの関わり方としても、プロ意識を持ってやっている。
「まだ腕を磨いてる途中だから」なんて曖昧な逃げ腰にはならない。だって、目の前のクライアントは本気で人生に関わっている。だから、僕も全力で関わる。

今は兼業だし、11月からは上級コースが始まるので、どれくらいの方と継続できるか、正直十分には見えていない。
最低でも5名との継続は必要だけど、多分会社の仕事と上級コースでのクラスを考慮すると10名くらいが上限じゃないかと思う。

2・3ヶ月前までは、有償での継続クライアントを見付けることが凄く難しかったし、集客が課題だと感じていた。
だけど、プロ意識を持って、100%クライアントの為にコーチングをすると決めてからは、コーチングを必要とする人と自然に繋がれるようになってきた気がする。

今の継続クライアントは6名だけど、最近サンプルセッションをさせていただいた2名の方からもかなり前向きなリアクションをいただいている。
どちらとも契約となれば上級コース開始2ヶ月前にして8名のクライアントになる。
だから、今の段階では集客は最重要課題ではない。腕を磨くことが一番大事。


まだまだ道半ば。
というか、ずーっと道半ばなんだと思う。
だけど、ここまで来れたことに少しの誇らしさを感じるし、より一層価値のあるものをお届けしたいという気持ちになる。

これからも、この道を進み続けます。


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コーチングのサンプルセッションはこちらから。

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