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2カ国語の習得~ある中華系シンガポール人の場合~

第二言語のレベルはそこそこで良い、という結論になった。

今3泊ほど泊めてるシンガポール人のAnelliaは中華系。家では中国語を話し、普段(第一言語) は英語とのこと。
幼少期から日常的に中国語を話している彼女でも、深い会話は難しい(出来ない)らしい。

このnoteの内容を元に、動画、音声でも撮ってみました。
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0点を50点とか70点にするのはそこまで大変じゃないけど、70点を95点以上にするのは相当な労力がかかる。言葉を選ばずに言うと、コスパが悪い。

僕は生活も仕事もまあ問題ないくらいの英語力はあるけど、深い会話を自由に出来るほどの英語力はない。だから、深い会話もしっかりできるようになりたいと思っていた。だけど、Anelliaの環境でさえ中国語での深い会話が難しいというのであれば、僕が英語で深い会話が出来るようになる日は、かなり頑張ってももしかしたら来ないかもしれない。(しかもAnelliaはかなり頭も良いので尚更、、)

ということで、僕の場合は英語をこれ以上伸ばすよりも、新しく中国語などの他の言語を50点にする方が面白そうだし価値がありそうだと思った。(耳障り的にも話者数的にもスペイン語は好きだし、世界一周中は旅行スペイン語くらいは身についたけど、中南米が物理的に遠過ぎる)

育児にもこの考えは取り入れたくて、まずは日本語をしっかり身につけてもらいたい。
二つの言語を同じくらいの伸ばそうとした時にどちらも90点以下になる、みたいな"ダブルリミテッド"の問題があるので。
深く思考するためには言葉が必要で、それはどの言語でも一つあればいいということらしい。

ヘレン・ケラー

余談だけど、目と耳の不自由だったヘレン・ケラーは、サリバン先生と出会って世界を認識し、言葉を覚えていくまでの幼少期の間は動物的な在り方だったらしい。
これは、言語だけの問題ではないけど、何かを認識することや、言語を通して考えることが、理性的で知性的な存在へと押し上げていくのだと思う。
言語があって初めて複雑に思考できる。

今後の方針

自分は(気が向けば)中国語を勉強して、
娘は日本語を中心に置いて、遊び程度に英語にも興味持ってくれたらいいな、くらいがいいかな。
妻にはもうちょっと英語頑張ってもらいたいな~(笑)こうして時々外国人と一緒に生活する訳なので。外国語は普通に楽しいしね。


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