僕がコーチングをしている理由

このNOTEでは、僕がコーチングを行っている理由について書きたいと思います。

 
コーチングはコミュニケーションなので、コーチとクライアントの相性が大切です。
相性の良し悪しを想像するためにも、コーチがどのような人で、どのような思いを持っているのかを知ることは、より良いコーチングに繋がると思っています。
僕の文章を読み、もちろん「ちょっと合わないかも」と思う人もいると思いますが、「この人なら良さそうかも」と思って下さる方がいらっしゃったら、何よりです。
 
結論から書きます。僕がコーチングを行っている理由は・・・
 
・人々が幸せになる為
・これからの時代に求められるものだから
・僕が世界に与えられる一番のこと
・人生の共有が僕の大きな喜びだから
 
 
少し長くなりますが、もう少し具体的に書いてみますね。

【幸せについて】

 最初から随分大それた話になってしまいますが、僕は人が生まれてくる目的は「幸せになるため」だと考えています。
 
では、幸せとは一体なんでしょうか？
どうしたら感じることができるでしょうか？
 
 
今から数十年前までは、十分に物が手に入らない時代だったと思います。
美味しい食べ物、乗り物、今では当たり前になっている家具家電。
そのような時代は、何かを「得る」ことで、それなりの喜びを感じることができたでしょう。
つまり、「幸せの一般論」が成り立ちやすい時代だったのではないでしょうか。
 
それに対し、現代はどうでしょう？
もちろん、ほとんどの人にとって、何もかもが手に入る訳ではありません。
だけど、少なくともここ日本では、物やサービスに溢れ、多くの人々が必要なものを十分手に入れられているのではないでしょうか。
 
今、物を得ることによる喜びは、どの程度でしょうか？
個人差もあるとは思いますが、僕は物を得ることでは大きな喜びは感じることができません。
 
既に、物やサービスを得ることで感じられる喜びは、飽和状態に近くなっていると、僕は思います。
それに加え、目まぐるしくこれまでの常識や文化が変わっていく時代です。
このような時代では、個々人がどのような価値観を持ち、どのような未来を想像し、自分の人生を歩んでいきたいのかを大切にすることが、自分の幸せに繋がると信じています。
 
「これをやったら幸せになる」だとか、「結婚したら幸せ」とか、「出世したら幸せ」なんてことは、もうわからない時代です。
他人に倣うことだとか、一般論に従うことは、あなたの幸せを保証してないのです。
 
大切なことは、あなたがあなた自身のことをしっかりと理解してあげることです。
そして、自分の価値観に合った人生を歩んで行くことです。
 
コーチングでは、その為のお手伝いができます。
これが、僕がコーチングをしている一番の理由です。
 
（それに、僕は盲目的に常識に従うことや、人にとやかく言われることが好きじゃないのです。）

【世界へのインパクト】

 僕は、ただ純粋に、クライアントの人生が良いものになればいいなと思っています。
ただそれだけの為にコーチングをしています。
しかし、コーチングを通して得られる結果は、クライアントの人生が良くなることだけではないと考えています。
 
“世界”という書き出しは少し大袈裟に感じるかもしれませんが、あなたが少しだけ幸せになることが、既に世界を良くしていると、僕は思います。なぜなら、あなたは世界の一部だからです。
また、たった一人が、ほんの少しでも自分の価値観に従って充実した人生を歩もうとした時、その人の姿勢に誰かが影響を受けたり、その人の活動によって世界に何らかのプラスのインパクトが与えられると思います。
 
そのインパクトがどれくらい大きなものかを測ることができません。
ですが、僕がコーチングを行うことで、間接的にでも世界を良い方向に向かわせることができる可能性があるのなら、それはとても素晴らしいことだと思っています。

【僕にとっての喜び】

 コーチングを行うことは、僕にとっても喜びです。
これはコーチングを始める前から期待していたことですが、実際にコーチングを始めてみると、その喜びは想像以上に大きなものでした。
 
話は、僕が20代半ばだった頃に遡ります。
僕は26歳からの約1年半、単独で世界一周の旅をしていました。
多様性（それぞれの場所・人にとっての当たり前）に興味があったからです。
 
その中で、トルコの酪農場で1ヶ月間働いたこともありますし、10人以上の現地の方々に泊めてもらったりもしました。
 
特に印象的だったのは、ベトナムで出会ったカメラマンと、デンマークで出会った医師です。
彼らには3泊くらい家に泊めてもらったのですが、二人に共通していたことは、人との繋がりをとても大切にしている、ということでした。
 
カメラマンのAndyは街中に多くの友人がいて、友人がオーナーを務めるカフェに行ったり、ツアーガイドの友人と旅人数名で、食べ歩きのナイトウォークをしたりしました。
 
60歳を越えるその医師は、以前は国境なき医師団で働いていましたが、数十年振りに地元の街に帰り、今では特に仲の良い3名の友人と毎週火曜日にホームパーティをしています。
週替わりで開催する家をローテーションしていきます。
 
そこで見た彼らの表情は豊かさに溢れていました。
そこには、「自分個人」の人生だけでなく、「大切な人との人生の共有」とも呼べるような関係があるように感じました。
 
 
人の価値観や幸せの定義はもちろんそれぞれです。
ですが、この「人生の共有」が僕の人生にとって、とても大切なものだと感じたのです。
 
もちろん、僕は家族や友人を大切にしていきたいと思っています。
ですが、それだけでなく、コーチングを通して人々の人生の大切な部分に触れさせてもらい、一部分でもその人生を併走していけたら、僕の人生はもっと豊かになっていくと思うのです。

【最後に】

 人々が自身の価値観に合った人生を歩んで行くことで、充実感のある幸せな人生にしてもらいたい。
それは、今の時代に求められていることであり、おまけに世界にもポジティブなインパクトを与え、僕自身も喜びを感じることができる。
 
ここに、強い肯定感を感じています。
 
これが、僕がコーチングを行っている理由です。

 
 
◆ご案内◆

 
2020年6月現在、会社員として働きながら、コーチングをしています。
今後のことは未定ですが、現在100時間の無料コーチングを実施しています。（2021年の初め頃に100時間に達する見込みです。）
 
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