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和ろうそくの楽しみ方①〜芯切ってなに?〜

みなさんこんにちは!先週まで3回に渡ってハゼノキの紹介とハゼノキの成長記録を紹介していました。ここから「ハゼノキを育ててお前は具体的に何をするんだ?」という話になるのですが……いったんそれは置いて今週からしばらくは「和ろうそくの楽しみ方」を紹介していこうと思います!前回のハゼノキの成長記録はこちらから。ぜひ読んでみてください!

それでは「和ろうそく」の使い方をご紹介していきます。そんなの火をつけるだけでしょ??と思われるかもしれませんが、そこは「和ろうそく」の簡単なルールがあったりします。ちなみに。。。この記事リメイクです。少し内容を変えてますのでぜひ最後まで読んでみてください!

■楽しむたのめ事前準備

まずは普段私が使っている道具を紹介します。基本的にはこの5つだけです。実は6つ目がありますがそれは来週ご紹介します!今回の主役は⑤の「芯切ばさみ」ですが、まずそれぞれを紹介していきます。

①和ろうそく:もちろん主役はこの子!
②燭台:和ろうそくは燭台にのせて使います
③チャッカマン:マッチとかでも良いですね 
④芯壺:芯切で切り取った灯芯を入れておきます。 ⑤芯切ばさみ:伸びてきた灯芯を切り取ったり、火を消したりするときに使います(普通のハサミでも代用可能ですよ)

それでは火をつけていってみましょう!!

■火のつけ方と芯切ばさみの使い方

①②灯芯穴を使って燭台にセットします。燭台の芯の大きさと灯芯穴がアンバランスだと蝋だれの原因になります。サイズに合わせた蝋台を準備すると最後まできれいに燃えてくれます。
③④⑤着火します。灯芯の先端まで蝋がついているので芯切で少し削ると着火しやすくなります。
⑥しばらく「和ろうそく」をたのしみましょう!
⑦⑧⑨しばらくすると残った灯芯が長くなってきますので、芯切ばさみを使って灯芯を切り取ります。灯芯を切って1〜2cmほど残しておくときれいな炎が持続します。これを「芯切」といいます。

■芯切に思う灯芯の可能性?

和ろうそくの使い方ではやはりこの「芯切」が特殊です。実は「洋ロウソク」ではこの芯切が不要です。これは灯芯の違いによるのですが、以前「洋ロウソク」の灯芯に関して『実はこれ画期的』と書いたのはこの事です。

「和ろうそく」は灯芯が燃え尽きないので残ってしまいます。放って置くと下に落ちて危ないため「芯切」が必要になります。一方で「洋ロウソク」の灯芯は燃え尽きるため「芯切」は必要ありません。(煤の多さはこれに起因している?)さてやっぱりこのあたりに和ろうそくがまだまだ進化できる可能が眠っている気がしませんか!

さて、今日は芯切を中心に「和ろうそく」の使い方を紹介してみました。わりと簡単だと思いませんか?さて、来週からも引き続き「和ろうそく」の楽しみ方を紹介していきます。お楽しみに!

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