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【#4】読書記録600冊チャレンジ 『暮らしを変える書く力』

こんにちは。

最近「書く」について本気で学んでみたいと思うようになった。

ブロガーとして大活躍されているマナブさんは、たくさん本を読むと気にし過ぎて何も書けなくなると動画でおっしゃっていた。

だから文章術の本は今まであまり読まないようにしてきたけど、僕の場合はプロの方々のいろんな考え方を知れてとても楽しい。

自然と文章力の向上につながる気もするので、試しに最低10冊は読んでみる。

今回、4冊目に選んだ本はこちら。

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筆者について


筆者はフリーライターとして活躍していらっしゃいます。

現在、いろんな書籍や雑誌で執筆中。

ムック本の「暮らしのおへそ」「大人になったら着たい服」(ともに主婦と生活社)では企画から編集までを担当し、多彩な才能を発揮されています。


内容


今やSNSで、多くの人が情報発信するようになった。

そんな世の中だからこそ、言葉を使ったコミュニケーションにますます重きがおかれている。

この本では、文章を通して相手とよりよいコミュニケーションを取るための心構えや方法が書かれている。

メールの文言1つとっても、相手に響く文章とそうじゃない文章との違いがなんなのか明確にわかる。

特別なスキルは必要ない。

教科書的な「正解」がいいのではなくて、いかに「心を込められるか」が大事なんだと実例を通して学べた。

文字を追っているとまるで対話してるかのような感覚に陥り、あっという間に読み終わった。

プロのライターの書く文章は飽きさせないし、引き込む力がある。



心に残ったトコロ


「その人のことを本当に知りたいと思うこと」なんじゃないかと思います

筆者は著名な方にインタビューをされることがあり、これは話を引き出すコツとして書かれていた。

インタビューしてる相手が話す1言1句に、その方が生きてきた何十年という背景がある。

それに思いを馳せながら少しづつ深掘りしていくと、その人が持つ本当の言葉に出会えるということが書かれてあった。

「焦って余計なこと考えてたな」

沈黙や会話が途切れることを恐れている自分が、相手の話を深く聞けなかったことに納得した。

自分に関心を持ち、深い話まで引き出してもらえる聞き手と出会えることは
さぞ嬉しいものだろう。

男性は話を聞いて欲しくて、夜のお店に高額なお金を払ったりするくらいだから。


感想


ちょっとしたことで、相手の印象はガラッと変わるんだと改めて思った。

この本は「書く」についての本だけど、「コミュニケーション」を学ぶ本でもある。

「書く」のはあくまで「人間」に対してだから。

そういえば、コミュ力の高い人の文章は読みやすいしわかりやすい。

「話す」と「書く」には相通ずるものがあるのだろう。

『暮らしを変える書く力』というタイトル通りの本だった。



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