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【ビジネス本書評600分の20】お金を笑わせろ 小池浩著

・お金を使う時ってあんまりハッピーな気持ちじゃないなぁ、、
・お金の心配なく楽しく過ごしていきたい
・お金は感謝して使えば増えるなんて信じられない、、

上記のようにお思いの人にオススメなのが本書。

ボクは、筆者の本を以前にも読んだことがあってタメになった。
新刊本が出ているのを見つけて、思わずポチった。

筆者は事業を営みながら、2000万円の借金を抱えてしまう。
しかし、お金との向き合い方や考え方をガラッと変えたことでわずか10年で借金を完済。

今では愛する家族と平和に暮らし、好きな仕事をしながら多くの人たちの悩みを解決したり成功をサポートしている。

ボクは幸いなことに、筆者のように苦しい状況にいるわけではない。
だけど、お金を払うときはネガティブな感情になりがちだし、将来の不安を感じることも多い。
不安の原因を考えると8割から9割は、お金に関することだ。

筆者は、不安を埋めようと働いたりお金を稼ごうとするから、いつまでも不安な状況が続くという。つまり、お金持ちになれないということ。

引き寄せの法則と同じで、不安な気持ちでいると不安になる出来事を引き寄せるのと同じだ。

「少しでもお金とうまく付き合えるようになって、本当に心満たされることだけにお金を使いたい」

そんな思いで、本書を手に取った。




筆者紹介

小池 浩(こいけ・ひろし)
心理セラピスト。インディゴッド仙台代表。16年前、念願のアパレルショップ経営のために負った借金が膨れ上がり、2000万円(うちヤミ金600万円)に。自己破産しか道がない状態に追い詰められたとき、宇宙とのつながりを思い出す。言葉の力を使って潜在意識を浄化し、宇宙からのヒントを指針に宇宙に望みを「オーダー」しはじめてから人生が激変。アパレルを撤退して始めたブレスレットショップが話題となり、一気に人気店に。9年で借金を完済後、収入は増える一方。愛する妻と2人の娘とともに、楽しく願いをかなえる毎日を過ごす。宇宙のしくみを伝える講演を行いながら、お金や経営の問題で行き詰まる人たちに向けたセッションも数多く行っている。


内容紹介


この本は借金2000万を抱えながら結婚しながらも、わずか9年で借金を完済した筆者がお金との付き合い方を教えてくれる本。

書いてあることはどれもオリジナリティに溢れるものばかりで「マジ?」って思いながら読んだ。以下の5章構成。

・お金を崇めたてまつるな
・お金には「城」と「思い出」を与えろ!
・堂々とお金を招き行動しろ!
・お金が笑う「使い方」をしろ!
・お金の呪いを解いてやれ!

タイトルを見ただけでは「ん?」って感じではないだろうか。

だけど、筆者が実践してきたものばかりなので効果は折り紙付き。

タイトルにもある「お金を笑わせる」とは、お金が「そんなふうに使ってもらえるとは笑」と思わず笑ってしまう使い方のこと。
つまり、自分も世の中も最高にハッピーにしちゃう使い方。

そんな風に使ってもらえたお金はまた必ずあなたの元へ帰ってきたいと思い、仲間を連れて帰ってきてくれるという。

お金とはお楽しみ券のようなもの。
・感動するようなものを見たり、夢だったことを体験することに使える「初体験券」
・誰かをとことん喜ばせる「プレゼント券」

お金に対してネガティブなイメージがある人もいるでしょう。

だけど、本書を通してお金を通してお金の概念を変えていける。


心に残ったところ


人生とお金とは、天秤にかけられません。だって、どこまでいってもあなたの「人生さん」が最優先

人生とお金。
資本主義の現代では、切っても切り離せない関係。

時に、お金が原因で不安や心配になったり争ったりしてしまう。
人の悩み事の8割くらいはお金で解決できるとも言われる。

それだけお金は大事なもの。しかし、最も大事なのは自分の人生。

「お金がある人生は幸せ。ない人生は不幸。お金さえあれば幸せになれる。」

お金に振り回されることはない。
お金を手に入れようと、来る日も来る日も苦悶する日々は、まさにお金に人生を乗っ取られている状態。

お金がないことを理由に幸せになることを諦めていたと筆者はいう。

しかし、「お金があろうとなかろうと自分の人生を幸せにする」と覚悟を決めてからは金運が上がっていったとか。

自分を振り返ってみても、お金をだらだら使ってしまう時って、寂しさとかストレスを埋めようとしてた。
あとは誘惑に負けてしまうとか。

つまり、お金と真剣に向き合っていないのが原因の一つだった。


私がもっと稼げば、世界じゅうの人が幸せになれる」と、いくらでも稼げるマインドを持ち、経済活動を継承させていくことができるのだと思います。


海外では、収入の1割を寄付する文化があるところもある。

寄付をすることで、自然に他人の幸せを願えるようになるならドンドン寄付をするとGOOD。

だけど、もし心がざわついたりネガティブな気持ちになるなら無理に寄付しなくていいという。

お金はあくまでも、あなたに喜んでもらいたくてやってきているのだから、気持ちよく寄付できるときにすればいい。

ボクは寄付に対して、あまりいいイメージを抱いていなかった。
他人の前に、自分のこともっとちゃんとしないとな、と思っていたから。

だけど寄付って、自分本位な考えから他人に思いやりの心を持てるようになるきっかけなのかもしれない。

お金を通して社会にも貢献できるし、マインドが変わってより社会の役に立つ人になれる可能性もある。

成功者には寄付をする人が多いし、徳がある人物が多いのも納得。

金額に関係無く、寄付をやってみるのも面白い。


まとめ

「お金さんを笑わせる使い方って、今までどれだけできていたんだろう、、」

お金の使い方は以下の3つに分けられる。
・消費
・浪費
・投資

本書で言っているのはまさに「投資」のところ。
お金を笑わせる使い方って、夢のような体験をしたり大好きなあの人を喜ばせたり知らないことを学んだりするとき。

つまり心から幸せな気持ちになれたり、ずっといい思い出として心に残るような使い方。

人生にはステージがあるが、どこのステージにいようと考え方と行動を変えれば明日から変われる。

本書を読んでボクは、これからいい気持ちで寄付をやっていくことにした。
寄付をするたびに、もっと稼いで世の中の役に立とうと思えるようにしようと。

世の中も良くなるし、自分ももっと成長できる。

本書を読んで、お金に対する考え方が変わった。
筆者に感謝したい。




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